2017年9月24日日曜日

Autumn

 「秋の日のヴィオロンのため息の身にしみて、ひたぶるにうら悲し..」ポール・ヴェルレーヌ 詩。上田敏 訳。渓流釣りの季節も残すところ7日「ひたぶる(ひたすら)うら(心のうち)悲し」い時期でもある。この時期、釣りに行って薄暗くなる午後5時頃にその思いが頂点に達し、身にしみて深まるのである。ロッド製作も同じようなもので、作っているときは夢中で心も弾み楽しくとも、出来上がってしまうと一抹の寂しさが訪れる...秋の日の竿屋のため息...さてと、今日は釣りに行こう!

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