2014年10月4日土曜日
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なぎら健壱「町の忘れもの」ちくま新書・2012年初版・・昔の東京が展開する。東京が変貌したのは昭和39年(1964年)「東京オリンピック」の前後だと思う(いまはもっとだけどね)それまで町には戦災に遭わなかった建物がまだまだ存在していた。著者とほぼ同時代に東京で少年期を過ごしたので、書いてあることが全部わかっちゃう。そうだ、そうそうと思い出しながら本のページをめくると子供の頃の情景が蘇る(笑)防火用水のくだりでは、コンクリート製のヘチ(5センチ幅くらい)に乗るバランス遊びで落下し、半ズボンから出た足をズルッと怪我をしたことまで思い出しちゃった。「防」「火」「用」「水」と漢字で書かれ、正面に埋め込また白いタイルに自分の血飛沫がしばらく残っていたな・・昔の東京の記憶を追った、なぎら本とバーボンウィスキー「ANCIENT」(昔の意あり)は「コースケ」からのいただき物・・狙った?(笑)
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禁漁になったのでゆっくり酒を飲みながら読んでください。
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