2024年7月3日水曜日

40-5 DF

 KKが持ち込んだのはHLL/40-5 DF(8ft.#5)である。1979年頃、Thomas Maxwell時代の製造で45年の時を経ている。北海道で使うので持ち出したが、案の定、コルクはデコボコ、フカフカに。ロッドチューブに仕舞われた状態で大事に取ってあった様だけど、これも高温多湿でよろしくない。たまには「竿干し」風通しをしてあげなくては(笑)記入されたマクスエルの「カクカク文字」とラッピング後のディップ・バーニッシュを残したいので、竿じりからの作業を選択。金具の「黒染め」ハゲていたので再びブルードする。オリジナルのシートスペーサー・ウッドはmortised(ホゾ加工)だったが、同サイズで在庫のあるREC/LCRN用の「Oval」に替えた...
ロッドをちゃんと撮影する前に壊したので、この様な画像のみ。右がHLL/40-5。グリップコルクの劣化が際立つ。シートウッドも膨張してスライドリングの動きも悪く「改善」...なかなか見る事はないけど、HLLもT&Tもスペーサーの下はこの様な方法で取り付けられている...

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