2023年9月30日土曜日
restoration of restoration
restoration of restorationレストアのレストア(笑)レストアされたEdwards Quadrate #42が持ち込まれた。非常に綺麗に復元されているのだが、記入文字が薄れていた。シート金具はオリジナルでは無く、黒染めされた古いREC/MSBリングとNBDポケットが装着されていたり(流石にオリジナルは有りません)プラスチック製の四角いワインディングチェックは劣化が進行。その中で一番の問題はガイドがひとつ足りなくて、ラインがスムースに通過しないこと。当時のパーフェクション・スネークの手持ちがあったのでそれを取り付ける...
スレッドは同色のシルク糸を探してラッピング。「この丸軸から四角に至るフェルールのフォルムに惚れてます」とは依頼者TSの弁。この発言はかなりのマニア(変態・笑)
2023年9月29日金曜日
prototype
blooperbackpacksのUT(8/31ブログ)にお願いしてあったショルダーバッグの試作品prototypeを1ヶ月で「カタチ」にしてくれた。これを叩き台にして調整していく。前回は9号帆布製だったけど今回は生地をコーデュラCORDURA 1000-Dにしたので200gと軽く、防水性もある。サイズは約250mmX340mmX80mm。内ポケットは2つ、ランディングネット掛けもストラップに配置。バッグの使い方は、あなた次第...
釣りだけではなくタウンユースも「シンプル」に。今風に言えばサコッシュsacoche(フランス語で肩から掛けるカバン・袋の意味)というらしいが、ncaでは何と呼ぶかと思案中...先行予約を受け付けております。詳しくは ncaflyfish@Gmail.com までお問い合わせください。
2023年9月28日木曜日
Flyfish
40数年来の釣友DYと釣り。峠道の入り口で警備員に止められた「舗装工事してるからね〜通行止め〜」だと。え〜ぐるっと大廻りして行くしかないな。たどり着いた流れは、そこそこの水量。今日のお供は二人ともIWANA Reelのスモールとワイドを装着したCTS 376-4pc.である。
「水量、水色、共によ〜し!」時折、DYのロッドティップが曲がり揺れている。釣れるのは「小やまめ」沢山。秋の「アベレージサイズ」オニイちゃんオネーちゃん呼んでおいでよ〜サクラマスの遡上する川で、産卵行動期は皆さん「おいそがし」か?...(笑)
馬の親子が遊ぶ平和な光景。今日も暮れゆく山里の秋...
2023年9月27日水曜日
result
完成したMcFarland "PARABOLIC"ロッドを引き取りに来たAMの「結果」result報告は『早速、新調したSpruce Creekロッドを持って川に行きました。たまに良型が釣れたり、飛んでる赤トンボが釣れてしまったり(笑)足元を40cm越えの魚が走りました・・』お〜早くも「入魂」岩手に通って、良い場所見つけましたね...なんて思っていたら、また報告メールと画像が...
うわ〜やったね〜32cmのヤマメだって...『これで心残りなく帰れます』と言っていた(笑)
2023年9月26日火曜日
before & after
こんなに違う。一週間で減水した、同じ川、同じ場所の比較...
さて岩手県渓流釣り「禁漁」までカウントダウンの時期。どこ行く?川の近くの駐車スペースには、我々も含め諦めの悪い釣り人らしき車がいっぱい。皆んなで魚を求めて「右往左往」...
このサイズはいっぱい...(笑)
2023年9月25日月曜日
delivery
MIと川で待ち合わせをして、新調のMcFarland Spruce Creek 723-3pc.を配達delivery。今もあるのか?かつて集団就職の若者が集った『若い根っこの会」...差し詰め、コチラは「古い根っこの会」だな(笑)
朝の気温が13度と冷え込み、日中でも23度しかなく秋風が心地よい。先週の「増水・大汗釣行」からすれば気温も遡行も楽なのは良いが、急な冷え込みと減水で魚の出もイマイチ...
We can Fish !のステッカーも効力無し...と思ったら、盛岡のFFMから画像。あら〜nca地元のあの沢で40cmのイワナかよ〜
う〜ん「灯台下暗し」...(笑)
2023年9月24日日曜日
PARABOLIC
McFarland "PARABOLIC" 7'2"#4-4pc.完成。今日、取りに来て早速、釣りに使うそうだ。狙いは「尺六寸」(笑)リールシートはベリンジャー社/ULTB/Redwood、ウエスタンハーフウエル・グリップ。ストリッピングガイドはミルドラム/SRMC#10。ホワイト・ブランクにHeritage巻き。最初はどうなる事かと思ったが、意外と納まる。このブランク色に、どんなスレッドカラーを使ってもイケちゃうことを証明...
2023年9月23日土曜日
Stone Steps
「遠来の客に教わる 流れかな」地元なのに、お粗末...「あの奥、二つ目の石段stone steps前、魚います」と教えて貰った(笑)以前から魚のつく場所で、左岸の葦際から出たヤマメ。未だ錆は無く銀色。一度は河川公園として整備されたけど、いまは荒れ放題。度重なる増水で流れが変わる。この先までヤマメは残っていました...
2023年9月22日金曜日
comfort
グリップ・スタイルのひとつにコンフォート・グリップがある。リールシートとコルクグリップがほぼ「面一」(ツライチ)で薬指と小指が廻って握れ、適度な膨らみに親指が掛かるので「快適」comfortである。発注者との打ち合わせで、この形を「ボラギ・・」ある坐薬の商品名で通じた(爆笑)今回、McFarland "PARABOLIC"ロッドに採用。リールシートはBellinger/DLSB/Mapleで金具類は黒染めblued処理をした。スレッドは#206ガーネットに#001ブラックで飾り巻きを...
1977年のT&Tカタログ9ページから...昔はバンブーもグラファイトも(私達の)「スタンダード・シガー」という名で、このスタイルが使われていたが、80年代に入り変更。D/Lスクリューも捨て難い。
2023年9月21日木曜日
Autumn color
『例のポイントにサクラマスが5〜6匹、やりたくなりましたが「禁漁期」底無しの沼を覗く感じがして止めました(笑)ウェットでヤマメを狙いましたが、水が下がって水温も高く、稚魚が釣れただけ。けっこうな数の鮎が見えていました。雨の心配も薄らいで来たので上流域に行き、2時少し過ぎにお日様が出てきたタイミングで秋色のイワナ(27センチ)が釣れました。ロッドはnca/オービス・スーパーファイングラス764。気温は22℃程度でも雨後のせいか湿気があり、大汗をかきました。』と午前中、NCAに立ち寄ったFFMからのレポート...
2023年9月20日水曜日
Blanks
お待ちかねの McFarland blanksが届いた。今回の便はWhite(乳白色)でSpruce Creek "PARABOLIC"。このまま乳白色で使うものもあれば、国内で着色塗装するものもある。マイク・マクファーランドが言っていた「黄色い」サンプルも同梱されていた。very brightと言われるほど派手では無いね。トランスルーセントイエローはグラスロッドだけに許される、楽しさや快活な雰囲気に満ちていて、いいかも...(笑)
2023年9月19日火曜日
Style
なんだかんだで大幅に遅れたMcFarland Blanks、UPS便で荷物が到着した。今シーズン終盤に間に合わせるぞ!発注時のお客様の言葉を「カタチ」に。その前に予想図を描いて想像を膨らます。リールシートにはBellinger/ULTB.660/Redwood、グリップはWeternシガー(T&Tスタイル)使用スレッドは#001黒/NCP#002白で飾り巻きのHeritageラップ。ご注文のスプルース・クリーク"パラボリック"は乳白色ブランクなので、どの様に仕上げるか、ここがncaの「思案橋ブルース」...(笑)
2023年9月18日月曜日
Knives
いまは遠く離れているけど、16歳の頃からの友人KKから荷物が届いた。「大変遅くなりましたが、はるか昔に依頼を受けたナイフを送りました...」え?40年くらい前の話?とっくに忘れていたよ(笑)東京の銀座・菊秀で購入したロック・フォールディング・ナイフ・キットだ。ロック機構のカシメが上手くいかずに、彼に製作を頼んだと思う。一度は断念したものの、この間再挑戦したら「な〜んだ。難なく組み上がった」そうだ。「今更、いらね〜よ、と言われそうだけど快く受け取ってください」と同封の手紙にあった。いやいや嬉しいです。忘れてました、と久しぶりに電話をした。彼とはFFを始めた頃、よく釣りに行った。その頃は高速道も整備されておらず、MAZDAロータリーエンジン車で深夜の国道17号線から18号線に入り、碓氷峠を越えて一路釣り場を目指し、かっ飛んで行ったっけね...このナイフ一本であの頃行った、数々の釣り場の情景が浮かんで来た(笑)
2023年9月17日日曜日
Flyfish (2)
一天にわかにかき曇り、南西方向より怪しい雲が押し寄せる。これが「驟雨」の元。気温は26度くらいだけど川辺は湿度が高く、遡行すると大汗が直垂れる。nca手拭いでぬぐう...その時、大渕の右岸で...
Kawada Net (S)に魚体を曲げて納まった大イワナ!尺五寸45cm!!ドッヒャ〜と奇声を上げるほどの圧巻。叫びを聞き付けたKMが駆け寄り「水ヘビ〜こんな川でここまで大きいの初めてみた」長いことFFやっていて尺はあるけど、ここまでのサイズの岩魚は初めて〜
KMが撮影してくれた画像がコチラ。長い〜でしょ〜尾鰭のデカいこと、シャクゴスン!...いるんですね、こんなサカナが〜(笑)
2023年9月16日土曜日
Flyfish
連日の局所的大雨で川は増水気味だけど、釣りになりそうな川を探しながら旧友KMと釣行。17年ぶりかな?かつての「釣行」のエピソードが移動中の話題となり、思い出しては大笑い...
今日のお供は、McFarland Spruce Creek "PARABOLIC" 724-4pc.とKMはCTS 370-3pc.リールはどちらもIWANA REELを装着...
いや〜この流れはキツイ、何度も足を取られそうになりながら遡行する...この先にきっと「パラダイス」があるぞと(笑)
2023年9月15日金曜日
LCRN
謎解き...REC/LCRNリールシートのLはLeonard、CとRはキャップ&リング、Nはニッケルと理解している。1977年のHLL/Golden Shadowに取り付けられたシートがそれで、30年前に大量に仕入れた残りが未だある(笑)このシート、LCRN、LCRNS、LCRNSSの3種類があり今回は中太軸のLCRNSを使った。当時バーモント州ストーにRECの工場があったのでウッドは現地の木材、Vermont Cherryで製造を依頼した。LCRNSとDBブランクを使った、ご注文のnca/Golden Shadow、704-3pc.Rod、完成。
2023年9月14日木曜日
interested
以前、NCAロッドを購入された米国のTSから「興味あり」interestedとのメールが「That HLL Golden Shadow specified rod you built is very good looking. Do you have more images of it? Might it be available? Can you tell me more about it?」ダイアモンドバックは最後の一本で行く先が決まっているけど、ParaGraphでGS仕様ができると返信(笑)パラグラフも同じAutumn Brownカラーなので、HLLに寄せたデザインで作ることは可能。ロッドの画像とスペックをメールしておいた...何通かのメールと画像で詳細を説明の結果「お買い上げ」となった。毎度ありがとうございます(笑)
2023年9月13日水曜日
Amber
持ち込まれた、ブランクのカラーは「アンバー」amberと言い、日本では「琥珀色」と呼ばれる。丁度、経年したHLL/Duracane(1976)に似た色なので、作り方を真似てみる。スレッドの組み合わせはメインに栗色chestnutで黒blackの飾り巻き。torpedoグリップと一体のシート金具はREC/MBDとMSBを黒染め。カラーリングとグリップ・スタイルは遠目で見ればデュラケーンみたいでしょ。元のブランク色は「乳白色」のS-glassで塗装により表情や雰囲気を作っている。アンバーカラーは、なかなか渋いのでncaでも採用しようかな...(笑)
2023年9月12日火曜日
McFarland
McFarland "Spruce Creek"(Yellow)この色でストックしていたブランク3本の中から作った7'2"#3-3pc.が完成した。岩手では9月30日まで渓流釣りが出来るので、引取りに「釣りに」来るそうである。ベリンジャー社/DLSB/Spanish Cedarにコンフォート・グリップ。ベージュ/栗色のスレッド、あれ?最初に作られたマクファーランド・ロッドと同じですな(笑)Yellow Glassの残りは2本、703 blankと703完成品のみ。今後はWhite(乳白色)で入荷。白いまま使うもよし、お好きなカラーを塗り、楽しむのも一興かと...次回入荷はPARABOLIC 7'2"#4/7'6"#4いずれも4ピースの「白」で登場。
McFarland 6'8"#3で富山の「尺イワナ」...だって(笑)
2023年9月11日月曜日
knowledge
HLL初めてのグラファイトロッドはGRAFTEK。その後継として登場したのが1976年のHLL/Golden Shadow、47年前のことである。当時のロッドにしてはカラーリングや造りが「洒落て」いて憧れたものだが、高嶺の花。いま目にすることが出来るGSの殆どが1978年以降の「あの巻き方」...Dunton Premiumや、A.L.Walker Reel、HLL/Bambooと共に商社「伯東・市場開発部」により日本に輸入された。当時のフライフィッシング界の隆盛を見越した「先見の明」で輸出・輸入の釣具を扱う亜門Amon(AEONイーアン・ブランドで知られる)を設立した...さて、先日「ラストワン」として売り出したブランクはncaの手でゴールデンシャドー仕様となり、仙台KIに嫁ぐこととなった。スレッドにはHLLがGSに使っていたGudebrod #832 Baigeの最後の糸を使い、他を3色で飾る...「知識knowledgeと技術skill」のNCA(笑)
2023年9月10日日曜日
NGMD
勝手にNはnickel、GはGarrison、Mがmachining(?)、Dはdie formedで「NGMD」と言うのではと、推測。バットキャップは通称ギャリソン・スタイル「と呼ばれているので「G」、「M」をなぜマシニングと考えたかと言うと、金型を機械でプレスしてキャップを成形するからである。ま、どうでもいい事なんだけど(笑)McFarlandスプルースクリーク(brown)794につけたのがN/S(ニッケルシルバー)のままで、パラグラス(yellow ocher)703トーピドウ・グリップには黒染めbluedしたシート金具を装着した。このロッド販売します... ncaflyfish@Gmail.com まで、お問い合わせ下さい。「即納」シーズンに間に合います...
2023年9月9日土曜日
Round
REC/NGMDシートは丸軸ウッドのシートでリールと「ラウンド」roundフィットする。これは受ける側が張り出したポケットを持ったバットキャップだからこそ出来る事である。Dk.Rosewoodのフィラーは長さ89mm、外径17.2mmである。長さはスタンダードなリールフット長に合わせ、ncaは約6mmほどカットして使う...
スライドバンドのローレットはダイアモンド・ナールdiamond knurlの他、ダイアゴナルdiagonalもある。シートチェックも付属する「金具三点」ではあるが、チェックを使わない事が多い...
2023年9月8日金曜日
REC
5月にオーダーしてあった「REC Components」がやっと入荷。米国東海岸コネチカット州からFedExで送られ、たった3日で到着(笑)ダイフォームドdie formedのポケットとスライドバンド。近頃はコレのコピー商品まで出ているらしいが、やっぱりオリジナルのRECがよろしいかと。スライドバンドは昔の片側ローレット・スタイルを頼んで作って貰った。Dk.Rosewood Burlのウッド付きシートはNGMDという。単体のポケット金具はNBD、リングをMSBという。コレが発注混乱のもと。Mildrumカーボロイ・ガイドは現在RECが統括していて、それも仕入れておく。さて、どのブランクにどの様なグリップ・スタイルで使おうか...
2023年9月7日木曜日
Paper media
紙媒体paper mediaは50年経った今も色々な情報を伝えてくれる。昔からORVIS、T&Tなどのカタログも収集しているけど、リアルタイムで手に出来なかったモノも多い。米国のクラシックタックルを扱う店に以前あったはずだがとHPを覗くと古い物は売り切れ。たまたま覗いた別のショップで1970年代のHLLカタログが一括で販売されていた。重複するものも多かったが、これは何かの「啓示」と思って即購入(笑)古いカタログは当時の「FFのカタチ」がよく分かるし、その時代の風をも運んでくれてロッド製作の資料としても役立つ。HLLカタログに新たらしい(古いけど・笑)冊子が追加された...
2023年9月6日水曜日
chestnut bur
最終日は2時間の釣り。いつもの支流に入る...
サムオントップthumb on top正しいグリップの握り方ですね...手のデカイMIのグリップは140mm。本日はMcFarland 6'8"#3-3pc.をお使い。
♪大きな栗の 木の下で あなたとわたし〜♪...栗はまだ緑色だけど、痛っ!地面に手をついたら枯れたイガburが刺さった。
こんな細い流れでも魚は沢山いる訳で...
別行動していた、AMは朝帰ると言っていた筈なのに、CTS 376-4pc.でこんなヤマメを釣っていた...(笑)
2023年9月5日火曜日
weekend
週末の釣りは「激戦」である。餌、テンカラ、ルアーにフライ(笑)雑誌や本に紹介された流れは特に混み合う。その上、水量なども考えて移動しなくては魚に会えない。今回は土日釣行という事もあり、そこ此処に車が止めてあった。とある支流を覗きに行くと、世田谷ナンバー、栃木ナンバーなど遠来の釣り人。ん、何処かで見た顔、NとS。上流に向かう林道が大雨のためか「通行止め」と情報を貰った。昼食に行った食堂も混み合っていた。気を取り直して「転戦」...
まぁ、人の少ないところはそれなりで。再度「転戦」...朝方、先行者に歩かれた流れでも、時間を置けば...
居るじゃない、出るじゃない〜(笑)
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