2023年4月11日火曜日

Art Flick

本の冒頭に『ドライ・フライは様々な巻き方があります。私は自分の巻き方が最高だなどと云うつもりは毛頭ありません。しかし、私の方法で巻いたフライは私が知る限りでは。他のどんな方法で巻いたものより、壊れずにたくさんの鱒をかけることが出来ると云うことができます...』とアート・フリックArthur B. Flick (1904-1985)は書いている...
『眼にするカゲロウが常に同じ種であるとは限りません。ヘンドリクソン・ダンの翅の色に関して、アート・フリックは著作「The New Streamside Guide」に次のように書いています。「私が収集したさまざまな標本の色合いにかなりのばらつきがある。全てが同じ訳ではありません...」 今日、彼が複数のエフェメレラ種を実際に見て、研究した可能性があることが考えられます...』と別の本にあった...
アート・フリック編「マスター・フライ〜タイイング・ガイド」(昭和49年、1974年・矢島紘一訳・ティムコ刊、東京・麻布霞町にあった頃だから古いね。)フリックにより原書が出版されたのは1972年。本棚の一番下に埋もれていたのを引っ張り出し、トラディショナル・フライを巻くために読み返している...

0 件のコメント:

コメントを投稿