30年以上、昔のことなので詳しくは記憶していないが、アンティークの部類に入るボロボロのH.L.Leonardの3ピースロッドのティップとミッド・セクションを利用して作り直したら使えるんじゃないかと考えたのだと思う。段巻きをして面相筆でその箇所だけ塗る手法はこの時期に習得...リールシートは当時のRECに特注した「River Side」刻印入りで、ウッドはチーク材...再び手にする日が来るとは思わなかったな〜(笑)
"Classic Rod's and Rodmakers"Martin J.Keane 1976年によれば、このジョイントのパテントは1875年(明治8年)に竹の縦方向からの水の侵入を防ぐWater-proof ferruleとして出願されたとある。その頃のキャスティングは今と違いダッピング、つまり9ft.以上のロッドをただダワッと振り倒す釣法であった...その時代のモノだとすれば、この竹は145年経た今でも現役で魚を掛け、働いていることになる...
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