2019年10月4日金曜日

Bamboo

喜楽釣具は大正6年(1917年)喜多村七郎によって創業されて以来三代に渡り続き、12年前に惜しまれながら「廃業」創業当時は和竿の工房だったが、火を入れることにより「変成」する竹繊維に注目し、日本のバンブーロッドの草分け多田一松(丑松)から六角竿の製造技術を伝授され「竹の六角竿」を製造を始めたと聞く。戦後、進駐軍相手に「土産物」コンビネーションロッド(グリップの差し替えでルアー、フライロッドになる)を売り出して大当たり。二代目は「一種の騒動だったね。納品の日時を知らせおくと米軍購買局の大型トラックが工場に横付けで...」と懐述。当時まだ世間に出回っていないコーラも基地Baseの中で「なんか薬臭~い」と思いながら飲んだそうだ(笑)当初、鹿児島の和竹で作られた「六角竿」も三代目の時代に中国・広東省Kwangtung「トンキン・バンブー」素材でルアー&フライ竿を展開。天安門事件(1989年6月)で貿易が途切れるまで竹を直輸入していた(以後は米国NJ州Charles H.Demarest社から遥々、大迂回で調達)
KIRAKU Tonkin Bamboo Rod 最終モデル702と763、各一本。どちらも¥75,900のところ¥55,000(布袋・アルミケース付き・税込)+送料でご提供いたします。あれ?造りがNCAぽいって...(笑)

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