2025年8月23日土曜日
decal
decal (ガラス、磁器、金属などの別の表面に転写するために特殊な紙に作成されたデザイン)子供の頃、プラモデルに「水転写」したアレだ。Rodmaker 24/7ブランクスに添えられているのは、水を使わない進化系のシールだけど、貼った後はオーバーコートを施し表面を保護する。ncaの「手書き」が良いか「シール」が良いかはあなた次第...
2025年8月22日金曜日
Fly Reels of the Past
机の上に置いてあるOrvis Battenkill Reel(1970)を眺めていたら、何処かで見た記憶が蘇った...「Fly Reels of the Past 」(昔のフライリール)John Orrelle (Frank Amato Publication/1987年刊)の1960年代のファーローFarrowのページでそれを発見した。なんだか凄く「懐かしい」写真を探し出した気がした。ハーディ社のライトウェイト・シリーズよりチープな感じはするけれど、当時のFFMには「お手頃」な価格だったのだろう。スプールをセンターネジで保持する「President」も欲しくなった...
2025年8月21日木曜日
works
Works 作品、仕事場とか...Shimomura Rod Works から703cのブランクを「無塗装」で購入して、ご希望のnca/Kameglassカラーの煉瓦色brickに塗装。グリップスタイルはフルウェルズ(変形)で2014年12月24日/Dharmaのncaブログから、Bellinger DLSBシートもご指定である。スレッドはサンプル巻きをして、選ばれたGudebrod #257/Rustを使用。塗装をすると、スカーレットより渋めの「赤」となる...これがノースカントリー・アングラーの「仕事」works。
2025年8月20日水曜日
Phillipson
既に3〜4年前から「交渉」されていたが進展も無く、すっかり忘れていた「フィリプソン・デッドストック・ブランクス案件」が急展開、年内には可否決定と商社からリストが送られて来た。フライ、スピン、キャスティング、そしてパーツ等、リストアップされた中から選ぶ。もとよりNCAが興味を持っているのはORVISに出していたGolden EagleとFawnしか無い。それでも6'6"〜9’6”まで12種類もあるのだ!ん〜どうしたもんかな〜モデルを絞るしか無いだろうな〜。そもそも今やRetro(回顧的)でマニアックなPhillipsonフィリプソンを欲しい方がいるのか?...FFMから、貴重な「ご意見」を拝聴したい...
2025年8月19日火曜日
Back to the '70s
1970年代に存在した「ORVIS Fullflex」その「粋な」デザインを再現したい、と思った。この時代のオリジナルはフィリプソンphillipsonのOEMで、色や作りを変えたブランクスがHLL/Catskillシリーズにも用いられている。現代のS-glass素材を使用し、4ピースにしたのがこのncaロッド。C&Rシートが703-4pc.D/Lスクリュー・シートは764-4pc.である。もしタイムマシーンがあるならば、戻ってみたい「時代」のひとつ(たくさんある)...
2025年8月18日月曜日
Trout Smiths
Trout Smiths 703-5pc.blanksを使い、ncaが作ると「こうなる」このところ気に入っているStruble D27sシートにcomfort cigar grip。7フィート五本継でライン指定は#3番。WF/DTでもジャストフィットする。渓に降り立つ際は専用クロスバッグ(布袋)と輪ゴムを忘れずに。退渓する時に持ち運ぶのに、仕舞い込み490mmはありがた寸法...完成したロッドあります。お問い合わせは ncaflyfish@Gmai.com まで。
2025年8月17日日曜日
Wading Staff
「転ばぬ先の杖」ウェーディング・スタッフwading staff、渡渉杖はあれば便利。五本継のFolstafは45年も経つからバンジーコードが伸びたり、各セクションが食いついたりして不具合が頻発するようになった。バンブー製はカッコいいけど120cmのワンピースなので持ち運ぶのが大変。北海道で友人が使っていたのはお高いS社だったけど、それほど頻繁には使わないしという事で同じ様な構造で半額のA社モノを探した。三本のパーツをワイヤーで「つなぐ」仕舞い込み寸法は340mmで、110cm〜125cmまで長さを調整できる。さて、何処に持ち出すか、それが問題なんですけどね...
2025年8月16日土曜日
D27s
Struble D27s/walnut Reel SeatをComfort Gripに合わせる。上はグラスロッドのParaGlass 703、下はnca/bamboo 663。どちらも布袋付きで販売いたします。未だ完成していないけど、bamboo 693もご用意出来ます。お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ...
2025年8月15日金曜日
Blue Ridge
Wikipediaによれば「ブルーリッジ山脈(Blue Ridge Mountains)は、アメリカ合衆国東部をジョージア州からペンシルベニア州にかけて走る山脈。アパラチア山脈の一部で、その南東側の端部にあたる。ブルーリッジ山脈という名は、遠方から見た時に青くかすみがかかって見えることから名づけられた...」とある。
ブルーリッジblue ridgeは(蒼き山の峰)と訳すのかな?それで思い出すのは、ジョン・デンバーJhon Denver(1943-1997)の名曲「故郷に帰りたい/カントリー・ロード」Take me home,Country Roads(1971年)♫ Almost Heaven, West Verginia Blue Ridge Mountains Shenandoah River...『デンバーは、航空機の収集家で複数の飛行機(複葉機、セスナ)を所持していた。1997年10月12日、米国内ツアーを終えてカリフォルニアで休日を過ごしていたが、単独で操縦するプロペラ機が墜落し死亡した。機体に対する不慣れが原因とされる。遺体は損傷が激しく、指紋によって身元が確認され、葬儀はコロラド州で行われた...』Wikipediaより抜粋...C.Barclay "Blue Ridge Special" 6'8"#3wt./3pc.ベンチレーテッド・グリップ完成。
2025年8月14日木曜日
clear wrap
ガイド部はクリア・ラップclear wrapという事で、ブランクカラーと同化。以前、お問い合わせの中に『他のビルダーにシースルーでと頼んだら、白が残ったまま巻かれ、白濁した感じで。何とか透明になりますか?』とお問い合わせがあり、巻き直しで対応するしか無いとお答えした。ナイロンやポリエステルの「糸」では完全に透けない。ncaが使うのは「絹糸」シルク・スレッド。透けて丸見えなので、ガイドフットも削った跡をケアしてから巻く...
2025年8月13日水曜日
Ventilated
Ventilated gripベンチレーテッド・グリップが好きなIFの「仕様書」はPDFファイルで送られてくる。プリントアウトしてじっくりと「読み込む」...「換気された」グリップは手元まで曲がるような感覚をもたらすから「好き」なのかな?コルクの間隔は3mmで焼き鳥の竹串と同じ厚みである。リールシートはBellinger DLSB。ニッケル金具は「黒染め」blued。要所はGudebrod #638/tealで「栄光の三本線」入り...
2025年8月12日火曜日
C.Barclay
持ち込まれたC.Barclay Blanksをロッドに仕立てる。『クリス・バークレイChiris Barclyは1975年にノルウェイで生まれた。父親はアメリカ人の国際的な地質学者geologistで彼が2歳の時、合衆国に戻った。若い頃は、ほとんどテキサスで育ち、バスやギルの餌釣りから始めた。近隣にアクティブなFFMがいて、スポーツとしてのフライフィッシングに魅了されて行く...フルタイムのカスタムロッドビルダーになったのは2012年頃である』Fiberglass Fly Rods 20th Anniversary Edition(2016)より抜粋。日本にも知己が多く、ブランクスなども作っていたらしい。今回のブランクはC.Barclay/ Blueridge Special 6'8"#3-3pc.というモデルでブランクカラーはVivid (鮮やかな)Yellowである...
2025年8月11日月曜日
Spey
14ft.と13ft.のスペイロッド。布袋の製作があり、お渡しするのが遅くなった。クロスバッグは1400mmと1500mmの3ピースで太く、長い。発注者のYMが楽しみにしているのはRod of Scotland 13ft. #8/9らしい。まだストックしているお店のweb siteには「スコットランド製の今は無い、泣かせるアクション!これこそが本物のスペイロッド」とある。お〜お、好事家を「泣かす」セリフだね...
2025年8月10日日曜日
comfort cigar
コルクグリップの握り心地が良いので「快適シガー」comfort cigarと名付けたグリップスタイルにREC/MBDリールシートを装着したjames greenグラスロッド。お客様のリクエストで削り出す。よくぞ、この「名称」を覚えていてくれました。スレッドワークはクリアラップに細いテッピングを入れるなど「指示書」まで添付されたメール。それに沿い製作した。IFは、もう何本もncaで作られていて「嗜好傾向」は承知している「ありがた山」のカスタマー...
2025年8月9日土曜日
write in
james green Glass Rodにスペックなどを「小文字」で記入write inする。ドローイングインクを使う方が多いけれど、ncaの場合は不透明水彩の「絵の具」を溶いて使う。コレだと好きなカラーを使い分けることが出来きるし、粘度調整も容易で便利である。記入して乾燥後にエポキシ塗料でコーティングするから水性絵の具でも問題は無い...
書いているうちに気が変わる事も、間々あり...
2025年8月8日金曜日
X
窓に小さなxを見つけた。あら?ガラスにも書くことのできる、ダーマトグラフdermatographの白でマークなんかしたっけ?よく見ると細かく、それも幅広く帯状に編まれた「蜘蛛の糸」spider webである。どうなるかと放置していたら、Xは大きくなっている!このペケの真ん中にクモが鎮座し、少しの振動でも反応し網にかかった虫を捕食している。最初見たサイズより体も大きくなり、それにつれてXも立派になって来た...クモの種類は「コガネグモ」かな?
2025年8月7日木曜日
Style
ncaで「自分だけのロッド」をご所望のFFM達が選んだ、グリップスタイルとリールシート。長さやカタチをお申し出いただければ「調製」致します。ご自分が望むスタイルを選ぶのが難しい場合は「お任せ」でも構いませんが、折角なので、ご相談下さい。スレッドカラーなども含めて選定しましょう。あなたの「イメージしたフライロッド」を具現化いたします。FFの楽しみ方は、ここにも有ります...
2025年8月6日水曜日
angler's mail
『良い潮だったのでちょっと行ってきました。竿もいい感じに仕事してくれました...』と沖縄・八重山のTYからメールと画像が。ちょっといってコレ(笑)この為に作ったRodmaker 24/7 9'#5/6-4pc.活躍しましたね!(6/21、拙ブログに仕様が)ガーラ(ヒラアジ)はどんなFlyで釣るんでしょ?...
2025年8月5日火曜日
Spey
Rod of Scotland 13ft.8/9が完成。ご要望で英国風に?記入を斜めに「Cherry Salmon Spey」と書く。意外と大変なのが、この斜め書き。このロッドは細身なので一周に近い記入量。納得するまで何度か失敗して、漸く描き終えた。あはっ、これは如何にも「英国風」...(笑)
2025年8月4日月曜日
spacing
ジェームス・グリーンjames greenが「ガイド位置」guide spacing chartをメールで送ってくれた。インチ表示、当たり前か(笑)『インチ(inch、記号:in)は、ヤード・ポンド法の長さの計測単位である。国際インチにおける1インチは正確に25.4 mmと定められている。1インチは1国際フィート(= 正確に304.8 mm)の12分の1であり、1ヤード(= 正確に914.4 mm)の36分の1 である。』wikipediaより抜粋。センチメートルに換算するには値に2.54をかければよいのだけど、インチで記載されているのでインチ定規を持ち出して計測...
2025年8月3日日曜日
Two-Handed
先行して13ft.Rod of Scotlandの方を進めて、14ft. EUROはグリップなどの仮組みをする。グリップ長さは380mm、コルクのコマだと36個といったところ。バットの太さが15.5mmも有るので穴あけも大変。一日一本しかやる気が起きないな〜(苦笑)壁に架けたArther Taylorアーサー・テイラー画伯の絵はE.F.PAYNEロッドとEdward. von Hoff & Co.のサーモン・リールだ。この絵に元気づけられ作業を続ける。ここまで来ればあとは手順を踏んで...
2025年8月2日土曜日
Explorer
ジェームス・グリーンご本人がこの表記が好きな様なので、james greenと小文字で綴る。james green / Explorer 835-4pc. Rod。エクスプローラーexplorerは「探検者」のことである。この4ピース・グラスロッドを抱え、未知の流れを彷徨う「探検の旅」へ...発注者のAMは今年初めて北海道の釣りを体験し、良い鱒にも恵まれ、それはそれは楽しかったと。下世話な言葉で言えば「ハマった」のだ。今頃、彼の頭の中では新調した琥珀色amberのグラスロッドで狙う50Upの虹鱒が跳ねてるんだろうね...(笑)
2025年8月1日金曜日
Rod of Scotland
YMが懐かしいブランクスを持ち込んだ。Rod of Scotland 13ft.#8/9 3pc.である。「ツーハンド・スペイ熱が再燃しまして...」とは彼の弁。津田商会(T's)が2005年頃から販売したTwo-handed Spey Rodでncaが製作した(笑)...フォアグリップ360mm、リアはホプキンス・ホロウェイHopkins & Hollowayのバットエンド金具を含め150mm。巻き方は古いハーディ風で、とスマホ画面を見せられた。コレね?とnca手持ちの古いカタログを持ち出して打ち合わせ「仕様」は決まった。
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