2025年7月19日土曜日

Trout Smiths

岩手釣行のついでにncaに立ち寄られたSMが「グラスロッドのキャスティングを見て欲しい...」と前庭でキャスティング教室を開催。以前つくられたTrout Smiths 703-5pc.で一度だけ「矢のようなループ」が出来て、アレを再現したいとの事であった(笑)実際、ご本人に振ってもらったら、お上手。何の問題もないかと...ただひとつ気になったのが、ロッドを下げ気味で肘だけで振っていた。リールをアゴの位置まで上げて、肩も使ってと教授したら綺麗なラインが飛び始めた。トラウト・スミス7ft.#3番、5ピースも完成品とブランクあります...

2025年7月18日金曜日

Steffen Bros.

世界で一本だけのCustom Rodsをつくるなら...
ステフェン・ブラザースSteffen Brothersのライトライン、あります。モデルは7023-3pc.(画像の完成品)と7323-3pc./7934-3pc.のブランクス各一本です。ご希望に沿って製作いたします。尚、8月15日までのご注文にはクロスバッグとアルミチューブ(¥14,300相当)を無償でお付けします。ご注文・お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com まで...

2025年7月17日木曜日

Countryside

釣りに出かけている間に「ヤマユリ」の開花が進む。一帯が百合の濃厚な「匂い」に包まれる...釣り?渇水から雨、増水、濁りで、釣りになる川を探してウロウロとロングドライブ...(苦笑)
地元に戻り、久しぶりに稗貫川本流に入る。川は葦に囲まれ、流れの脇を渡渉しながら釣り上がる。滑り易い隠れ岩もあって大変。オマケに藪の中の川は湿度が高く、ムレムレ。10年以上この場所に行ってなかったので脱渓点を忘れていた。友人が護岸に埋め込まれたハシゴを水位標の近くと道路標識50km直下に見つけてくれた。あ〜そうだったな、と記憶が蘇った...

2025年7月16日水曜日

backyard

 我が家の裏庭backyardと言うか「裏山」に出現した「ニホンカモシカ」...その距離、約5メーター。先週、表を駆け抜けた二頭のうちの一頭に違ない。ボォ〜と暢気に木の葉を喰んでいた。友人が撮影したのだが、全く逃げずに別の場所でも葉っぱをムシャムシャ。特別天然記念物として保護されているので、ヒトを怖がらないのは判るけど、この距離は初めてである...(笑)

2025年7月15日火曜日

Struble

『新しいリールを買ったんだけど、C&Rシートに収まりが悪くて...』と言う話をよく聞く。スクリューシートなら締めて留めるからよいとしても、C&Rの場合はスライドバンドやエンドキャップ、シートフィラーの塩梅で、使えるリールが決められてしまう事がある。ストルーブルStruble 27sは厚めのリールフットを保持してくれるか試したところ、問題なく使える。シートフィラーはウォルナット材やチーク材から加工され、金具はニッケルプレーテッドもしくはシャンパンゴールド(U/L or D/L)から選ぶことが出来る...

2025年7月14日月曜日

Countryside

 このストローハットを被り作業をすると、まるで「草刈りカールおじさん」(笑)やっと涼しい日がきたので夕方、伸びた草を刈る。30年前に購入した富士ロビンエンジン機がキキキキと妙な音と共に刃が回らなくなって「ダウン」よる年並で部品もなくオシャカ。よく働いてくれました...田舎暮らしに「エンジン刈り払い機」はマストアイテム。これが無いと山の草木に家が飲み込まれてしまう。町内の懇意にしている「北岩手菱農」に走り、新機種MSX261Eを導入。裏山の草刈りの続きをしたら、軽量で作業効率も向上!新しいものは良いな...

2025年7月13日日曜日

6923-4

ブランクのカラーリング、グリップ寸法、リールシート寸法、巻くスレッドカラーなど、ご指定で作ったグラスロッド6923-4pc...拙ブログの熱心なウオッチャーらしい(笑)ブランクカラーはオリーブ。元はTrout Smithsの色みたいな、と言われたがTSは樹脂自体の色なので、塗装で再現するのは難儀した。このくらいの色でご勘弁を...

2025年7月12日土曜日

Finishing

 ORVIS "POWERHOUSE" 8-1/2'#8 二本の「修繕」完了finishing。CFO VとMarquis #7 Multiplierを合わせてみる。このぐらい長いロッドには87mm径のリールが、ラインキャパシティも含めサイズ的にも似合うな〜(笑)新しく巻いたスレッドなので、若干色が濃い目。44年の時間は戻れないけど、暫く使えば「糸目」が出る「時代仕上げ」に...

2025年7月11日金曜日

Restore

今まで何本のORVISロッドをレストアrestoreしたかな〜?経験から考え出した「手順」を踏んで作業を進める...
6-1/2インチ(165mm)のグリップはオリジナルの寸法を測り、予め作ってある。作られてから40数年経過した「古いグリップ」をペンチで剥いていくのだが、ボソボソと剥がれる。接着剤も既にダメになっているのがわかる。新たなコルクを付けるため下地を調整する...
脚が折れ、無くなったスネークガイドはPerfection tiptop社の40年モノの在庫から選んだ。使うスレッドはGudebrod #541/Med.Brown、現状で巻かれていた糸は紫外線による経年変化で色が抜けている。ブリッジ付きのパーフェクション・セラミックガイドはシンナーに漬けて脱脂・清掃した。あとは元通りに組み立てていく...

2025年7月10日木曜日

Inking

グリップ交換前に金具を外す。バットプレートの文字も薄れて、年月を感じさせる。刻印が消えない様に#1000番の耐水ペーパーで水研ぎをして、黒エナメル塗料にて「墨入れ」inkingする。新品に近くなった様に文字が読める...(笑)金具を留めていた接着剤も古くなりフケて動いていたので、エポキシ接着剤にて再接着しておこう。

2025年7月9日水曜日

Powerhouse

ORVIS "Powerhouse"8'6"#8が二本、グリップ交換でやって来た。シリアルナンバーから1981年、1982年製造のモノと判断出来る。1980年カタログに『#8ラインのオールマイティーロッドです。大河や湖でストリーマーの釣りや、バスバグでのブラックバス、海でのスズキなど様々な用途に難なく適用できるロッドで大物を狙うのにはなくてはならないロッドです』とあり、適応リールはCFO IVにWF8+50ydsに50ヤードバッキング、もしくはCFO Vとある。昔のFllflexアクションで使い易そうである。それでも古いもので、ガイドがひとつ飛んでいるし、コルクはパサパサだが...これからも使うためにも「修繕」(笑)

2025年7月8日火曜日

Agate Guide

Agate(瑪瑙;玉髄ぎょくずいの硬い変種からなる装飾用の石で、典型的には縞模様が見られる)ncaで作るロッドに、お望みでStrubleストルーブル社のアゲートAgateガイドをつけることが出来ます(別途料金が掛かります)今あるのはTropical Sunset/9mm。どれとして同じ柄はありません。あなただけのCustom Rodにいかが?...

2025年7月7日月曜日

Glass

Limited edition限定的なグラスロッド、基本的にはD/L Screwリールシート仕様のnca「Gloden Rod」4pc.に「お好み」でベリンジャー社/ DLSBを装着する。どちらのリールシートでも製作可能だがブランクスとシートの在庫数に限りあり...703と764の4ピース。
デザインは「ORVIS Fullflex Glass」1970年をオマージュhommageしている。この洒落た「雰囲気」好きなんですよ...(笑)

2025年7月6日日曜日

Graphite

『僕が持ってるNCA Rodは十年前に星になった妻が置いていったロッドの内の一本です。その後北海道に行った時に使い初めその良さを知り、時々使って鱒!新しく作成して頂くにあたり基本は今持ってるのと同じ感じでグリップだけフルウェル?画像も送りますがJ-stream と同じ形が好きです。あとネーム入れられるなら streamside ホームぺージでやってる名前が入ると嬉しいです...』とメールをもらい、お誂えしたのが...nca/Graphite 8645-4pc."Streamside"
どうもNCAはグラスロッド屋だと思われているフシがあるけど、グラファイト・ロッドだってやってます...Bellinger/DLSBにFullwelsグリップ。STREAM DESIGNベストを添えて...(笑)

2025年7月5日土曜日

Streamside

カスタムロッドを発注する「楽しさ」は、グリップ・スタイルやスレッドの色などを「自分の好み」で決め、自分だけの一本を手に出来る事にある。みんなと同じ画一的なロッドを購入するより「世界で一本」一層の「ワクワク」が生まれる。記入するネームも、お望みならばいかようにでも「書ける」(私の字ですが・笑)このロッドに入れるのは発注者のブログ・タイトル「Streamside」からきている...

2025年7月4日金曜日

James Green

 ジェームス・グリーンJames Greenが自分の設計したロッドでキャスティング...ロッドメーカーは「キャスティング上手」..下の画像はJames Greenロッド・コレクション。このうち殆どがカリフォルニアの友人TSのモノ(笑)近所に住む、JGと公園で試し振りをしたらしい...
『真の「神秘性」を持つフライロッドブランクがあるとすれば、ジェームズ・グリーンのブランクは文句なしの勝者と言える..ジェームズ・グリーンのブランクを見つけるのは容易ではありません。ジェームズは口コミ以外に宣伝活動を行っておらず、口コミこそが、ジェームズ・グリーン・フライロッド・ブランドを釣り人の間で常に人気に保ってきたのです。口コミこそが、どんな広告キャンペーンよりも効果的に効果を発揮しています。長年にわたり、ジェームズは自身のロッドシリーズと、幸運にも彼の連絡先を知っている常連客のために、ひっそりとブランクを作り続けてきました。時折、JGのロッドを知った人が「どうすれば手に入る?」と何度も尋ねてきますが、こうした顧客に答えられる人はほとんどいません。ジェームズのブランクは、伝説的なアクションとオーナーからの絶賛により、長年にわたり人気を博してきた。James Greenフライロッドのブランクは、グラスファイバーがキャスティングにもたらすあらゆるメリットをテーパーで実現しています。ピンポイントの精度と、よりしなやかなロッドが生み出す予想外のパワーは、釣りを楽しく、キャストする喜びを実感できます...』(Struble HPから要約)...NCAでは国内向けカスタムロッドを計画している。ご興味のある向きは、ご連絡あれ...

2025年7月3日木曜日

SF75-5

SF75-5というのが、このFenwick スピン&フライの品番。改装して名前は(海の)ソルトSFフライ専用になった。古いフェンウィック・グラスで海の魚を狙うなんて洒落ている。ソルトウォーターFFは昔日、相模湾や東京湾でやった事があるけど、岩手は内陸住い。とんと海には「縁」が無い。ロッドは改装出来るんだけどね...(笑)

2025年7月2日水曜日

R.L.Winston

『The R.L.Winston Rod Co.はサンフランシスコのThe West Rod Co.で1929年にRobert WintherとLew Stonerによって始まる。のちにWalter "Red"Loskot、Doug Merrickなどが経営を引き継いでいく...1973年にトム・モーガンTom Morganが経営を買い取り、ウインストン社の長い歴史が始まる。ゲリー・ハウエルGary Howellにも助けられてバンブーロッドを一新していく。1974年にはグレン・ブラケットGlenn Bracketを雇用。1976年にダグ・メリックDoug Merrickは引退。1976年にモンタナ州ツインブリッジスに移転...』ロッドメーカーの歴史を辿るのも興味深い...(原文はやたらと長く、省略した)

2025年7月1日火曜日

San Francisco

 ロッドチューブにマジックで「#3〜7F.」と「S.54.8」と書かれている。昭和54年(1979年)8月に購入したのかな?大切にラップフィルムで包まれたラベルやクロスバッグはウィンストン社モンタナ州ツインブリッジス時代のモノだけど、ロッドには創業の地、サンフランシスコSan Franciscoのシールが貼られている...
おや?残っていたシールを貼ったのかしら?...
ご覧の通り、47年の歳月を物語るコルクグリップとシートフィラー。金属磨き「ピカール」PIKALでニッケルシルバーN/Sを磨いて「ピカピカ」...WINSTONの修繕が続くな〜(笑)

2025年6月30日月曜日

Fenwick

Fenwickのロッドを継なぐ方法、フェラライトFeralite®︎、当時では画期的であった。ネーミングはフェルールFerruleと軽いライトLightから造語されたものかと思う。今では普通に(一般的に)使われているけど、昔、金属フェルールやスピゴット、スリーブジョイントが主流であった時代には、驚きを持って迎えられた。Voyageur SF75-5も1978年にはオールメタルのシートが採用され、グリップ部の抜き差しでスピンかフライかに換えていたので、この遊動式リールシートはこれ以前かと思う。長さ305mmのコルクグリップを新しく作り、装着。ガイドを外して下地を整備して「交換」作業を進める...

2025年6月29日日曜日

Voyageur

『Voyager航海者...Fenwickのマルチピース・グラスはこちらの「ボイジャー」だと思い込んでいた。シルクスクリーン印刷されたロッドスペックとロッドネームをエポキシ塗料で保護するため塗っている時に気づいた...あれ?「Voyageur」だ「u」がある。英和辞典で調べると「カナダ辺地を徒歩(カヌー)旅行した仏系カナダ人《特に毛皮や人を運送する船頭》」と有る。発音も異なり「ヴァワージャーアール」?全然違うじゃん(フランス語読みか?)』と書いた2015/9/3の拙ブログをご覧になったNYから「改装」のご依頼が...
Fenwick SF75-5,7-1/2' スピンSpin&フライFly用の遊動式シートを装備している。フライ専用として使いたいので、細いファウルド・プルーフ・ガイドを外しスネークに付け替える。何分にも古いので浮いているコルクグリップも交換とのこと...
一ヶ所、試しに巻いてみる...

2025年6月28日土曜日

DLSB

 DLSBとはDown lock Slide Bandの略称である。キャップ&リングとも言う。(これに対してアップロックはULSB)ベリンジャーBellingerのDLSBの金具はN/Sニッケルシルバーで作られていて、バールburlの入ったメープル材などが使われている。30年前はncaグラファイトロッドによく使っていたけど、今はグラスロッドにも使う。長年親しんで来た「カタチ」だから、思いれもタップリとある...(笑)

2025年6月27日金曜日

Winston

Twin Bridges,Montana,Population 400. In fly rod circles, it's what's know as a "happening place".(モンタナ州ツインブリッジ、人口400人の小さな町だけど、フライフィッシングの世界では有名な場所として知られている...)R.L.Winston Rod Company 2004 catalogより。二本のグラスロッド、グリップ交換と、ちょっとした修繕が完了。ncaの記憶にある、昔風のウィンストン・グリップに寄せたスタイルに...
ウィンストンではこのグリップ・スタイルをHalf-Wellsと読んでいる。あら?両側がフレアして居るからFull-Wellsじゃ無いの?と昔から思っている。紛らわしい!どっちなのよ...ま、いいか(笑)

2025年6月26日木曜日

Bamboo

nca/Bamboo 663が完成。FKはリールを2台持ち込み、シートに合うか確認。選んだのはBellinger/HLLスタイルであった。近頃、流通して居る甲高で厚みのあるフットも幅広のスライドバンドがホールドして、新しいハーディのフットにも状態が良い。昔の話で恐縮だが「リールシートはハーディリールを基準に作られる」と言われていたけど「今は昔」の語り草...フットの厚みがバラバラじゃ無いか〜(苦笑)

2025年6月25日水曜日

RETORO

 WINSTON "RETORO"は「ストーカー」Stalkerの後継として2000年代に発売された6'6"#3から8'0"#4までの3ピース・グラスロッドである。ウィンストン・グラス好きには欠かせないアイテムである。初期のモデルにはダウンロックでStruble D-8シートが使われている。これは後に特徴的なウィンストンのN/S,U/Lシートに変更された。どこと言って悪いところは無いけれど、JKCによれば「グリップが手に馴染まなくて...」と、これもストーカー風のグリップに交換したいと依頼あり...
結果、この様に「改装」...

2025年6月24日火曜日

STALKER

韓国のJKCは703/803/804とレトロ764を所有する、無類のWinston グラス好き。古いウィンストン・ストーカーStalker 8'0"#3を駆使して、お国のヤマメを釣っている。修理に来る前は「原形」を留めないほど痩せてカサカサ、ボロボロで酷い状態であった...
早速コルクを剥いて見ると、コマをひとつずつ接着した跡が残るだけで、あっという間に剥がれた(苦笑)N/S金具も酸化し、くすんでいたのを磨き出しピカピカに。ncaの記憶にあるウインストン・グリップの形を削り出し、装着し「再生」していく...

2025年6月23日月曜日

Bellinger

Al & Hue Bellinger Brothers....
『アルとヒュー・ベリンジャーAl & Hue Bellingerが1979年にベリンジャー・リールシート社を設立した時、彼らの目標はフライフィッシング業界向けに安価で低品質な、ありふれた木製リールシートスペーサーを大量生産することではなく、入手可能な最も優美な木材と節から、できる限り「唯一無二」の木製スペーサーを作ることでした。カスタムビルダーやロッドメーカーがベリンジャーのリールシートを注文すると、彼らはその木製スペーサーが、自分が購入できるどのリールシートスペーサーよりも抜きん出ていると確信していた。』アルとヒューからアリス&チェット・クロコAlice & Chet Crocoにその意思と技術は引き継がれた…
会社は再度売却され、米国・西海岸から東海岸に工作機械は移送。次はマイク・マクファランドMike McFarlandに継承される...NCAではアルとヒュー・ベリンジャーが作った時代のシートを入手。ストックが無くなるまではNCA Rodsに装着して提供するつもりである...

2025年6月22日日曜日

ORVIS(Graphite)

 近年、ORVIS Fullflexグラファイトの人気が再燃しているらしい。47年も月日が経てばコルクも油分を失いカサカサとなり心地悪さが掌に伝わる。今回の釣行で「実感」したので早速交換。キレイになったでしょ?これを持って、また行きたくなってしまった。フライロッドは折れていない限りグリップなどを交換修理すれば再生可能だから、修復作業は「経験と技術」のncaにお任せ下さい...(笑)

2025年6月21日土曜日

Rodmaker 24/7

Rodmaker 24/7のブランクスを使い、「南の島」のガーラ(ヒラアジ)を狙うロッドを製作。4ピースの9ft#5/6番である。ソルトウォーター・ユーズということもあり、ガイド部は糸を巻き返し「丈夫」に拵えた。リールシートはFeatherweight社のアルミ製#8-12、ダブルスクリューでリールを固定。グリップは160mmのフルウェルズ、スレッドはグデブロッドGudebrod #200/Sunburst。グリップ上とトップ下はカラープリザーバーで色止め処理をし「洒落て」みる。沖縄の美しい海で活躍することを願って...

2025年6月20日金曜日

Re-Born

グリップとシートフィラーを再生するRe-Born。簡単なイラストを描いてオリジナルの寸法を測り、記入。全てを以前のカタチに近づける...
先ずはシートの再生から。使うリールを取り付け、寸法を調整。グリップに受ける穴inletの径の印をつけ、ハンドリューターで掘る。
あとはブランクに接着後、フォルムを調整していく。思い立って作業を始め3時間...「魔天将軍」(待てん性分)降臨...(笑)

2025年6月19日木曜日

Time goes by.

 
 このORVIS GRA "TROUT"は1978製だから47年前、ポートランド・オレゴン州のカウフマンズ・ストリームボーンから購入した。当時はアウトフィット・コンプリートと言ってロッド、CFO IIIリール、フライラインと纏めて売っていた。その頃から3ピース好きで(日本国内では販売されていなかった)リストを見てファックスで注文。送金は郵便局で為替を作って書留で送る、そんな時代だったことを思い出す。東京・奥多摩で初ヤマメを釣ったのもこのロッドだ。北海道に持ち出して使っているうちに、手に違和感。長い「歳月」でコルクがデコデコになっている事に気づく。自分の事は後回し「紺屋の白袴」とはこのことだ。しかし、早くもコルクリングを接着して用意した。お客様を優先しなくてはいけないのだが・・でも待てないな〜さっさと「握り心地」を良くしよう!...(笑)