2025年3月31日月曜日

Trout Smiths

「亀ヶ森に桜が咲く頃、取りにゆきます...」と言っていたトラウト・スミスTrout Smiths 703-5pc.Rod。盛岡と遠野をつなぐ、国道396号沿いのファミマ前の「稲荷社の桜」今年はいつ咲くのだろうか。例年だと、この桜は4月25〜30日頃に開花。5月の連休の頃には近隣の桜も咲き揃うかと...北国の春は、いろいろな花が一斉に咲き、美しい...

2025年3月30日日曜日

Para Glass

ParaGlass 703-2pc.、D/LスクリューとD/L スライドバンド&キャップ。クラシックな作りの二本。販売いたします。通常¥66,000のところ、1万円引きの¥56,000+送料にてご提供。布袋¥3,000が付帯します。お問い合わせ・ご注文は ncaflyfish@Gmail.com まで...

2025年3月29日土曜日

Smolt

外気温11℃だけど、もういいだろうと思って午前中に入った川は、雪解けなのか増水・低水温でダメ。「まーだだよー」という感じ。水辺に鴨の羽が「超撥水」で浮いていた...(苦笑)
早目の昼食後、思いついて入った渓。目を凝らせば、何と!このプールでライズが頻発している。あたふたと#18 midgeに付け替えて...
背鰭・臀鰭の黒ずみと銀色の魚体、ライズの主は「銀毛ヤマメ」smolt。岩手で言うところの「ヒカリ」この時期にしか会えない、いずれサクラマスになる降海型のヤマメである。このサイズがスクーリングしていて五匹釣りました。大きくなってね!...また来ますけど(笑)
こちらのヤマメには痛々しい「傷」がある。川鵜にでも咥えられたのか?それでも元気にドライフライに反応した...

2025年3月28日金曜日

regret

 国道4号線の電光掲示板に「まだ冬タイヤのままで!」と表示があった。路面温度も上がり、そろそろ交換かなと思っていたけど、未だスタッドレスタイヤのまま。春めいて、気温が17℃まで上がった日もコルクの穴掘りと格闘していた。よし!明日は川に行くぞと!と考えていたら、明け方に雨。気温も水温も下がってしまう。昨日、行けば良かったと「後悔」regret(苦笑)今にも泣き出しそうな雲の動きも怪しく、予報では遥か遠く大陸から「黄砂」まで飛来するらしい。ん〜なんだかな〜。ま、川は近いし、逃げないし...
「黄砂(こうさ、おうさ、黄沙とも)とは、特に中国北部とモンゴル国(ゴビ砂漠・タクラマカン砂漠・黄土高原)を中心とした東アジア内陸部の砂漠または乾燥地域の砂塵が強風を伴う砂塵嵐(砂嵐)などによって上空に巻き上げられ、春を中心に東アジアなどの広範囲に飛散し、地上に降り注ぐ気象現象。あるいは、この現象で飛散した砂自体のことである...」wikipediaより抜粋...まだ少ないけど、雨にまみれて最悪。

2025年3月27日木曜日

inlet

 まだ続いている、コルクグリップの穴ほり。DREMEL.732Jでリールシートのポケット外周に合わせ、慎重に掘り進める。ヘビーデューティ・フレックス・ツールは30年来の相棒で、東京銀座・伊東屋で購入したのを覚えている。コルクしか削らないのに、先端工具は磨耗して何度もハイスピード・カッターを交換し使っている。フットペダルでスピードコントロールを行いながら、ハンドピースを保持して「穴」inletを掘る。「習うより慣れろ」とはよく言ったもんだ...
CTS/DH116-6は、こんな感じで「組み立てる」予定...

2025年3月26日水曜日

CTS

CTSのコードナンバーFZD 116-4:7.9、Quartz Fly-DH11'6"#6-4pc.のブランクスを発注したのが2月だから、4月中旬には入荷予定。その間、グリップやシート、ガイド類を準備しておく。以前製作したグラスのDHと同種だけど色違いで製作する。3年間でパーツ類の供給先が廃業してしまったりして、あたふたしたけど、何とか取り揃えた。ご多分に漏れず、全て値上がりしているのは仕方がない...製作の準備を進め、ブランクスの到着を首を長くして待つ(笑)

2025年3月25日火曜日

weather forecast

 朝のラジオの天気予報weather forecastでは「水曜日頃から気温が上昇する」と言っている。「三寒四温」日差しも春めいて来た(気がする)けど、水温はどうだ?風は?雪どけは?なんて考えを巡らしても、現地に行ってみなくちゃ分からないよね...(笑)

2025年3月24日月曜日

Helianthus

 「ギリシャ語でηλίανθοςと記入して...」と言われたけど、初めてみる文字で読めないよ〜学名のHelianthusと綴る。なんのことはない英名:Sunflower、和名:ひまわり。サンフラワーでは一般的で軽すぎるから、重ためにヘリアンサス(笑)コチラも7'3"#3/4pc.グラスロッドでブランクを製造した会社の名を冠した。リールシートはストルーブルStruble D27s/teak wood、グリップはシガー先丸。スレッドはグデブロッド社の#340/Goldを使用。とてもスローなロッドである...

2025年3月23日日曜日

Folstaf

「川に立ちこむこと、川を歩くこと、川を渡ること、それがどんなに危険なものか、マス釣りを知らない人には想像もできないだろう...」(フライフィッシング全書・芦澤一洋 1983年/森林書房)
 製品名はフォルスタフFolstaf、折り畳み渡渉杖Folding Staffの事である。渓流で持ち歩くのに邪魔ではあるが、必要な場合もある。そのフォルスタッフが創業から53年の歴史を2023年に閉じた。大昔、1970年代に購入し、使ったのは数回かも知れないけど「転ばぬ先の杖」そろそろ持ち歩くかな(笑)丈夫なアノダイズド・アルミのセクションをバンジーコードのテンションで一瞬にして連結する。石突きはタングステン鋼。45inch(114cm)と54inch(127cm)の二種類があって、短い方を選んだ。当初ついていたホルダーがなんだか心許ないので、友人Dに新しい革ケースを作って貰った。コルクのグリップはnca好みに付け変えた...シールに販売先のORVISのロゴがある。
折り畳めないけど、六角バンブー段巻きの渡渉杖も「気分」の一本...

2025年3月22日土曜日

Special Saddle

スペシャル・サドルspecial saddle(鞍)グリップはT&T 1979年の出典による。この時期はオプションとして+$25支払うと、好みのグリップを選ぶ事ができた。ncaではどの「形状」でもロッド製作代金に含まれていますが(笑)サドルグリップは上質の鞍のように指に馴染んでくれる、マニアックなカタチ。ブランクはお持ち込みの7'3"#3-4pc.グラスでREC/NGMDのローズウッドスペーサー、ガイド類は黒、Gudebrod スレッドの#541/Med.Brownmで要所に飾り巻きを施した。オーダーしたSTは、彼が中学生の頃にフライを教えたこともあって、この釣りを永く続けていてくれる事が嬉しい...

2025年3月21日金曜日

the Golden....

新しいロッドのネームを考えていて、the Golden...が閃いた。使ったスレッドはGudebrod #340/Goldだし、Struble D27sシートの金具もシャンパンゴールドだからだ。良い時期の黄昏時、アンバーライトの中でドライフライで釣りをすることを思い浮かべながら製作していたからね(笑)米国の友人TSに、ザ・ゴールデン・アワーthe Golden hourってどうだろうと尋ねたら「the golden hour are the BEST time of day to fish...」と言われた。素敵な響きだと思いません?S2グラスで7'0"#3と7'6"#4で登場です...リールシートはダウン・スライドバンドでもアップ・スライドバンドでも選べます。
釣りの一刻が値千金であります様に願いながら、nca anglerマークも「金」で入れる...お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.comまで

2025年3月20日木曜日

Kameglass

ブログは少し休息したけど、本業は相変わらずやっていました...三日目に「安否確認」されてしまいました(笑)
ティップセクションがバットより長いKameglass 7034にカリンタイガーのスペーサー、REC/NGMD金具。N/Sフェルールクラスプを付けて、巻きはグデブロッド社#541 Med.Brownに#001 Blackの飾り巻き tippingで渋く作る。ブランクカラーはブリックblick(赤煉瓦色)...なんだか久しぶりに作った気がする...
『T&Tカタログの1969/1970年版にKaneglassが紹介されている。名称のKaneはCaneから付けられたと推察する。バンブーロッドに限りなく近いと謳われていて、ライトライン・ロッドでは7-1/2'#5と8ft.をラインナップ。量産出来ないケーンロッドに代わり工業的に数量を製造できるブランクスを模索し、1969年に会社を立ち上げたThomas MaxwellとThomas Dorseyが味付けをしたものと思われる。ブランクスの供給元は当時の雄、Bill Phillipsonである(Epoxitブランク/色もフィリプソンカラー)フェルールはバンブーやグラファイトにも使われた、N/Sの金属フェルールが採用された...そんなKaneglassに憧れて、文字違いのnca/Kameglass(亀ヶ森で作ったと言う説が有力・笑)グラスロッドに求められるアクションで作った2pc.One-Half、7034と7634...「昔の名前で出ています」(2022/7/7のブログより)

2025年3月16日日曜日

intermission

『七人の侍』黒澤明監督、1954年作品は上映時間207分(3時間27分)もあり、途中5分間の休息intermissionが入る。映画は何度見ても素晴らしく、今更の新しい発見も...全く関係ないけど、ncaflyfish/blogもインターミッションと言うことで、ちょっと「休息」...

2025年3月15日土曜日

intermediate

 未使用のJp theboult デボゥのシルク・フライラインが出てきた。AFTMA表示でDT5I(HEH)、そもそもシルクラインはインターミディエィトintermediateだから「I」がつく。シルクライン愛好者の間では「育てる」と言い、MUCILIN等のグリスを塗り込み馴染ませる。エクストラスプールに巻いてあるのは、同じ「I」でもプラ・ラインでDT5I。育ての手間は掛からないが...「そこにアイはあるのか?」(笑)

2025年3月14日金曜日

List

長い間、小売店にお預けして展示・販売していたフライロッドが戻って来た。担当者の異動に伴い、整理する事になった。一本一本、画像を撮れば良いのだけど、本数が多く先ずは「リスト」でご勘弁願いたい(苦笑)残りは *Kameglass 7634 ///Glass 2pc. 8034 /// Classic Graphite 3pc. 8334 //...といったところ。これらを現状で本体価格は破格の@¥33,000(国内送料無料)にて再販いたします。ご興味がありましたら、メール ncaflyfish@Gmail.com まで、お問い合わせください... 売れたロッドはリストから順次削除しています。

2025年3月13日木曜日

Woods

お願いしていたウッドスペーサーが「PearWood」から送られて来た「トチ・タイガー」と「カリン・タイガー」をREC/NGMDに合わせる。ペア・ウッドの屋号由来は(以前話したことも有るが)東京・多摩地方で梨農家だったからと聞いた。キッチリと塗装されたウッドの柄は「一期一会」で同じ柄は存在しない。カリン(花梨・花櫚・榠樝、学名: Pseudocydonia sinensis)は、バラ科カリン属の落葉高木である。中国から日本へ渡来した薬用にもされる果樹で英名をChinese Quinceと言い、その果実は漢方薬にも用いられるのはご存知の通り...

2025年3月12日水曜日

Mods

nca/ Bamboo 7'3"#4のMods(remodeling)改造・改装。HLL/Catskillの様なグリップ、シートをご希望。寸法はバットをカットして3インチ詰めて7ft.にしてシャープに。リールシートはbrim(鍔)付けた栃タイガーを使い、グリップのサイズは短く120mm。本家よりも「美しく」を目指す(笑)以前はギャリソン・スタイルのグリップだったけど、グリップ上の巻き幅は3mmにして「キャッツキル」のレッドラップ版に改装すると、印象は一変...model 38-4 by nca(笑)

2025年3月11日火曜日

JET

 Hardy Glass Rodのフェルール修理。1960年代のロッドだから、使用によってグラス・スピゴットフェルールが「減り」ドン付き状態でロッドとして機能しなくなっていた。モデルはJET 6'3"(190cm)#3-1/2ラインのmidgeロッド。あれ?前にもブログに書いたよな〜と探したら、ありました。2013/9/8 blogに友人のロッドを詳しく紹介...(笑)
治しましたよ〜この事例、NCAで何本復活させたことか...

2025年3月10日月曜日

HDG (6)

シルクラインの表示でHDG(6)はWF6と言うことなのだが、DT4/WF5で振ってみる。ncaの好みはDT4Fかな(笑)Orvis Fullflex 7'0"-2pc.。当時のバンブーロッドにも使われていた、ウォルナット・スペーサーのD/Lシート。ロッドチューブのラベルなど見ると、1970年代、リー・パーキンスLeigh Perkins時代のロッドだ。チューブはフィリプソン社が使っていたもので、いかにもOEM(original equipment manufacturer)とわかる。HLLのグラスでも同様のチューブが付帯する...
あ、コルクグリップ、新しくなりました...(笑)

2025年3月9日日曜日

repair

 ORVIS Fullflex 7'0" HDG(6)のグリップ交換。案の定、接着剤が経年で劣化していて「ポロリ」と大きく取れた。驚いたことに使われていた接着剤はゴム系で日本で言えばボンドG-17のようなもので、痩せていてブランクからペラッと剥がれる。まぁ、作業は楽だけど(苦笑)壊す前に計測して、作ってあったシガー・グリップに交換する。方法と手順はすでにイメージしてある...

2025年3月8日土曜日

Fullflex

...the Fullflex and powerflex series followed and were made to its specification by phillipson. the fullflex rods genraly were designed with tapers to allow bending throughout their entire length- even into grip section...(フルフレックスとパワーフレックスのシリーズが続き、フィリプソン社により、仕様に合わせて製造されました。フルフレックスのロッドは通常、グリップ部分まで全長にわたって曲がることができるようにテーパーが付けられて設計されていました...)このFullflexは7'0"#6でアクションはファストfast。Phillipsonと同じカラーリングのFawn(小鹿)、リールシートはOrvisのアルミD/Lスクリューにウォルナット・スペーサーが使われている。製造年代などの詳細はわからないけど1969〜1971年と推察。1971年にOrvis Golden Eagleが発売されたが、1972年にフィリプソンが3Mに買収されて、終了...かれこれ55年を経過したこのロッド、グリップ交換は必定だな。

2025年3月7日金曜日

Personal Interests

 個人的趣味personal interests以外の何物でもないけど...Hardy Bros.マルチプライアー Multiplierの「カタチ」が好き(笑)外周にあるハンドルを一巡りするより、内周をひと回ししたほうが早く回ると言うことで、ギアライズされた部品でスプールを回す。ギアレシオは1:1.9くらいだから、実用的なのか無用なのかは判らないが、何よりカタチが美しい。ライトウェイトシリーズ(マルチプライアー)の最小はフェザーウェイトFeatherweightで、最大はゼニスZenith。マーキスMarqusシリーズでは#5〜8/9まであった...

2025年3月6日木曜日

Reuse

 reuse 再利用...バンブーのティップ折れ、ここまで破断すると新しくしないと使えない。少しでも経費を抑える為にスネークガイド、フェルールを再利用reuseする。中古で購入され、使っているうちに、木の枝と一戦交えたらしい(苦笑)「初めてのバンブーでなんとしても直して使いたい」と切望。オーナーネームも別の人で、グリップ周りもなんだかな〜で、バットセクションもネームを書き直し、塗り直してグリップ交換までやってしまった。リールシート金具やブラスヘッドも磨いて、ラベルも貼りなおす。ここら辺の作業はncaが見かねて、やったので「無償」...

2025年3月5日水曜日

Components

RECのシート金具に「NBD」とういうのがある。Nはニッケル、Bバットキャップ、Dはダイフォームド(だと思う)ncaはD/Lスクリューのバットに好んで使う。スライドバンドの名称は「MSB」で、スペーサーと合体されると「NGMD」と呼ばれる。発注するのに、なんだか厄介で混乱する。型押しして作るダイフォームドDie Formedだからか、ギャリソン・スタイルGarrison Styleとも呼ばれている...

2025年3月4日火曜日

angler's mail

『うちのご近所?の釣果です。大活躍したのがスノーシュー。普段は入渓点に置いていくのですが雪の様子を見て、今回はエコバッグに入れて持ち歩きました。 案の定、スノーシューなしでの帰り道は体力的に厳しい感じです。解禁日に入った釣り人は、何度も雪に足を取られた様子でした。8フィートのnca/Glas-Pak 4 グラスロッドのおかげでニンフフィッシングがとても快適です。マーカーにダブルニンフが付いたシステムを、普通に投げるだけでなく、リーダーキャスト、ボーアンドアロー、ミャク釣り風にラインを高く保持・・・何でもできます』とKTからメールが...明治時代の軍歌、♪雪の進󠄁軍 氷を踏んで 何處が河やら 道󠄁さえ知れず♪...が聴こえてくる(笑)

2025年3月3日月曜日

anew

anew 再び...12月にアメリカに向けて発送した竹柄塗装6312-3pc.グラスロッドだが、荷物の追跡をしていると相手先の税関に長い間、留まって動かない。おかしいな?と思って、日本郵便に調査依頼をしたところ、約2ヶ月後に「紛失」が確定しましたと連絡があった。え”〜なんだそれ〜長い間、輸出をしているけど、初めての事故である。顧客に連絡を入れて、少し時間がかかるけど同じモノを作って、送ることを約束...

2025年3月2日日曜日

Watchman

Watchman 監視員...稗貫川水系の支流を巡回、と言うか解禁した渓を見たかっただけ(笑)水温は6℃、さすがに解禁日でエッサマン4人、ルアーマン1人がワタシの好きな支流にご来釣。みなさん岩手県内水面漁連の「年券」をお持ちでした...
最初に訪れた場所は、陽が射さず道路はガビガビ、ツルツル。二度ほどクルマのお尻を振りました。4WDに切り替え、慎重に...
川の周りは雪が残り、まさに「雪の進軍」ご苦労様です...
橋の上で洗車していた漁協のSさんと立ち話。去年はこの上流で「尺イワナ」が出たそうだ。それもフライ釣りで...なぬ!!

2025年3月1日土曜日

Folstaf

「川に立ちこむこと、川を歩くこと、川を渡ること、それがどんなに危険なものか、マス釣りを知らない人には想像もできないだろう...」(フライフィッシング全書・芦澤一洋 1983年/森林書房)
製品名はフォルスタフFolstaf、折り畳み渡渉杖Folding Staffの事である。渓流で持ち歩くのに邪魔ではあるが、必要な場合もある。そのフォルスタッフが53年の歴史に幕を閉じるというニュースがあった。大昔、1970年代に購入し、使ったのは数回かも知れないけど「転ばぬ先の杖」そろそろ持ち歩くかな(笑)丈夫なアノダイズド・アルミのセクションをバンジーコードのテンションで一瞬にして連結する。石突きはタングステン鋼。45inch(114cm)と54inch(127cm)の二種類があって、短い方を選んだ。当初ついていたホルダーがなんだか心許ないので、友人Dに新しい革ケースを作って貰った。コルクのグリップはnca好みに付け変えた...シールに販売先のORVISのロゴが(笑)

March 1st.

3月1日になりましたね!今年は土曜日だから、解禁に心弾ませ「ウキウキ」と川に出かける釣り人も多いかと...
ウキウキといえば、ドライフライを如何に「浮き浮き」にするかだ。いろいろ使って来たけれど、古いところでは1980年頃のHardy Dry Fly Spray。能書きには「毛鉤から27cm離して噴射してください...」と書いてある。とっくに空で容器のデザインが気に入り、とってある。どうやって浮かすか、楽しくも「悩ましい」季節が始まる...(笑)

2025年2月28日金曜日

Glas-Pak

かつてのHardyロッドにはフィートと共にセンチメートルでの表示がある。例えばスマグラー8ft.では【245cm】と手書き記入されてる。1フィートは30.48cmだから、8ft.は243.84cm、ザクッと245cmで良しとしよう(笑)「メートル法」を採用している日本では馴染みのある寸法表示である。しかしフィートでの表示にすっかり慣れてしまったFFMにはセンチの方がピンと来ないかも。nca/Glas-PakKameglassシリーズで、同様の煉瓦色blickカラーに塗装される。古いフィリプソンの色だ。ストッカーをガサゴソと探すと7'3"(225cm)5pc.と8'(245cm)4pc.のブランクスを見付けた...勿論、製作して販売中です。

2025年2月27日木曜日

ath design

オランダの工業デザイナー、アリ・ハートAri T. Hartはモダンなデザインのフライリールで知られていて、NY/MoMaにも彼のデザインしたフライリールが永久保存されている。1990年代に東京・新富町「マッキーズ・クリーク」でも取り扱ったことがある。奇才アリ・ハートはリールのみに留まらず、ウオッチ型のグリス入れやティペットディスペンサーもデザインして販売していた...
ディスペンサーは5枚の薄いスプールが内蔵され、細い引き出し口からティペットを引っ張り出して使用する。軸にはストッパーになるゴム製のパイプと金属製のワッシャーが配され、細かいところまで気配りされているのに驚く。W70mm X H70mm X D18mm、重量107g...
Ari T Hart (1934-2021)

2025年2月26日水曜日

Dispenser

「roberto pragliola」tippet dispenserティペット・ディスペンサー...
  直径は94mm、厚み13mm、重量約72gのブラウンアルマイト処理されたアルミ製で5つの小さなスプールに各サイズのティペットを収納する、糸の出具合はステンレスのワッシャーを外ナットの締めつけで調整する。また、このワッシャーのギザギザはティペット・カッターにもなる。Patent-Made in Italy...購入したのは50年前。当時は世界中からFF関連グッズが本邦に輸入されていた。まだあるのか知らん...
考案者のロベルト・プラリオーラRoberto Pragliola先生...