2025年12月30日火曜日
Countryside
音が雪に吸収されて、鳥の声も無い静かな朝。前の晩に降り積もった雪を払わなくてはと思ったけど、未だ外は暗く開始時間を7時半とする。外気温は-5℃。雪の量は前回よりも少ない...
雪かきは県道43号(大迫・東和線)までの車道を確保する。まぁ、機械が活躍してくれるので、さほど苦にはならない。家から出るにはやらざるを得ない訳で(苦笑)特に県道との境にグレーダーが雪の壁を作り残していくから、重点的に排雪する。山道を行ったり来たりして道を開く、約2時間の作業...
昨冬まで働いてくれた「バインダー改造車」は壊れてオシャカ、代わりに「ホンダSB690くん」が後継機として大きな力を貸してくれる...
2025年12月29日月曜日
CFO Fly Reel
CFOフライリールは創始者Charles F.Orvisにちなみ名付けられている。当初は鋳造されたII、III、IV、Vの4サイズでドラグパーツを保持するリベットが背面に見える。1984年にはギア比1:16マルチプライアーもIII、IV、Vで登場している。のちにI、123も追加されている。最小サイズは「II」の2-9/16"dia.(65mm)で後発の「I」が2-3/4"dia.(67mm)と若干大きい。大きさの順番から言えばモデルナンバーIIを付けたかったんだろうけど、その「番号」使っちゃってるからな〜このリール、うっかり落としたりすると凹むし、下手をすると割れるしで「取扱注意」なのだが愛おしい...(笑)
アーネスト・シューイバートErnest George Schwiebert(1931ー2005)の大著作「TROUT」に描かれているCFO。流石です!
2025年12月28日日曜日
Engraving
HLL/Diamondback 909を持ち出したついでに、燻んでいたN/Sのポケット部を「ピカール金属みがき」で磨く。先ずは樹脂含浸された木部を擦らない様にメンディング・テープで養生。ピカールを布につけて回転させながら、力を入れて磨き出す。ロッドチューブ内で保管していたにも関わらず表面は酸化していて、ゴシゴシ、ゴシゴシ。ピッカピカになってカタログの表紙と同じ「刻印」engravingが判読出来る様になった。昨今はレーザーによる印字が主流だけど、昔の打刻はやっぱり「味」がある...
2025年12月27日土曜日
Diamondback (2)
HLL/Diamondbackダイアモンドバック866の作業終了。グリップ交換でいろいろなロッドを手掛けているが、概ね製造後30〜40年経ったコルクが「劣化」している。これは使用頻度や保管状態に関わらず、正に「経年」によりフケていく。グリップやロッドを濡れたままケースに入れると、水分の膨張・蒸発により塗装等に影響を与える【Blisterブリスター。英語の「水ぶくれ」】が起きる。同様なことがコルクにもと考えられ釣りから帰ったら2〜3日、陰干して乾拭きがお勧め。
修繕前のDiamondback 8'6"#6で鱒を掛けた際のベンディング・カーブ(crisp medium action)...デコボコから今回「新品」になったグリップを握り、湖や本流で「気持ち良〜く」お使いください...
2025年12月26日金曜日
Diamondback
H.L.Leonard/Diamondback 8'6"~#6。1979年製だから46年前のダイアモンドバックである。寄る年並でコルクグリップの交換でやって来た。巻かれたスレッドは「グレー系」の2色。スリムなコルクグリップは6-3/4インチ(162mm)もある。これにD/Lスクリューリールシート取り付けられている。エンドキャップには誇らしくHLLの刻印がある。アクションはcrisp medium。Golden Shadowは兄弟なのに色も使用パーツも異なる「高級版」。コチラのブランクカラーはnatural Charcoal。
Screw部分とImpregnated/woodフィラーは後の「RODON」か?(笑)
スリムな162mmグリップを作るために下準備を...
2025年12月25日木曜日
taste
Epic Fast-glass 476 blank/Amberが送られて来て『年内に出来ますか?』う〜ん、と言葉を濁したけど「完成」(笑)NCAがHLL/デュラケーンDuracane(1976)に寄せてグラスロッドで作ると、こうなる。グリップは一般的に「魚雷型」topedoとか「南瓜型」pumpkinと呼ばれるスタイル。ところがこのグリップ型、カタログのどこを探してもその名称が出てこない。HLLでは「all cork seat」と言っているだけ。スレッドは#5274/Chestnutに#001/Blackの飾り巻き...
2025年12月24日水曜日
back to the bag
フォローしているインスタグラムにウッドリバー・プロダクツWood River ProductsのバッグとORVISロッドがポストされていた。おお、懐かしや!と反応。このバッグを使っている人は三人しか知らなかった。ひとり増え、嬉しいので「真似」して撮影する。1995年New London,NH.にあったHunter's Angling Supplis店頭で購入した。店の前の川の堰で釣りをしたことまで思い出した。ちょっとした事で「釣道具」の来歴、はたまたその時代や情景まで、蘇りますね...
残念だけど、ハンターズもウッドリバーも、今は無い...
2025年12月23日火曜日
Blued
REC/NGMDのニッケルシルバー金具をBirchwood/Casey社の黒染め液で表面を酸化させていく。その後、金属保護用の塗料をひと塗りして仕上げるのがNCA式。このひと手間が黒染めを剥がれにくくする。長年の経験から考え出した「対処法」...
リングフックキーパーと二段傘に削り出したワインディングチェックも同様に「黒染め」bluedして装着。このスタイルをグラスロッドに...
2025年12月22日月曜日
thin & short
『グリップとシートの総長は200mmで径は20mmくらい。使うリールはCFOで左巻きLHW...』と、ご希望。通常は210mmで作るTopedo Gripだけど、これは細身で短いthin and short。実際握って見ると、ロッドのアクションが、より掌に感じられる。james green 692というブランクには良いかも〜(笑)奥に見えるSteffen Bros.7023につけたグリップよりひと回り小振り...
2025年12月21日日曜日
Leader Gauge
「実に簡単に瞬時のうちに、リーダー・ティペットのサイズを測ることができます。隙間にリーダーを差し込んでダイヤルを回し、それが止まるところを読み取れば良いのです...」がカタログにあった能書き。80年代初頭に、おっ、これは便利かも知れないと買い込んだのは良いけれど、実際に使ったのは3〜4回かな。それも室内で(苦笑)付属品である5/64"(1.984mm)の六角レンチと0.005(6X相当)と0.018の金属板がインストラクションと共に出て来た。このアナログだけど精密機器的な見た目にクラクラっときて、買ってしまったモノの一つ...
2025年12月20日土曜日
repair
Winston Bamboo 7', 2-1/2oz.,#3,Hollow plutedの「修繕」repair。1st.tipのガイドが3つ、折れ飛んでいた。一体どうすればこんなになるのか?また2nd.tipがメスフェルールに入らない(1st.は緩々)あちらを立てれば、こちらが困る状態。シリアルナンバー#38XXでグレン・ブラケットGlenn Brackettがウィンストンにいた頃の製品と聞いている。確かに特徴のある「竹製」のワインディングチェックだ。先ずは残っているラッピングを外して、スレッドを探すとグーデブロッド社シルク糸 #6038/goldがそれ。ガイドを巻いて塗って、ヌメっと入るデュロンズ(砲金)製フェルールを調整すれば完了なんだけど、曲がりはどうしよう「竹竿の曲がりは個性」という向きもあるしな...(笑)
製作には2年を要す。竹製フライロッドを作るのに近道はありません、その工程には2年かかることもあります...2004年カタログより。
2025年12月19日金曜日
license
岩手県内水面漁業協組合連合会(長いので内水面漁連)から例年通り「2026年・県内共通遊魚証購入のお知らせ」が送られて来た。いわゆる「年券」(一部河川は除く)である。古いのを捨てられなくて取ってあり、一番古いのは平成7年(1995年)岩手に越して来た年だ。当時は¥13,800で30年後の2025年は¥17,000であった。来年も同額で販売する様だ。お知らせを読んでいたら「久慈川漁協は2025年3月を持って解散しました」とあった。これから数年で組合員の高齢化による減少や過疎で「解散/整理」する漁業組合が増えるんだろうな〜
2025年12月18日木曜日
7/3
Orvis Impregnated Bamboo Rod 7/3(Seven/Three)の「出現」はグレグ・レイノルズGreg Reynolds先生監修のデータベースによると、1964年のシリアルナンバー#64XXXから始まる。なんと、その64年度は27本も「7/3」が製造されていた。今回、フルレストアしたホームメイド・オルビスには製造番号が無いので、何年と特定は出来ないけど、シート金具の作りからして1970年代かな?セブン/スリーに使われているフェルールサイズは10/64inch.(3.969mm)で一番細いものである。これでヤマメやイワナを釣ったら楽しいでしょうね〜次のシーズンが待ち遠しいですね...
2025年12月17日水曜日
Vermont Cherry
james greenロッドに、ご希望でREC/CRNSSシートを取り付けた。昔日、発注したのはバーモント州ストーstow,VT.にあった頃だから「新品の古品」(笑)現在、RECはコネチカット州エンフィールドenfeild,CT.にあるけど、ここまで細く小さいシート(CRNSS)は既にカタログ落ちしている。当時はCRNシートにCRN/CRNS/CRNSSの3種類があった。「スペーサーは何にする?」と聞かれた時、迷わず「バーモント・チェリーを!」と答えた。一本一本、REC Componentとプリントされた薄紙に包まれていた。紙包みを剥がすと、もっと白肌のチェリー材だったけど、経年で良い感じに色が濃くなって来た...
2025年12月16日火曜日
Recommend
小冊子「Building An ORVIS ROD」で「推奨」recommendするガイド位置や巻き方で製作。フェルール部分はダブルラップ、グリップコルク部分も二重に巻き上げる。ncaがオルビスを直すいつものやり方。使う糸は#803/Baigeで塗料を重ねていくと「ORVIS」カラーになる。あとは塗るだけ。165mmグリップから、7ft.に程よい長さ135mmで新調...
2025年12月15日月曜日
information
この古いロッドは一体「何モノ」なのかを表すために、4面に渡り「Orvis Impregnated」「Seven/Three」「7',2-3/8oz.」シルクライン表示のWF3番「I.F.G (3)」と情報を書き入れる。その前に、六角バンブーの端材で書体の「お稽古」(笑)サイズを確認したり、書体を考えたり大切な時間である。あ〜やはり、ncaの文字になっちゃうな〜昔のオルビス職人の手になると「O」や「I」の筆体に特徴があり。似せて書くのも「芸の内」...
2025年12月14日日曜日
Catalog
【カタログとは、商品やサービスの内容を網羅的に紹介する目録・説明書目録・説明書のことで、製品情報が一覧で分かりやすくまとめられており、顧客が仕様や機能を見比べたり、購入を検討する際に使われる販促ツールです。一般的にはページ数が多く、商品情報が詳細に記載され、詳細な情報量、顧客がじっくり見て選ぶためのもの。語源はギリシャ語で「数え尽くすこと」を意味する「katalogos」に由来します。英語では「catalog(アメリカ英語)」と「catalogue(イギリス英語)」の2つの綴りがあります。日本語では「型録(かたろく)」と表記されることもあります。】AIによる概要。
ORVISカタログ。リアルタイムで入手したものと、後から買い足したもの、どれも大切な「資料」である。今まで5回転居をしたが、いつも「重要書類扱い箱」(笑)本棚に平積みしておいて、猫に爪研ぎ代わりにされたモノもある。昨今のweb site、電子カタログと言うのかも便利だけど「味」が無い。紙のカタログだと、確かあのページにと探せるのも良い。今更、新しい発見があったりするが、時すでに遅し...
2025年12月13日土曜日
Reelseat
Orvisリールシートの形状で「時代」が判る。「え?どこが違うのさ、同じじゃない」と思うでしょうが、リールシートのエンドポケットにカラーと呼ばれる部品があるか無いかで1970年代(下2本)か1980年代(上)の「判別」がつくのだ。ま、「だからどうした!」てえ話なんですが「好事家」には大変重要なポイント。ウッドスペーサーは基本的に、ウォルナットwalnutである事が宜しい...(笑)
2025年12月12日金曜日
Guides
ホームメード・オルビスの作業はリールシートだけ残し、全てに手を付けた。ブランクを磨いて、ゼロからのスタート。剥がれていた「黒染め」bluedもやり直す。ガイドを点検したらフライラインで擦れ傷があったので、パーフェクションperfection tip-top社の「新品」を用意した。Mildrum/SRME#8とリングキーパーは使えそうである...
2025年12月11日木曜日
Homemade ORVIS
チャンピオン社Championのアルミチューブに「HOMEMADE ORVIS」と記載されているシングルティップのオルビス・バンブーがやって来た。ロッドにはORVIS Seven/Three 7',2-3/8oz.#3wt. made for George Bobbins by M.F.Bebbittと手書きされていて、まさに「ホームメード」(クッキーじゃないよ)グリップの長さは6-1/2"(16.5cm)もあって、赤巻きになっているし、フックキーパーの取り付け方もおかしい。オリジナルのセブンスリー・ロッドはリールシートがコルクにデュアルリングだけど、コレにはWes JordanスタイルのDLスクリューシートが取り付けられている。如何にもRod KITを購入して組み立てたと判断できる。さてncaの「好物」をどの様に調理いたしましょうや...(笑)
2025年12月10日水曜日
Long journey
ジェームス・グリーンjames greenは米国西部・カリフォルニア州のサンフランシスコに近いモラガMoragaに住んでいる。まぁ、太平洋つながりで、今まで中・西部の荷物は7日間もあれば入荷していた。11月13日(現地時間)に出荷されたブランクスもそんな調子で入ってくると思っていた。しか〜し今回は20日を過ぎても音沙汰が無い。ジェームスから荷物の追跡番号を聞いているので「USPS tracking」(USPSとはUnited States Postal Serviceの略称でアメリカ合衆国に本社を置く独立連邦機関。日本の郵便局に相当する郵便・配送サービスを提供)で追跡すると、何と!カリフォルニアからアメリカ大陸を横断して東部・マサチューセッツ州へ。大西洋を望めるニューヨーク州ニューアーク空港を経由しているじゃないか!何でわざわざ遠回り?その後、成田に到着し日本郵便に受け継がれて通関、25日間の長旅を経て岩手に。無事に届けば良いんですけどね(苦笑)...今回入荷したjgブランクスは「事前予約」で完売しました。残りは764-4pc.(amber color)一本!
順次製作していきます...
2025年12月9日火曜日
Ultra Light (2)
昨日は完成した5'3"1/2/3ロッドをアップしたけど、Swell butt/ULブランクスを持っていたよな〜と探したら5ft.9inch/3pc.が有りました。カラーリングはクリア・グリーン、ライン指定は#1/#2/#3番。細身のフィッシュテール・グリップにstruble/U27sシートでアップロック・スライドバンド、スレッドはシルクのオリーブ#81に同じくシルク#004のチャイニーズ・レッドで飾り巻き。仮組みして暫く眺める...
2025年12月8日月曜日
Ultra Light
整いました..お題は「OSP/5ft.3inch-3pc.」それもカーボン・スウェルバットで...いつもなら「製作仕様書」が送られて来るけれど、今回は「オ・マ・カ・セ」である。そこで、このスエルswell(膨らみ)を生かし強調する、125mmで二種類のシガーグリップにした。支給されたシートはメープルとゼブラウッド、金具はN/SのC&Rである。糸の色も少しばかり変えてみる。ラインは#1/#2/#3番が使えるとの事。どこで、何を、どの様な毛鉤で狙うかは、使うFFMのみぞ知る...(笑)
2025年12月7日日曜日
Peerless
Peerless ピアレスを和訳すると「比類なき」とか「天下一品」「天下無双」などの賛辞句である。昔のPhillipsonバンブーロッドにもついていた「ピアレス」名。ボブ・コルセッティBob Corsettiのリールもその名を冠していた。画像のTrout Smiths 703-5pc.にもその名を供したい(笑)7フィートで5ピースだけど#3番ラインがジャストフィット。投げても掛けても気持ちが良い。こんなロッドは、そんじょそこらには無い、まさに「比類なき」peerlessグラスロッド...
2025年12月6日土曜日
inside
Hardy Bros.時代のマルチプライアーmultiplierリール、LRHライトウェイト LightweightとMarquisの中を覗く。見た目はシンプルだけど「部品点数」が多いのに驚く。古いハーディ社のカタログに、マーキス(発音はマーキィと聞こえるが、日本ではマーキスが一般的か・笑)の製造工程が解説・掲載されており、興味深い。ドラグ構造は通常のシリーズと変わりは無いけど、ハンドル部のユニットに秘策あり。開けたついでに要所へ新しいグリスを施しておく...
2025年12月5日金曜日
Quality
spalted 【木材内に菌類の腐敗により生じた黒っぽい不規則な線が入ったもの。装飾的な表面を作るために使用されることもある。】旧ベリンジャーBellinger/DLSBリールシートのSpalted Mapleフィラー。どれひとつとして同じ柄は無い、自然が創り出した造形。使われる金具はニッケル・シルバーNickel Silverから削り出されたクオリティの高いモノ。リールシートはグリップ・スタイルと共に、そのフライロッドの「印象」を左右する重要な「部品」である...
このDLSBシート、在庫のある限りは「使用可能」です...
2025年12月4日木曜日
Parabolic
「4番ラインのススメ」...GLASTECHデニース・フランケ先生によれば「4番ロッドでは10〜60ft.(3m〜18m)の範囲で、使用するフライサイズは#8〜20番がよろしい」と説く。風のある流れで大きめの毛鉤を投げたい。そこで持ち出すのはMcFarland "Parabolic" 7'2' #4wt.4pc.。完成したロッドとブランクス、それにピッタリの、ローヤル・ウルフ・プロダクツRoyal Wolff Line/LBWF4Fあります...
2025年12月3日水曜日
Stream
「ストリーム」streamはTAKADA Glassに付けられた名である。かってはロッドだった形跡の残る「ブランク」に記されていたシリアルNo.から22年前のものと分かる。新装したtopedoグリップの長さは210mm、ストリッピングはカーボロイ。オリジナル・ネームも消し、ncaの手で書直してストリーム7ft.#3/5pc.はこの様に「別物」に変貌した。タカダロッドは既に活動していなく、貴重な一竿となる。タカダ・グラスの7334-3pc.の手付かずのE-glassブランク、一本あります。ご希望の方はメールで ncaflyfish@Gmail.comまでお問い合わせください...
2025年12月2日火曜日
Repair
頼んでおいた「林檎」を受け取りに行ったら、開口一番で「ご相談が・・」と言われた。D社のヤマメ竿Master Zeroとかいう8本継の竿の穂持ち2番が中間位でポッキリ破断。コレを治したいとのこと。え〜ガイドのついていない振り出し竿か〜調子変わりますけど(苦笑)帰路の車中で「方法」を模索しているワタシがいた。帰宅後マイクロメーターを持ち出して計測したら、ソリッドの穂先は0.596mm、細すぎて持つのも怖い。そのセクションの竿尻は2.822mmである...
し〜かし尻径が通過できる内径のカーボン・パイプを挿入・接着し、絹糸で補強巻きを施してから薄目に塗装すれば良いとの結論を得た。「竿はサオ屋」やれば出来るぞ、NCA...(笑)
2025年12月1日月曜日
E-glass
そう言えば、この方はE-glass Rodを探していたな〜(笑)マクファーランドMcFarland E-glass 5'5"#2wt.5pc.ロッド。仕舞い込み寸法は360mm(14inch)しか無い。120mmコンフォートcomfort・グリップに旧型のBellingerシート、水色のPerfect Agate。改装したら「印象」が変わった。GLASTECHの1995年カタログに「#2番ライン・ロッドは8〜45ft.(2.4mから13.5m)の範囲で使用し、適合するフライは#14〜28番」とあった。いかにもデニース・フランケ先生Dennis Frankeが好みそうなロッドである...
2025年11月30日日曜日
torpedo
バンブーロッド・ビルダーのTAKADA RODオリジナルだった "Stream" Glass 703-5pc.。ガイドやグリップ、シートが全て取り外されブランクス状態でやって来た。メールのやり取りで「ご要望」のスレッド、グリップスタイルが決まっていく。グリップは210mm魚雷型torpedoに黒染めしたREC/NGMD。コルクは接着後その「カタチ」に削る。スレッドはブラウン系の縞々で巻く事になった...
2025年11月29日土曜日
remodel
2022年に作ったMcFarland 552-5pc.は当初ventilatedベンチレーテッド(骨々)グリップであった。新しいオーナーの手には馴染まず、交換する事となった。コルクを除去して下地を作り、新しくし製作したのはコンフォートシガー120mm。スレッドはグーデブロッド#272/Bule Dun。書かれていたネームも作業の都合上、外したので書き直さないと...
2025年11月28日金曜日
Agate
「アゲート(瑪瑙)は、石英(カルセドニー)が縞模様に結晶した、多様な色合いを持つ天然石です。名前は古代ローマの「アカーテ川」に由来し、日本には「瑪瑙(めのう)」という和名で古くから親しまれ、「七宝」の一つとして扱われています。鉄やマンガンなどの鉱物成分の取り込みによって独特の縞模様が生まれ、染色されることも多く、様々な色や模様を持つものが存在します...」AIによる概要...
並べてみたのはStruble/AgateのBanded Root Beer。ルートビアという清涼飲料に色が似ているからこの名を?ルートビアといえば、beerとはいっても米国釣行時の旅のお供であった。勿論、ノンアルコール。Dr.Pepperにも似ていて癖になる「風味」(笑)下段のアゲートはTropical Sunsetトロピカル・サンセットという。コレを使えば、あなたのロッドも特別仕様に出来ます...
#805/Butter ScotchでRoot Beer Agateを巻くと、こういう味に...
2025年11月27日木曜日
Heirloom
改装したT&T/ Heirloom 763-3。グーデブロッドGudebrod #247/Rustで巻き直し、U型フックキーパーも取り付け完了。これでオリジナルに少しだけ近づいた、と思う。エアルーム(家宝)と名付けられたT&Tグラスロッドは太めのバットセクションとティップを持った、優雅なロッドである。1990年製のT&TヘリテージHeritage Reelと父の遺した1950年製ニコンNikon-Sがワタシの「家宝」Heirloomかな...(笑)
2025年11月26日水曜日
ARTIST
ARTIST/ Class One,AC586-2pc.ロッド、リールシートとグリップの再生は即日、完了して発送済み...
『今日、少し小さめのマドラーミノーを巻いた。そして、ロッドはひとつ上の、8'6"5番ラインと決めた。前回引きずりまわされて消えた、あの鱒と再会するために・・・次の釣りがもう始まっている。』この宣伝コピーはマッキー宮坂さん。ARTISTのステッカーも懐かしいな〜やりましたね〜このデザイン。原画はNCAにあって、見るたびに東京・新富町界隈の路地裏まで思い出しますな...
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