2025年4月30日水曜日
brim
シートウッドに一体成形された「鍔」つばbrimに合わせコルクを作る。TAKADA GLASSの「修繕」を頼まれ、眺めていたらムラムラっときて手をつけてしまった。依頼してきたOHは現在右手を痛めていて釣りに行けず「いつでも良いです」と言われていたのに〜(笑)
より「ツバ」のスタイルを生かすために、タカダモリヤスさんのグリップスタイルを交換ついでに「独断」で変更させて貰った。巻き糸も変えて、TAKADA GLASS 7'0"#3(5ピース)を再生させる...
2025年4月29日火曜日
angler's mail
「南の島」のからの、お便り...おお!
『ご無沙汰しております。昨年末〜年始にかけてオーダーさせていただいたTYです。組んでいただいたロッドで是非尺上をと思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、ようやく釣れました。海を知っている魚なので、同サイズの淡水魚の3割増しくらいのパワーがありますが、しっかりしたバットのおかげで安心してやり取りできました。このロッド、手に取りやすい値段でいながら性能的には申し分なく大変気に入りました。ガーラ用に6~7番あたりのが欲しくなってきました‥‥また、ご相談させていただくかもしれません...』魚種は亜熱帯〜熱帯の渓流域に広く分布するオオクチユグゴイJungle Parch(沖縄名:ミキュー、西表名:メジロ)という魚で、最大で50cmほどになる...使ったロッドはRodmakerの703-4pc.ですよ!
2025年4月28日月曜日
Jumping Trout
何度も眼にする、象徴的な「Orvis Jumping Trout 」Print(作者不詳)は1960年カタログの表紙を飾ったという。それを復刻して14" X 20"サイズにプリントて販売していたことがある。よく見ると、鱒の口吻にはWet Flyがかかっているようだ。ncaの夢に現れる「跳ねる鱒」は、大体ドライフライにライズするのだが、この絵の印象は多大にあると思う。鱒は米国東部に多いブルック・トラウトbrook troutだと思うが、本邦のイワナが跳ねている様にも見えちゃう。今晩もワタシだけの「夢で逢いましょう」...(笑)
2025年4月27日日曜日
The first one
手順や方法を思い出しながら、粛々とDH1166 Rodsを製作。いかに工業製品と言えど微妙に太さが異なるから、その都度合わせていくので余計手間が掛かる。シートチェックの内径も13mmは欲しいけど狭かったりして、削って合わせ直す...
先行して作っていたCTS/DH1166-4の「1本目」the first oneが出来た。これを基準として作っていく事に。連休?そんなもんありましたっけね...(笑)
2025年4月26日土曜日
CTS
NZ/CTS DH1166-4pc.ブランクスが届いた。今回はDHL便でオーストラリア、香港を経由して成田へ。ブランクカラーは以前やった「ガンメタルGUNMETAL」と発注したら「もうその色は、やっていない」との返事があった。ええ〜っ、と交渉したら、特別に作ってくれる事に。有難い対応に感謝...(笑)
11フィート6インチという長竿はセッティングが面倒だけど、そこはNCA...経験と技術で乗り切る...季節も良くなり、気温も上昇。曇りで無風、虫が活発に飛んでいるのを横目の「釣り日和」、ジッと我慢の「拝 大五郎」(ちゃん!)である。ファイバーグラス・ダブルハンドの製作に専念する。完成までの道のりは、未だ長し...
2025年4月25日金曜日
'70s
1970年代に製造されたOrvis Fullflexと2025年4月に作ったnca/ the Goldenrod 4pc.ブランクカラーも同色で。色の名前を調べたら、何と「ゴールデンロッド」と記されていた。拠って、ロッド名とする「安易な」選択(笑)最新のS2グラスを使用した4ピース。釣りに持ち出せば「気分は'70s」...お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com まで...
2025年4月24日木曜日
Battenkill
『Because Hardy of England, under new management, decided to elminate the light-weight series of fly reel wich Orvis imported for many years, we have desinged and had built for us England five beautifl fly reels in the grat tradition....』英国ハーディ社は、新しい経営陣のもと、長年オルビス社が輸入していたライトウェイト・シリーズのフライリールを廃止することにしたため、私たちは英国(J.W.Young社)で伝統的な5つの美しいフライリールを設計し、製造しました...1970年ORVIS Catalogから。これがBattenkill Ultralightフライリール誕生の経緯。「たった4年くらいしか作ってない。ハーディ社はオルビス社向けに、それ以前のモデルも後期のモデルも供給するが、息子がハーディ社を引き継いだ時、自社製品を他社のブランドで作りたくなかったそうで、リールが欲しければハーディ・ブランドで買えばいいのに...と。その後、息子はアメリカのマーケットの大きさと、自分の了見の過ちに気づき、再度の契約を求めたそうだ..」とBJが言っていた。1970年代の新しいマネージャー(息子)とはウィリアム・ハーディ William Hardyのことかな?...その後、OrvisとHARDYは関係を修復して、Orvisブランドで新作のCFO(1972〜)Battenkill(1975〜)など、リールOEM製造の蜜月を重ねていく...
2025年4月23日水曜日
Peerless
LAMIGLAS FL965-3(8ft.#5)ロッドも作ってから30年近く経過して痩せたコルクの交換。さて、#5番ラインは何に巻いてあったか?と探すと ピアレスPeerless 1-1/2"(穴ナシ)に。米国ニューパンプシャー州ナシュア(Nashua,NH)にボブ・コルセッティイBob Corsettiを訪ねた日を思い出した。当時、彼はRods & Reelsというクラシック・タックル・ビジネスもやっており、地下室には膨大な数の垂涎ものタックルが置いてあった。まぁ、この辺りの事は思い出したら止まらない...(笑)
2025年4月22日火曜日
Flies
前夜、雷鳴と共に豪雨。翌朝、川を見れば増水して泥濁りであった(苦笑)こんな日は毛鉤を巻く。Hemingway Caddisヘミングウエイ・カディス(ヘンリービル・スペシャルのバリエーション)#12〜#18。先日の釣りで「成功体験」があるからして、フライボックスに増やしておく(笑)この毛鉤の名はJack Hemingwayジャック・ヘミングウェイことジョン・ハドリー・ニカノール・ヘミングウェイJohn Hadley Nicanor Hemingway(1923-2000)は、カナダ生まれのアメリカ合衆国のフライフィッシャーマン、自然保護活動家、著述家である。小説家アーネスト・ヘミングウェイの長男である。彼が多用した事に由来する...ライトブルーダンのハックルを使う事により、視認性もよく、好きな毛鉤である...
2025年4月21日月曜日
Glas-Pak 4
Glas-Pak 4 (four)はGlas(s)、Pa(c)k エスとシーを省いたncaの造語である。「4」は4ピースだからという単純なネーミング。8ft.DT4/WF5ラインのファイバーグラスロッド。まぁ、ラインはお好みで良いのだけど(笑)オーダーされた方と「ブラウン鱒」の話が出たので、本棚から「ブラウン・トラウト物語」原題The Compleat of Brown Trout/セシル・ヒーコックス Cecil E. Heacox(1974年著)翻訳・矢島紘一/1977年(昭和52年)初版/ティムコ刊。歴史・解剖学・生活史・管理・エコロジーや釣具・釣り方まで網羅されていて、いま改めて読み直すと、この「鱒」に対する理解が一層進む...
2025年4月20日日曜日
made in UK
英国United Kingdomコーシャムcorshamから、頼んでおいたファールドリーダーfurldleaderが届いた。beechwoodブナ材のホルダーと缶tinに収められている、the Furld Leader Company製である。リーダーだけならお手軽なんだけど、別売の焼印の入ったホルダーや缶に「クラクラ」っと来た。こういう仕掛けに弱いワタシである(笑)ループtoループでフライラインに接続して使う。ティペットは先端につけられた極小の金属輪に結ぶ。made in Englandと言えば、画像のリールはOrvis Battenkill 2-3/4"でU.K.のJ.W.Young & Sonで数年間、造られた...
2025年4月19日土曜日
Flex Tailor
Flex Tailor Rod 完成しました。このロッドを見るたびに、昔の「原宿・ノリエ」の新旧、二つの店舗と佐々野憲衛さんの笑顔を思い出す。訪ねた時にブランクにフェルールを接着作業している事があって「あら、ノリエさんやるんですね〜」と言ったら「工場でやってくれないんですよ〜」と笑っていた。岩手の川で偶然会ったのが最後かな...あの時代、先端をいくアイデア・マンだったな、と今更思う...
2025年4月18日金曜日
Bear Claw
釣りをする川に近い「産直」で購入した「熊の爪」bear clawと出来立ての「小麦饅頭」...古来より熊の爪は魔を切り裂くと言われ、魔除けとして重宝されてきた。 あらゆる魔を切り裂き、災厄を切り裂く。お守りとしてぴったりな自然からの恵みです。だそうだ...爪に残る毛が生々しい。昔のプロレスラー、Fritz Von Erichフィリッツ・フォン・エリックの必殺技、アイアン・クロー(Iron Claw)を思い出した。握力は120kg以上あったらしい。正式名称はブレーン・クロー(Brain Claw)脳天締め、鉄の爪とも呼ばれる...、購入以来、不思議なことにヤマメ・イワナが釣れるのですよ〜(信じる、信じないはアナタ次第・笑)
2025年4月17日木曜日
Flyfish (4)
今日は11:00に行く場所があるので、それまでの2時間。McFarland 6'9"#3-3pc.にnca Reel、nca/Bamboo 663にFlyweightで近所の渓へ...
この流れで、MIの一投目にヤマメが出て「でた!」と上から見ていたncaの声がけで合わせ、釣れた。最初から気を抜いちゃいけませんな〜(笑)流れの上空にはマエグロヒメフタオのスピナーが乱舞しているけど、コレは喰われないだろう...
お昼を食べたら「赤い流星号」で来たMIは東京に帰るので、少しの時間も惜しみ、ウェーダーを乾かす。でかいねコレ...
開店20分前には着いて一番乗り。11時の予定は大迫・外川目「ふじかめ」の季節限定「鴨せいろ」を食すこと(笑)人気店であり、開店と共に入らないと座れない。安定の味、旨し!
2025年4月16日水曜日
Flyfish (3)
この日、NCAの道具立ては古いORVIS Fullflex Glass 7ft.にCFO III#4ラインで。Emerger Bagに道具を詰め込む。キャップはFF/ncaflyrods...
だはっ、Hemingway Caddis #16に付け替えたら、出ました...
その後も「絶好調」のnca。重たいイワナも同じフライで釣れました...ギャハハ...
2025年4月15日火曜日
Flyfish (2)
内陸では未だ枯木立...桜のサの字も無い...釣れるのか?(笑)
「緑のおじさん」はひたすら歩き、魚を求める。結構なアゲインストの風が吹く中、出ました!
小振りだけど「ヤマメ」ピンクに近いポストを持ったパラシュートフライで掛けた。ロッドはMcFarland "Spruce Creek"7'2"#3-3pc.、リールはピカピカに磨かれたPflueger MEDALIST #1492 AK、ランディングネットはKKのハンドメイド。こだわりの道具たち...
2025年4月14日月曜日
Flyfish
朝8時半、東京から「赤い流星号」がやって来た...今年の初釣りだそうだ。心配していた雨もなんとか持ちそうである...
峠をいくつか越えて、入渓した流れは「ヒカリ」銀毛ヤマメのオンパレードで、稀にヤマメ...二人で何匹釣った?(笑)
沿岸に向かい標高を下げていくと「桜」が散見出来る。早いな〜内陸では「まだまだ」なんだけど。沿岸は暖かく、コブシ、レンギョウ、ウメ、モモ、そしてサクラが咲き乱れていた...
古木の真ん中の緑玉は「寄生木」ヤドリギ?...
2025年4月13日日曜日
back to the past
過ぎ去った「古き良き時代」1960年代のデザインに戻るback to the past、とは言ってもブランクス素材は先端を行くS2/fiberglass。あの時代はフィリプソン社に、こんな素敵なカGoldenrod色で塗装され作られたフライロッドがあったのだ。「温故知新」気分は'60年代(笑)シリーズは703と764でいずれも4ピース。ご予約を頂いて、ncaが製作する「限定品」...ncaflyfish@Gmail.com まで、お問い合わせ下さい。
2025年4月12日土曜日
Flyfish (3)
♪白樺〜青空〜南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ 北国の春♫...作詞いで はく、遠藤 実 作曲。と言うわけで「北国の春」未だ風は冷し...
海に降る銀毛ヤマメ(ヒカリ)がスクーリングしている緩い流れでライズを繰り返す。ミッジ#18を流せば出るけど、なかなかフッキングしない。サクラマスとなって戻って来てね...昼過ぎに気温も上がり、ハッチが始まりヤマメも釣れだした渓。
ワインディングした峠道を走り、トンネルを越え、辿り着いた流れで、このサイズのヤマメが釣れた...この時期、素直に嬉しい!
2025年4月11日金曜日
Flyfish (2)
「Japanese fishermen are very fond of tradition (RHW)日本の釣り人は伝統を重んじますね」と言われた。なんのことかと思ったら、リールが右巻きRHWだからだな。FFを始めた頃に、これで憶えてしまったので今更「戻せない」左巻きLHWに挑戦した事はあるけれど、動きがぎこちなくなり、またRHW右巻きに...(笑)
今回使ったリールは、左のHardy "Flyweight"2-1/2"(6.35cm)、真ん中も同様。右は"Featherweight"2-7/8"(7.30cm)で、いずれも50年は越えている...ロッドはRodmaker 24/7とHardy Glassに合わせた...
4月に多く見受けられるストーンフライstoneflyの重要種「オナシカワゲラ」尾なしといっても、ごく短いテールはある。体長8〜12mmと小さく、毛鉤は#16〜18サイズで作る。実に見え難い...
雨で濁る前にと、粘る釣り人...(笑)
2025年4月10日木曜日
Flyfish
「天気晴朗なれど風強し」春先の一戦、この川にあり...
『支流合流点にある深い瀬でライズが沢山あったけど、まだ喰うのが下手で掛からない。飛んでいるのはグレーの#18くらいで、 風が強いなか楽しめました』と、遠来の釣友が語る。ドライフライで釣るにはまだ早いかと思われたが、昼頃、ウェーダーの膝に「オナシカワゲラ」も止まり、ミッジmidgeのハッチもあり、ライズも見られるようになり、何度か掛けそびれ、悔しい...
風があり、Hardy 7ft.#4グラスロッドと#4番ラインを収納したフェザーウェイトFeatherweightリールを選ぶ。水位が低いのでウェーディング・スタッフも必要なかったけど、慣れるために携行する...
この日一番のイワナ。この深みには、いつも良型のヤマメかイワナが付いている。クラスターミッジ#18を流れに乗せてやると、ガッっと...
ライズしていたヤマメをラインを繰り出し、遠投して掛ける。ドライフライの釣りはこれだからやめられない。楽しい!...
2025年4月9日水曜日
Flex tailor
よく言えば「好事家」【こうずか。1.ものずきな人。2.風流な事柄を好む人】(簡単に言えば「変態」・笑)を自負する仙台STが持ち込んだ、昔の「原宿ノリエ」フレックステーラーFlex tailorブランクス二本とリールシート、グリップでロッドに仕立てる。懐かしいグラスロッドである。ブランクスは隣県まで足を運び、古くからの釣具店で在庫を入手(まだ有るらしい)この類を嗜好する仙台の「変態」はもう一人いて、奇遇にも同区内にお住まいであるものの、釣り場で声を掛け合う程度で、さしたる交流はないという。製作の打ち合わせで亀ヶ森まで、わざわざやって来る、この辺りにも「好事家」(変態)の熱量を感じる。何だか「同じ匂いがして」好きですけど...(笑)
2025年4月8日火曜日
distinctive
distinctive 特徴的な...経営コンサルタントだったハリー・ウィルソンHarry Wilsonは趣味としてのロッド作りから、ついには1974年サンフランシスコで創業した。グリップ先端に付けられた圧縮コルクで「スコット」Scottロッドとわかったものだ。創業当時のScott Powe-Ply工房、中央がHarry Wilson、左はLarry Kenney...
当初はScott Power-Plyと呼ばれた無骨な茶色いブランクスの頃から、現在の黄色いf2まで(いっときは、やめて居た様だが)その特徴的なデザインが継承されている...
持ち込まれた古いラミグラスLamiglas FL965-3(8'0"#5-3pc.)ブランクで、そのデザインを再現する。グリップスタイルだけでなく、昔のスコットで行われていたガイド部のダブルラップ(巻き戻し)もやっておこう...
2025年4月7日月曜日
Flyfish
ラジオの天気予報で、曇りだが気温は18℃まで上昇。夕方から雨が降ると予想されていたので、午前中に近所の渓へ...
日当たりの良い場所には福寿草の群生。小さな流れなので、Hardy "Midge"6'3"GlassとFlyweight Reelを持ち出す。いつものプールから大きな鷺が飛び立った。あら〜ここはサギが荒らしたのでダメかなと思いながら、ダメもとで毛鉤を投げたら、出ました...(笑)
道脇の配電盤に3月後半から4月中旬にハッチする「マエグロヒメフタオ」の成虫♂が体を休めていた。ドライフライの季節はこれからだ...
2025年4月6日日曜日
wake up
購入後15年間眠っていたR.L.Winston blankがncaの手で、遂に「目覚める」wake up(笑)9ft.#5-3pc.に栃から削り出したファイティングバット。リールシートはStruble U-20 N/S金具に栃縮みのスペーサーである。グリップはフィッシュテール。スレッドは塗装するとブランク色に近づく、ミディアムグリーンをメインにシルバーのtipping、文字もシルバーで記入...今年の釣行で活躍することに期待。
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