2024年8月31日土曜日

HDH

 グリップ交換でやって来たOrvis/ Battenkill Bamboo。紙のラベルにタイプされたシリアルNo.から製作年を調べると1960年4月製と判明。長さ7-1/2"、2pc.2topで重量は4oz.ライン指定はシルクライン表示でHDH、AFTMA#で言えばDT6となる。64年間の時を経ているにしては、かなりの「美品」アルミチューブは当時この業界を席巻していた「チャンピオン社」スクリューバレルのシートカラーはシングル(一体型)でウォルナット・スペーサーが付いている。フェルールはどちらもタイト。ただ、データベースには「布袋はグリーン」と記載されていたが「ベージュ」にリプレイスされている...
細部を点検後、採寸しメモをとる事から...

2024年8月30日金曜日

friends of Swamp

 米国カリフォルニア州の顧客、と言うか友人のTS。彼は日本のフライロッド 、中でもNCAロッドが好きで「沢山」所有している。メールで「NCAミュージアムができるね」と言ったら「それは良いアイデアだ」と返信あり。すっかりNCAに「ハマって」くれていて、沼swampは深いよ〜と言っている。NCAの作るフライロッドには、世界共通で一種の中毒性があるのかも知れない...また「新しいロッド」を送りました(笑)

2024年8月29日木曜日

Predator

『24日(土)の朝に稗貫川橋の水位を見たら95㎝(26日は145㎝でした!)平地は暑いし、本流が少し落ち着いて来た感じなので、避暑に岳の上流部はどうかな?と思いましたが、7月の下旬〜8月1週目まで行った時も水が高く釣果も散々でした。岳は少々水が高くても、緩い所で岩魚出るんですが、8月3日も全然ダメでした。最上流部の堰堤下に行ったら、大型のサギとやはり大きめの川鵜が陣取っていました。大声で追い払ったら、サギは一目散に逃げましたが、川鵜の方はパニクって、逃げる前に堰堤の前を4〜5回往復飛行する有様。二羽が去った後に、いつも第一投をするプールの手前の石組の下を見たら、吐き出したと思われる良いサイズの岩魚の骸。上流部の岩魚もかなり食われている気がします。稗貫川に飛来する川鵜も増えすぎ...左側は魚体の上半分が溶け気味。右側の塊も岩魚の肉です。見てあまり感じの良い写真ではありませんが...』と報告があった。確かに、川鵜Cormorantは多く、漁協でも悩みのタネではあるが手をこまねいている。大掛かりに対策するには「営巣地」の破壊を要するのだが行政自体、天敵のいない川鵜の「脅威」が希薄で市や県が動かない。その場しのぎにロケット花火を配られたって、何にもならない。増える一方の「捕食者」predator。本腰を入れて適正に駆除しないと、大変な事になる...

2024年8月28日水曜日

fill in

完成間近のロッドにネームとジョイント部の合わせ点alliament dotを記入fill inする。ここ何年もドローイングインクよりポスターカラーを水で溶き、使用している。これには理由があって、インクより不透明水彩絵の具の方が「粘度」を調節しやすいからである。別に秘密では無いので、お試しあれ。但し、癖のある私の筆体は誰にも真似出来ないと思いますけど...(笑)

2024年8月27日火曜日

countryside

今年「見慣れた」増水。8月25日夕刻、遠野・花巻に「記録的短時間大雨情報」が出て遠野市西部付近(宮守・小友)に100ミリの大雨があった。釜石道では宮守IC〜遠野IC間で法面の土砂崩れで上下線で通行止め。釜石線も運休。アメダス雨量計の設置されている花巻・大迫では一時間降雨量55.5ミリを記録。雷鳴と豪雨が凄かった。今週末に予定されていた釣りも「中止」〜なんだかな〜釣りに行けない日が続く...渓流シーズンは、あと1ヶ月なのに〜
気になっていつもの場所を「偵察」お〜増えてますね〜下流は山からの水で泥濁り...草むしりをしていた、いつものバァちゃんに聞くと「昨日の晩方はピカピカ光って、サーザーだ...今日は釣りっこ、やらねえのか?」と言われた(笑)
オッ、水量多いけど底石が見えるくらい「澄んで」いる。でもね〜

2024年8月26日月曜日

E-glass

サンプルで作った「いいグラス」E-glass(笑)長さ7'7"#3/4、2ピース・ロッドを一本、販売いたします。試し振りをしただけの「新古品」ご興味のある方は ncaflyfish@Gmail.com までお問い合わせください。渓流シーズンはまだありますよ...【SOLD】

2024年8月25日日曜日

the 22nd.Rod

 NCA Rodsを大層気に入っていただき、ひとりで「22本目」の発注。中古品を手に入れたり、新規で発注されたり「毎度ありがとうございます!」(笑)今回はHLL/Golden Shadow仕様の864-2pc.でシートフィラー(木部)はタイガー・メープルよりも「木理」wood grainが細かく美しい「栃」のチジミ(縮)外で使えば紫外線で焼けて、もっと良い感じになることは必定。ナイスな選択ですね...

2024年8月24日土曜日

change mind

この6本のスペーサウッドの中から「どれ?」と画像を送ったら「真ん中の栃の木」light horse chestnutと返事があった。つい2日前まではREC/C&R/Vermont Chreeyだったんだけど。そのつもりでセットして、巻き終えたばかりにメールが。拙ブログでシート金具に「Kobaのこうば」が関わっていることを知り「心変わり」change mind(苦笑)
彼はKoba Reel 442+を持っていて、それに合わせたいと言っている...
はいわかりました、あなたのご希望に沿って新たに一本、ダウンロッキングのイングリッシュ・スタイルで作ります!!...

2024年8月23日金曜日

Reel Seats

このリールシートは3つの会社から成り立っている。スクリューバレル(ネジ)とカラー(ナットにあたる部分)はリール職人「Kobaのこうば」製、ウッドスペーサーは「PearWood」製で、左が「桑の木」右は「栃の木」で何も美しい木理を持つている。バットキャップにはニッケル・シルバーからダイフォームドでワンピース製作されたREC/NBDを使用した。1975年までHLLロッドで使われていたD/Lシートに由来する「イングリッシュ・スタイル」と呼ばれるが、NCAは各社の協力のもと、これを復活してみた...わかるかな〜(笑) 

2024年8月22日木曜日

build on

 用意したセールのロッドが好評で「欠品」したので、9045-3pc.と8334-3pc.を「作り増し」build on(笑)この辺りはブランクスがあるので製作可能。今シーズン使っていただきたいので大車輪。外は太陽ギラギラ32℃で日中は蝉がうるさい。朝の気温は24℃なので気温差が辛いけど、陽が西に傾けば涼風が嬉しい。暫く増水していた川はどうなんでしょ?今朝、亀ヶ森大橋の下流で鮎の投網漁が始まっていた...

2024年8月21日水曜日

ferrule clasp

フェルールクラスプ ferrule clasp...締め金をブランクス径に合わせて作り出す。一本一本、太さが異なるから手間が掛かるけど「チマチマ」と内径を調整していく。ここも「勘」に頼るしかない作業(笑)切る、削る・叩く・磨く。上の二つはビミョーに大きかった失敗作。作り直してスピゴットフェルールのオス側とメス側に装着...
ワインディング・チェックwinding checkもニッケル・パイプから同様に削り出す...

2024年8月20日火曜日

King Socks Jr.

岩手で飼った二匹目の犬が8月13日、午前3時に亡くなった。初代はソックス(Socks)という名で、1990年の映画「ダンス・ウィズ・ウルブス」Dance with Wolvesに登場した狼がwhite socksという名で、四本の脚に白いソックスを履いている様に見え、同じ名前を付けた。ソックスはやんちゃな犬で何度も脱走し、放浪の果て泥まみれで帰宅した。15年共に過ごし、裏山に眠る。二代目が通称「キンちゃん」次男が付けた名がキング・ソックス・ジュニア、初代ソックスを越えるという願いがあったらしい。初代を失ってから「もう生き物は飼わない!」と言っていたワタシに、冬休みに東京に行っていた彼から電話で「犬飼ってもいいですか?」と伺いを立てて来たので承諾、新幹線で岩手にやってきた。初代を亡くしてから6ヶ月目の冬であった。キンちゃんは積もった雪と寒さにビックリしていた。昼間は放し飼いで、野生に目覚めたか野山を駆け巡っていた。幾度か腰を悪くして動けなくなったが、復活は早かった。ビビリながらも「来客の知らせ」や「番犬」の役目も果たしてくれた。亡骸は初代の隣に埋葬した。16年間、楽しい思い出をありがとう。...合掌

2024年8月19日月曜日

SALE

nca/Graphite "CLASSIC" 3pc. 7934 / 8334/ 8634 / 9045 の完成品を「特価」で販売いたします。ncaflyfish@Gmail.com まで、お問い合わせ下さい。通常価格より40%以上、お安いかと・・