2024年7月22日月曜日

under construction

under construction 工事中...ブログにいつもの様に「画像」をアップロード出来ない。いろいろ手を尽くし、やっているけど訳わかずダメ。テキストは書けるので「お知らせ」を...関連画像はインスタグラムで機能しているので、そちらに頼るしかなさそうである... https://www.instagram.com/ncaflyfish.iwate をご覧ください。復旧できるのかな〜(苦笑)

2024年7月21日日曜日

E-glass

昨今、マルチピースの携行や利便性で2ピース・ロッドが少なくなっている様に思う。おっとどっこい「2pc.はつなぐのが一回で済むから好き」とおっしゃる方もいる。ncaの場合は殆ど「継ないで」移動するので(維ぎっぱなし)そんな事、考えてもみなかった(笑)素材はE-glass、昔風のテーパーとアクションを持っグラスロッド。即納出来る「い〜グラス」あります...

2024年7月20日土曜日

Swelled Butt

Swelled 腫れた...グラファイトのスエルドバット。グリップ下が太く、パワーが出ると言われている。昔、ロッドデザイナーに聞いた話ではバットセクションの剛性を高める事により、そのロッドの持つ潜在的な性能が発揮できるとのこと。特殊な形のマンドレルが必要となる...らしい(笑)

2024年7月19日金曜日

Trout Smiths

 TROUT SMITHS 7ft.#3 の5ピース。見た目の「意匠」designは昔の様だけど、ブランクスは最新のS2グラスでシャッキリ。思いの場所に毛鉤を投射してくれる。フライロッド には持ちたいカタチと、そうで無いモノがあるが、70年代から80年代のFF黄金期には魅了されるデザインが多く「好物」な訳でありまして(笑)今回の「セブンスリー風」もそのひとつに挙げられる(個人的感想)なんでも良ければ「フライフィッシングの楽しみ」をひとつ逃している、と思いませんか?

2024年7月18日木曜日

Wisteria (2)

 Shimomura Rod Worksの6'0"#3/4-6pc.ブランクで作った「Wisteria」藤色の二本目は「お任せ仕様」で製作。スレッドは一本目と同じ、京都から取り寄せたSilk#134。グリップもトーピドウtopedo。あまり同じでは「芸」が無いので、副輪フクリンを同色で付けグリップ際には「栄光の三本線」をシグネチャーラップSignature Wrap...(笑)
「アメリカでこの色で巻いたロッドは見かけ無い...」とオハイオのDHが言っていた。「和風」で素敵な「ふじ色」wisteria...

2024年7月17日水曜日

bookshelf

「In an exclusive peek behind the curtain ,tom dorsey offers an autobiographical evolution from his childhood in a poor immigrant family to succesful enterpreneur .thisbook is about serching for meaning and self-purpose」(トム・ドーシーは独占的に舞台裏を覗き見しながら、貧しい移民の家庭で育った幼少期から成功した起業家になるまでの自伝的な成長を語っています。この本は、意味と自己目的の探求について書かれています)...Thomas Dosey(1938ー2024)の「自伝」タイトルの「TELOS」はan ultimate object or aim.(究極の目的または目標)の意味。表紙の写真は竹竿職人トムの掌。彼の製作したロッドをのせてみた...
30数年前にマサチューセッツ州ターナーズフォールTurners Fall,Mass.にあったT&Tを訪ね、彼に会ったことを思い出した...

2024年7月16日火曜日

alignment dot

alignment dot 位置合わせの点...ncaで作るロッドは継ぐときの利便のため合わせマークを付けている。白点であったり、クリーム色、赤、黒点だったり、巻いたスレッドやブランクカラーによって選ぶ。今回はフェルール部に透けるシルクを使っているので、メインスレッドと同色の「ふじ色」で点を打つ。ガイド面を合わせつないだまま「ポチッ」とする。道具はペンではなく、爪楊枝toothpick先端にインクを付け息を止めて垂直にポチッと(笑)フジ色は赤+青+白色を混ぜて調色し、Silkスレッドカラー#134色を目指す...

2024年7月15日月曜日

ARTIST

「フライフィッシング・ジャーナル」1985年春号No.7の特集は<国産グラファイト・ロッド>である。マッキーズをはじめ、ノリエ、ストリームサイド、ダイコー、UFMなどなど、日本のグラファイト・ロッド黎明期にあたり、夥しい数のグラファイト・ロッドがリストアップされている。当時、こんなに市場規模が大きかったか?と思われるけど、我が国FFの「黄金期」だったかも知れない...アーティスト・フライロッド AGF8045Pは39年の時を経て、このように「改装」された。

2024年7月14日日曜日

AGF8045P

 昔、自分で組み立てたと言う ARTIST AGF8045Pを改装する。「素人作りだから、あんまりジロジロ見ないで下さい」と言われた(笑)ロッドやフライは自ら作り、釣りに行く。当時「ロッドビルディング」が流行ってましたよね。この方、自分で作るより知識や経験・技術のある人に任せる「竿は竿屋」の名言を放った。竿と同じくらい付き合いは長い。品番の「A」はARTIST、「G」はGraphite、「F」はFlyの略称で8フィート#4/5番の4ピース。「P」はPackである。低弾性28t.カーボンプリプレグを使用した、ミディアムアクション・ロッド。この後、ハイカーボンの4pc.Traveler(ATF)に発展していく「初期モデル」で1985年製、パックロッドのハシリ...

2024年7月13日土曜日

another one

6ft.6pc. #3/4のブランクスが入荷したので製作する。メーカーで注文を受けてから、塗装するので少し時間が掛かった。白い塗装は「粉雪」powder snowと言う名称で、この他に「薄墨」light inkと言うのもあるそうだ。これからロッドにしていくのだが、ガイドやパーツ、シルクスレッド#134/wisteriaを並べ、眺めて、2本目の構想を練る...(笑)

2024年7月12日金曜日

Trout Smiths

 Trout Smiths/Glass 7'0"#3wt-5pc.、トラウトスミスでは「ビーハイヴ」beehive蜂の巣と呼ばれている。ブランクカラーはオリーブ色。眺めていたらオービス・グラスが見えて来た(笑)7ft.で3番、5ピース、ロッドの仕舞い込み寸法470mm。ジョイント部が「節」の役目をして調子は上々でメインロッドとして使いたい。これは"Seven Three"ふうに仕立てる。ガイドなどは、Silk Thread #123/Oliveで巻いた...

2024年7月11日木曜日

Flyfish

前線の影響で花巻・稗貫川、遠野・猿ヶ石川水系はご覧の通り、酷い雨で「大増水」になり溢れそう。雨乞いし過ぎたかな...(苦笑)
何もこんな日に...懲りないヒト達と水量が程々で、釣りになる川を探してウロウロ。見つけた増水・濁り無しの流れへ入渓...コチラの本流は「奔流」と化していた...
おっと危ない!石の上にマムシ...二匹絡んでいたそうだけど、写真を撮りに行ったら一匹だけになっていた...
小雨がパラつく中での釣りだったけど、皆さんなんとか釣りましたとさ...納竿時に雨は本降りになって来た。

2024年7月10日水曜日

Steffen Brothers

Steffen Brothers Rodはステフェン兄弟により1980年コロラド州でスタートした「少量生産」small batchのカスタム・フライロッドである。『We build each rod by hand with American-made fiberglass, graphite, and components. We're proud to keep every component of a Steffen Brothers Fly Rod made in the USA, just like it has been for the past 43 years. Pencil sketching, hand rolling blanks, hand winding threads - every fly rod is crafted with love and artistry. Plus, our S2 glass and IM6 graphite and carbon layups are unlike any other on the market!』(当社は過去43年間、変わらずにステフェン ブラザーズのフライ ロッドのすべての部品を米国で製造していることを誇りに思っています。鉛筆スケッチ、手巻きブランク、手巻き糸など すべてのフライ ロッドは愛情と芸術性を込めて作られています。さらに、当社の S2 グラスと IM6 グラファイトおよびカーボン レイアップは、市場の他のどの製品とも異なります。)HPより抜粋。画像のロッドは904と907の6ピース by NCA...

2024年7月9日火曜日

Wisteria

藤色wisteriaの巻き糸は初めてだったけど、乳白色のブランクによく似合う。171色あるシルクスレッドから選んだ#134番、使えますね(笑)ブログを見た顧客から直ぐに反応があり、もう一本ブランクを取り寄せた。メーカーではこのブランクカラーは乳白色では無く、あくまで「粉雪」と言うそうである。この他に「薄墨」グレーも有りますと教えられた。緩い傾斜のスウェルドバットがわかるでしょ...

2024年7月8日月曜日

7ft.5pc.

 マルチピースは続く(笑)Trout Smiths 7'5pc.は#3番指定のファイバーグラス製...『これまでの Trout Smith の歴史の中で、これらのテーパーは Shane Gray や Mike McFarland などの有名なロッド デザイナーによって開発されてきました。これらのブランクは、Brookie LT や Brute シリーズなど、Trout Smith が Shane によって所有されていた数年前に設計されました。これらのシリーズで現在提供しているブランクとロッドは、Shane が最初に導入したものとまったく同じ素材とテーパーです。当社のガラス ラインナップに新たに追加されたいくつかの製品は、Livingston Rod Co. の Dusty Smith とのコラボレーションで製作されました。新しいデザインは S-Glass (E-Glass よりも軽くて鮮明) で巻かれ、新しい 3 ピース 7'6 4wt「Rocky Creek」ブランクと 7'0 3wt 5 ピース「Beehive」トラベル ブランクが含まれています...』 Trout SmithsのHPより。さて、どの様に仕立てよう...しかし、Shane GrayとMike McFarlandはいろいろな事やるな〜(笑)

2024年7月7日日曜日

Woods

 水沢TKの紹介で「Pear Wood」が北海道釣行の帰路に訪ねてくれた。車から大きなケースを3箱持って来たので、え?何の配達?と思った(笑)中を開け、並べてもらうと「壮観」である。シート・ウッドが林立していた。Pear Woodの由来は、梨(pear)農家であったところから名付けられたと聞く。リールシートウッド作りも30年を越えたらしい。メインはポケット&リングで杢の美しさが際立つ...
全く趣味のモノは厄介だ(笑)サラリとしたウッドが好きなわたしでさえ、話を聞いていると「杢」の魅力に吸い込まれていく。木を選び、ncaの金具見本を渡して製作を依頼したのは言うまでも無い...

2024年7月6日土曜日

angler's mail

4月下旬に作られた、竹柄塗装のDuraglass 693-4pc.『先日の竿で尺イワナを釣ったら連絡しようと思っておりました。やっと、やりました~この魚、先週やらかし、今日は必ずと林道ゲートから片道2時間の歩き...同じ岩に付いておりました!』と報告あり...
やりましたね〜素晴らしい...

2024年7月5日金曜日

6ft.6pc.

 Ashizawa totoにすっぽり収まってしまう、シモムラロッドワークスの6ft.6pc.#3/4、セミ・スウェルバットのグラスロッド・ブランクスが送られて来た。210mmの「魚雷型」TorpedoグリップにREC/MBD金具、巻きはシルクスレッド#134/ wisteria 藤色がご希望。この色の絹糸は持っていないので「糸屋」に発注した。それが届くまで、進めるところは進めておく。使用するリールはHARDY/ Featherweightとの事で、シートをそれに合わせる...仕舞い込み寸法は330mm(13inch)

2024年7月4日木曜日

hook keeper

「フックキーパーhook keeper使いますから、必ずつけて下さい」と言われた。いらないと言うヒトが多数を占めるなか、珍しや(笑)ロッドはLa Loueの8034、ティップをワンガイド分破損して修理である。勿体無いので、トップガイドを付け直してバットをカットしてグリップを再構築。ちょっとハリの出た、長さ7'2"の#4になった。このブランクス、あと数本で終了といったら「このアクション好きなんですよ〜無くなる前にもう一本...」と、新たな8034もお買い上げ...

2024年7月3日水曜日

40-5 DF

 KKが持ち込んだのはHLL/40-5 DF(8ft.#5)である。1979年頃、Thomas Maxwell時代の製造で45年の時を経ている。北海道で使うので持ち出したが、案の定、コルクはデコボコ、フカフカに。ロッドチューブに仕舞われた状態で大事に取ってあった様だけど、これも高温多湿でよろしくない。たまには「竿干し」風通しをしてあげなくては(笑)記入されたマクスエルの「カクカク文字」とラッピング後のディップ・バーニッシュを残したいので、竿じりからの作業を選択。金具の「黒染め」ハゲていたので再びブルードする。オリジナルのシートスペーサー・ウッドはmortised(ホゾ加工)だったが、同サイズで在庫のあるREC/LCRN用の「Oval」に替えた...
ロッドをちゃんと撮影する前に壊したので、この様な画像のみ。右がHLL/40-5。グリップコルクの劣化が際立つ。シートウッドも膨張してスライドリングの動きも悪く「改善」...なかなか見る事はないけど、HLLもT&Tもスペーサーの下はこの様な方法で取り付けられている...

2024年7月2日火曜日

Flyfish (2)

森の中の流れの、ここ、そこでKKが掛けそびれたのを現認(笑)「魚多いっすね〜」水が戻れば「良型」も期待出来る渓流。「熊出没注意!」の看板が気になるけど...
夕方入った流れで「5 cast 2 fish」と好調なMI。わたしの好きな場所に二人のFFMが先行していた。声を掛けて下流に移動し、入渓...
竿抜けしていたいつもの場所から、馴染みのイワナ。前回より一回り大きく、育ってるね〜(笑)

2024年7月1日月曜日

Flyfish

気温31℃のなかの釣り、側溝の流れに足を浸して暫し休憩。帽子の汗染みで、その暑さが伝わるかな?熱中症になりそう...(苦笑)
東京からやって来た釣り人たちと「水と魚を求め」ウロウロ。雨らしい雨が降らないから、どこも「渇水状態」である。そのなか比較的水のある川へ...ま、ここも減水してたけど。
上流の橋で待っていても、小一時間現れなかった「二人組」え?熊にでも喰われたか?(笑)結果はよく釣れて、動けなかったそうで...
木陰の大岩に座り彼らを待つ間、周囲を見渡すと石垣に沿う「ダイモンジソウ」大文字草の群生を見つけた...おや、ここには芋のツルもあるじゃないか〜