2021年7月31日土曜日

Flyfish

台風8号の大雨で岩手はどこも増水と濁りで釣りにならない。雨雲の動きや河川水位を調べ、降雨量の少なかった隣県に出掛けた。10年ぶりに訪れた川は「あれ?雨降らなかったの」と思うほどの水量だった。
それでも水の出た形跡があり、増水して一気に減水した模様。川畔林や蘆が育っていて、川の流れも堆砂で浅くなっていた。瀬尻の緩いところでKYが「ヒット!」Ben's Glass 3wt.7'0"/3pc.を曲げる。お〜これからパラダイス!と思いきや...
気温32度の中、汗だくで歩いて...「夏ヤマメ、一里一匹」(笑)

2021年7月30日金曜日

arrival

東京に到着したものの、なぜか大阪まで旅をして神奈川に舞い戻り横浜税関・川崎外郵で「通関」(苦笑)昨夕、配達された。我が家の放飼の犬「キンちゃん」がワンワン吠えるので「犬嫌い」の配達員は郵便車から降りて来られず「わたし、以前、噛まれた事があって、犬ダメなんです!」と顔面蒼白で悲痛な声をあげる。キンちゃんを押さえ、どうにか関税を支払い荷渡しが終わった。その間、配達員はビビりっぱなし(笑っちゃいけないけど・笑)帰ったと思ったら、再び赤い郵便車が来て「宛先はNCAさんに間違いありませんよね」と犬が怖くて確認することを忘れていたそうだ。余程、痛い目にあったんだな...あ、業務連絡。お待たせしました!購入予約をいただいた方あてに梱包し、本日、亀ヶ森郵便局に持ち込み発送いたします...

2021年7月29日木曜日

similar

McFarland "Classic"Yellow glass 4pc.のグリップは細身の130mmリッツRitzタイプだけど、"Perpetiual"Glass 3pc.はventilatedグリップをご指定。似てsimilarはいるけど、ちょっと違うぞ「兄弟竿」(笑)このロッドに使用するリールKINEYA300A、LEONARD MILLSもシートとフィッティングするために送られてきた。、どちらのリールも#1〜2番のラインを巻いて、新調したグラスロッドに装着される...

2021年7月28日水曜日

legendary

台風8号が来る前日、炎天下の県内どこの川を巡っても「渇水」で魚はやる気無し。何とか見つけた(見つけて貰った)イワナのライズを釣ったぐらい(苦笑)その日の日没は綺麗だった。奥羽山脈に沈みゆく夕日は美しく輝いていた。「Patagoniaのロゴマークみたいと」KYが呟いたので、アナタソレハビョーキだよと返した(笑)
翌日の明け方、3:30頃から台風の影響か雨が降り始めた。しか〜し、5:30には止んで風が出て涼しくなった。KYがやって来た8:20には曇り空に晴れ間も見える。どうなっているの?今回も「晴れ男」もはや伝説めいたlegendaryことだと確信...(笑)
山の方では多少雨が降り、魚たちの活性スイッチも入って、こんなのがバンバン。仕事している場合じゃないよと連絡を貰った。う〜ん、霊験により天候操作まで出来ちゃうのか〜アナタは(爆笑)

2021年7月27日火曜日

Unknown

完成品販売されていた6pc.ロッドのカラーリングやパーツを全部剥がしブランク状態に。塗装下地からやり直して、再塗装から始まったプロジェクトも漸く「完成」...元竿の原形を留めない「不明」unknownと名付けたフライロッドも3本目。色は異なってもカタチは「いつもの」仕様。遂にシリーズ化?こういう楽しみ方もある(笑)

2021年7月26日月曜日

fussing

Paul H.YoungのParaboloc Rodにコルクの間隔をとったグリップが使われている。McFarland Spruce Creek 6'10™#2wt.にご希望で、このスタイルでフィッシュテール・グリップを...ヤング社はこのグリップ形状を何と呼んでいたかは不明。「間隔」intervalsや「骸骨」skeletonはたまた「換気」Ventilatedと後につけられたと思われる名称が行き交う。どういう効果があるか考えるに「グリップ内まで曲がる感覚を楽しめる」「滑りにくい」などが浮かぶだけ。単純に見えるけど、形作るのに割と手間が掛かるグリップ(苦笑)...1956年版P.H.Young社のカタログ「More Fishing/Less Fussing」(もっと釣りを/少ない煩わしさで)を調べても、名称が出てこないグリップ・スタイルである...

2021年7月25日日曜日

K-glass

そうそう、正式名称は「Special K-glass」だった。何がスペシャルか?4pc.なんですよ、このロッド(笑)Kグラス・シリーズを「精力的に販売」していた頃のパーツは欠品していたが、似通った雰囲気の部品で製作。基本的なフォルムと、Gudebrod #206 Garnetと#002 White飾り巻きは守った。E-glass素材で作るK-glass。未だ、数量と如何なる在庫があるのかを把握していないワタシ...(苦笑)

2021年7月24日土曜日

Cicada

外壁に立て掛けた棒を登り、セミCicadaが羽化していた(笑)背中のWとxの紋から判断すると、このセミはエゾゼミ。まだ体液が緑色だ。少年の頃の夏、東京の実家にあった太いタイサンボク(泰山木)の幹にセミの抜け殻が沢山あり集めたっけ。当時、東京の自然はまだ豊かであったが、前回の「東京オリンピック」1964年(昭和39年)に向けた工事で都市の様が変貌した...岩手・亀ヶ森で日中、ジィージィー鳴いているのがエゾゼミで、よく聴くと鈴を連振しているようにも聞こえる。朝夕はヒグラシも参加して、大合唱が始まる。夏だな〜(笑)

2021年7月23日金曜日

Saddle

1979年のT&Tに8種類から選べるカスタム・グリップ(別料金25ドルを加算)があった。その中の一つ、特徴あるスペシャル・サドル・グリップ。ブランクお持ち込みで作る、Graywolf "Trout Smith" 7'3"#3 Eグラスのロッドにこの形のグリップを装着。これは馬具の「鞍」(クラ)Saddleで、そのカーブが似ている事から名付けられたの?と考える。そうは見かけない珍しい「カタチ」ncaも今まで10本作ったか?くらいレアな形状のグリップ。「お任せ」なのでnca好みで...(笑)

2021年7月22日木曜日

K-glass

K-Glass 8'3"#3/4-4pc.が欲しいのですが、ブランク在庫ありますか?」と連絡をもらった。え?Kグラスって何色だったっけ。暫く作っていなかったので忘れてるではないか!ブログの左上にある検索エンジンにK-Glassと入力して、過去ブログから「バーガンディにグラスの白ペグ」と判明(苦笑)ストッカーからブランクを探し出した。当時使っていたパーツも既に無くなっているモノも多く、どうせ一から作るので過去の「仕様」に囚われず、新たにお考え下さいと伝えたが...

2021年7月21日水曜日

Blued

ご希望により金具3点を「黒染め」...ニッケル(元素記号Ni)合金から削り出されたベリンジャーDLSB金具をBirchwood社の「Super Blue」を使って「ブルード」bluedする。ルーペが必要なほど細かい取り扱い説明書の文字を読むことも無く、長年使い慣れた「経験と技術」に頼る(笑)一般的には「ガンブルー」と呼ばれ、ピストルなど銃砲の錆止め用、表面酸化防止剤を釣具という平和目的に使用...

2021年7月20日火曜日

Spanish cedar

Spanish cedar(英語表記)は和名を「チャンチン」と言う。英名を直訳するとスペイン杉?と思いがちだが、チャンチンは漢名を椿(チユン)または香椿(シアンチユン)といい、和名は後者の中国語音に由来する。チャンチン属Cedrelaは東南アジアと中南米の熱帯を中心に約20種あり、とくに中南米のセドロC.odorata L.(現地名cedro,英名Spanish cedar,West Indian cedar)の材は葉巻ケースやその他装飾用材として世界的に知られる。(出典|平凡社世界大百科事典 第2版)...軽い割に堅牢なのでリールシートのウッドスペーサーにも使われる。

2021年7月19日月曜日

Beer Lover

米国東部のKevinからメールが『すべてが順調であることを願っています。 7月11日のncaブログにあったナメクジに関する興味深い経験を共有したいと思います。先週末、兄のダニエルと私はペンシルベニア州の彼の小屋にいましたが、フライフィッシングには最悪の天候。ある晩、大雨が降っていたとき、私たちはリラックスして夕食を摂りながらビールを飲み、後でリサイクルするためにキャビンの外の地面に2つの缶を投げておきました。ナメクジがビールを飲みに集合!(添付の写真は、外に投げて30分ほどで雨が止み、リサイクルバッグに入れるところです)少なくとも米国では、庭にビールを入れた皿を置くことは、ナメクジを排除するための昔ながらのトリックです。 それは私の菜園でそれらを取り除くために聞いた古い方法です。いつかは野菜を食べに戻ってくると思いますが、私が見たところ間違いなくビールに惹かれています!それが長期的にどのように機能するかはわかりませんが...不思議なことに、私はこれが起こるほんの数時間前にあなたのナメクジの投稿を読んでいました。』(笑)へ〜ナメクジってビール好きbeer loverなんだ〜

2021年7月18日日曜日

Rookie

フライフィッシング(FF)を志す、27歳の新人Rookie。真っ昼間、気温26度の下で初めてFFに挑戦。苗字は同じ「Kato」だけど、親戚でもなんでも無い(笑)メインの趣味は登山で「山やキャンプで釣りをしたい」ということでFFを体験。道具好きでもある彼だから、楽しい「お道具」いっぱいのFFはもってこいだね...
太陽の照り返しがきつい中、前傾姿勢で毛鉤の行方を追うのは一丁前(笑)次はちゃんとした偏光グラスを用意して臨もう...
お〜やったね!初ヤマメ!...この日の釣果は大きめのイワナは逃したけどヤマメを二匹。こうしてルーキーはNCAにより「フライフィッシングの深淵」に引きずり込まれていくのだよ...(笑)

2021年7月17日土曜日

Long Journey

リールシートたちの「長い旅」が終わった(苦笑)5月末に米国東部を旅立ちテキサスで行方不明になること一ヶ月。東京に来たかと思えば翌日にはNZオークランドに。またここで暫く滞在。長い間、輸入をしているが初めての出来事だった。その間、EU圏や米国西部から荷物は通常の日数で到着していた。発注したロッドを仙台NSが二回も見に来て諦め顔。この竿に使用するオービス・バテンキル3/4リールも置いて行く始末。お待たせしました!目指したのは1972年版ガルシア社カタログに掲載されていたCharles C.Ritzのエスプリespritが漂うグラスロッドと同じ様なツートーン・メタルシートをつけて、ようやく完成した「渋〜い」Ben's 3wt.7'0"-5pc.ロッド。

2021年7月16日金曜日

40 years

うわ、懐かしい「原宿ノリエ」が渋谷区神宮前でScott Power-Plyのファイバーグラス・マルチピースを扱い始めたのが1980年代初頭だから、既に40年は越えている。当時はグラファイトが台頭してきた時代で「え〜グラスロッド〜」と一向もしなかったが、今見ると「あの時、ブランクを買っておけば」と(苦笑)修理依頼があった折、現在のスコットを想像していたが荷物を開けてみると「SanFrancisco」と印刷されたアルミチューブが現れビックリ!中身も当時のスコット。キレイに使われているが、スピゴットフェルールは摩耗し「ドン突き」グリップも経年で接着が剥離しているようで「鳴く」スピゴットは調整したが、グリップはオリジナルのままで良いと言うことなので、握ってみただけ...まだまだ頑張る「スコット・グラスロッド」40年モノ。

2021年7月15日木曜日

taste

年に数本はこの「嗜好」tasteでロッドを作りたくなる(笑)使ったブランクはCTS376-3pc.で仕様はGlass Golden Shadow...オータムブラウンにスペシャルペイントしたブランクにHLL/GSの味付け。ベリンジャーDLSB/Koa(コア。マメ科、アカシア属。学名:Acacia koa。ハワイ諸島原産の固有種で海岸エリアから標高2000mエリアに生育する常緑高木)ウッドのシート。スレッドは当時HLLが使っていたのと同じ色、グデブロッドGudebrod #832 Baige。ゴチャゴチャとしていない割には装飾性が高いスタイルは「永遠のデザインだ!」と思う。何年経っても飽きずに、魅了されているファンも多い。この一竿(画像、手前)販売いたします。お問い合わせください ncaflyfish@Gmail.com まで、...
こちらはお客様が愛用している、Graphite版GS仕様。お洒落ですね...

2021年7月14日水曜日

Ash

北アメリカに生育する一般的な木、243本が解説掲載されている小冊子、Peterson First Guides"TREES"によればオレゴン・アッシュOregon ASH(和名:トネリコ)は高さ80ft(24m)にも達する大木だそうである「太平洋岸、北西部の重要な材木で野生で見つかるトネリコ。 葉には通常わずかにギザギザがあり、茎は無い。風に乗せ種子を飛ばす為のウイングは、種子全体の長さの1/4〜1/2になる」とも書いてある。オレゴン州にあるベリンジャー社のBlack Ashスペーサーは地産地消となるのか(笑)ニッケルN/S合金の金属から削り出された金具を纏って、あの美しい「Bellinger Reel Seats」となって、あなたのロッドに装着される...

2021年7月13日火曜日

Dress -up

2020年8月、Pflueger "MEDALIST"のドレスアップ・パーツのラッチカバーLatch coverとフットFootをブログで紹介した...やはり「好事家」が多いフルーガーリール(笑)3度輸入して「完売」...しかし、その後もお問い合わせが続き...「う〜ん」やはり輸入するか〜で「募集」
ご注文予約を受け「集計」して、まとめて米国に発注するという形で供給します。ラッチカバーはナロー、ワイドサイズとも共通部品。フットは二種類ありNarrowが1492/1494/1495/1496用。wideは1492-1/2,1494-1/2,1495-1/2,1496-1/2用となります。ご興味がございましたらメールでncaflyfish@Gmail.comまでお問い合わせください。【締め切りました】

2021年7月12日月曜日

Angler's mail

CTS480/Pureで北海道「釣りの旅」をしている友人からメールが...
『一昨日に行ったSR川に一人で行きました。流石に土曜日なのでポイントポイントには車が止まってます。車は停まってましたがダムのインレットに入渓。一つのポイントから数匹釣れます。 下流にいた釣り人が何か喋っていて、暫くして私の入ってるポイントの岸際まで車でやってきてクラクションを鳴らし「羆が出た!」と教えてくれ、彼の車に乗せて貰い自分の車まで戻りました。 地元のアングラーで、100回以上来ているけど羆に遭遇したのは初めてだそうです。出会い頭に目の前で遭遇したようで、かなり興奮していました。SR川は河原も広く開けていて羆感はない川です。警察にも連絡してました。13:30頃でしたが早々に撤退して、町でカウンタースプレー買いました...』
翌日のメールで『やっちまった!昨日使ったフライリールが見つからない。思い起こせば、着替えた時に車の屋根に乗せた記憶が。ないとは思うけど昨日の広場に行ってみます...』と。あらあら...

2021年7月11日日曜日

slug

梅雨の日、外気温22℃湿度68%のなか「ナメクジ」slugが這い回る。外に置いてある濡れた16フィートの赤いカヌーに付着した苔を口で削りとりながら、延々と食事中。軌跡は芸術的でもある(笑)ウィキペディアwikipediaで調べると蛞蝓(なめくじ)は「殻が退化した陸生の巻き貝」とあった。ナメクジも外来種が流入していて農業・園芸被害なども多いらしい。そういえば隣のジイちゃんが森の中でナメコ栽培をしていた時、収穫前にすっかり傘を喰われた事があったな。昔から「なめくじに塩」(不得手なものを前にして、すっかり元気をなくしてしまうという意味も)他の陸上軟体生物と同様、ナメクジの体のほとんどは水分で構成されていて外套膜も無く極めて脆弱なため、水分を失わせればすぐ死滅する。身近な酸または塩基をかけて浸透圧を利用する。ま、このナメクジは放って置く。カヌーをきれいに掃除しておいてね...(笑)

2021年7月10日土曜日

Horn

ニホンカモシカの「ツノ」hornを貰った。今は天然記念物だから捕獲や狩猟は出来ないが、死骸から切り取ったものらしい。1934年(昭和9年)に天然記念物になる以前、明治・大正期には冬山で猟をして食べていたそうだ。黒部川流域でイワナ釣りと鉄砲でカモシカやクマの狩りを生業にしていた猟師たちの事は、甲山五一著「釣り師・遠山品右衛門」(1983年アテネ書房)に記述がある。ウシ科の動物だから旨いのかな。本州シカのそれは芯まであるのに対しカモシカのツノは空洞で縞々の成長線が見られる。先月、宮城・登米で「四つ目のカモシカ現る」神のお使いか?とニュースになった。眼と見えない事もないが、あれは眼下腺が大きく発達した個体でいつの間にか話題は消えていた(苦笑)裏山に現れるカモシカは本当に「お使い」かも知れぬ神々しさがある...

2021年7月9日金曜日

why

5/28に米国東部をUSPSで出荷された「リールシート」は6/3にシカゴ、6/4フォートワース(ここ経由は初めてだ。これが躓きの始まり)しばらくあって6/24東京。おお、やっと来るかと思ったのが間違い。東京で荷下ろしされず6/25にNZオークランドに行ってしまった。why何で?(苦笑)7/7まで滞留しているけど、いつ戻って来るんでしょうかね...かたや米国西海岸を7/3にオレゴンから同様にUSPSで発送された「リールシート」は7/6にはポートランドからサンフランシスコを経由し7/7東京着と順調な経路。通関を経て週末には配達予定。とっくに完成してシートを待つBen's 5pc.を眺めながら「母さん、あのリールシートは何処へ行ったのでしょうね」と推理小説「人間の証明」(森村誠一・著、1976年・角川書店)風に呟いてみる。

2021年7月8日木曜日

11 years

27年前に知り合い、直近11年間は音信不通だった釣友、埼玉KMが突然やって来た。第一声は「生きてた」である(笑)コヒーを飲みながら11年間の積もる話を1時間半に凝縮して交わした。10年ひと昔と言うけど、ひと昔前一緒に釣り回ったBBH川やKSK川の話になって、そうそう、ああだったこうだったと、その頃の記憶が一気に蘇った...
話の中で出て来た「パパイヤS」(振付師のパパイヤに雰囲気が似ているので付けられたあだ名である)も11年前に夭折したんだっけ。彼にブランクを作って貰ったスローなQuad Bamboo 703を久しぶりに持ち出して雨が降る前の早朝、釣りに行った。イワナとヤマメを釣り、いつもの所まで辿り着くとシクシクと「涙雨」が降り始めた...

2021年7月7日水曜日

weight

黄色い花が咲いた。二、三度聞いたが花の名など忘れてしまい、再度確認したら「ニレシダ」というらしい。身近にある釣具で黄色のモノはフライラインかフライロッドのBen's S-glassこれは決して忘れない(笑)3pc./5pc.が#3番ライン指定で7'0"、4pc.7'5"は#4番ライン指定である。ヤマメ、イワナ釣りに軽快で扱い易いグラスロッドは楽しい。ブランクスの重量は34g〜36g〜41g。5pc.をロッドにしても59g、マーキス#4にWFロングベリーライン#3を巻いたものが119gだから総重量178グラム。一日中振っていても負担にもならない重さ。ブランク・ストックも残り僅か...お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.comまでメールを...

2021年7月6日火曜日

angler's mail

停滞する梅雨前線の影響で豪雨。静岡・熱海では甚大な土砂災害。岩手はこんなので渇水の川に水が戻るのか?のシトシト雨。久しぶりの「お湿り」である。京都NIから「尺はないけれど、良い岩魚獲れました。めっちゃ竿曲がりましたが...」と画像。岩や護岸に残された水の跡を見ると減水してますね〜え?こんな竿作ったっかと、よ〜く見ればグリップ周りはまさしくncaスタイル(笑)あ、T社の6pc.グラス・ブランク持ち込みで作ったモノと思い出した。いつもは自作バンブーで釣りをするNIもグラス・ロッドの魅力に引き込まれるかな〜

2021年7月5日月曜日

color

頼んであるブランクスに塗装する「シーウィード」seaweed色がレシピ通りに調色出来ないから他の色を、とCTSから連絡があった。HPのカラーチャートでグラスブランクスに使われるtranslucent(透けた)カラーを確認すると、いくつかの色が「廃番」となっていた!原因は調色する材料が入手出来なくなったと言うことらしい。お客様に連絡して「新しい色」を選び直してもらった結果、新色「アーバン・グリーン」urban greenに決まった。手元の「CTSカラーサンプル」から継続中の色と廃番色を分けておこうか...(苦笑)

2021年7月4日日曜日

Yellow

2013年に30台限定販売した「nca/Classic Trout Reel」は未だお問い合わせをいただく事があるけど、残念なことに製造を依頼した友人の会社も時の流れで廃業。作れるところを探し「復刻」を目論んだが、8年の歳月が経ってしまった...Ben's 3wt.7'0"-5pc.を注文されたお客様より「使うリールはnca/クラシック・トラウトかS社の503L」との連絡を貰った。え!お持ちでお使いなんですね。有り難うございます!ロッドはSimple 2と言うべき仕様で、グリップは133mm、シートは80mmのコルクフィラーにREC P&R。スレッドはGudebrod #290 Tan。あまり同じでもつまらないので要所に#705 Sandstoneを飾り巻き。ワタシのncaリールと合わせて記念撮影した「黄色いスマグラー」(笑)

2021年7月3日土曜日

Smuggler

A Member of The Harris & Sheldon時代だから1970年代、Hardy社のグラスロッドに"Smuggler"(密輸者)という5本継の竿があった。名称は後にグラファイト・ロッドに引き継がれて小継竿の代名詞となる。販売中のBen's of HollandのS-glass 5pc.は現代の「スマグラー」と言えるかも知れない(笑)釣り終わって収納するときに「あ、5ピースだったか」と気付かされる、スムースなアクションのロッドは素材と製造技術の進化が生み出した。ゴテゴテと飾り立てず、シンプルな美しさと日本の渓にマッチしたアクションのロッドはNCAの手で「あなた好み」となって「良き相棒」愛竿に...家庭内に「密輸」し易いという利点?の話もちらほらとある(笑)

2021年7月2日金曜日

directions

directions 指示書がメールに添付されてきた。「使うリールはアルキュオンHalcyon Small-Trout、PEERLESS No.1...」これは持っている。他2つは持っていないので、所持しているリール2つのフットに合わせながらコルクを削る。金具を装着したリールシートは83mm長さ、グリップはストレート先丸で140mm、太さは22.5mm...指示書を頭に入れ寸法を測りながら加工する。NCAでカスタムロッドを何本もお作りしている方なので「好み」は分かっているつもりだ。基本は「指示書」だけどNCA流にアレンジ(笑)とあるメーカーの完成品を全てバラし「大改造」のプロジェクト。先ずは指定の「栗色」に塗装変更からかなと思ったけれど、グリップ周りの加工から始めてしまった...

2021年7月1日木曜日

cloth bag

ロッドは継ないだままだったので、クロスバッグを車の中に忘れて来た。気が付いたのは5時間の遡行が終了して、やっと出口にたどり着いた時だ。ここから崖道をジグザグに登らなければならない。Ben's 3wt.7'0"-5pc.を左手に握り締めて登る。途中、息継ぎと共に5本継あるかを確認しているワタシがいた(苦笑)ヒトには「マルチピースは布袋を持っていると便利ですよ」と日頃言っているのに「失態」である。普段、急登などしないから、竿袋を持ち歩く習慣がない事も一因している?リールは外してベストに収納できるけど、ロッドは竿袋に入れなくちゃ身軽になれないな...「入渓するときは忘れずに」(笑)