2017年9月30日土曜日
Be in time
シーズン中に間に合うかな?と作業を進めていた「nca/LaLoue Rod 8ft.#3/4」どうやら間に合った(be in time)ようで、荷物到着の翌日に釣りに出掛けて早くも「結果」を出し、見事に入魂(笑)
今日9月30日(土曜日)は岩手も渓流シーズン最終日。亀ケ森の朝は曇り。気温5℃、日中は18℃の予想だが天気は悪く寒いし、先日から続く雨で川は水が多いし...ん~悩ましい(苦笑)
2017年9月29日金曜日
After the feast
after the feast 宴のあと..移動時間となったので着替える。「わざとらしい」の声が上がる(笑)脱いだ時はグチャグチャだったのを並べたら、それぞれの「性格」が出た。左はDのでそれらしく配置。頭にはRWP社のロゴ入りベースボールキャップ、P社ベスト、P社ウエーダーとシューズ。着ていたシャツも確かP社でまさに「Pゴニアン」。真ん中はキッチリ置かれたKのF社ロゴ・キャップ、P社ベスト、L社ウエーダーにW社のシューズ。右のはワタシ。T社キャップ、NCAのショルダーバッグ、L社ウエーダーにK社シューズ。置いただけの一番いい加減レイアウト(苦笑)...ロッド左はNCA/ParaGlass 703-2pc、中はNCA製作のSteffen Bros.703-3pc.右はNCA/Classic 833-3pc...フライロッドはNCA...(笑)
2017年9月28日木曜日
Flyfish (4)
毎度のことだから大して驚かなくなったが今回もKの「晴れ男」ぶりは効力発揮して釣りの間は天候に恵まれた。彼らが東北道を南下した頃から岩手の天気が悪くなり雨(苦笑)Kの神通力は「水量」まで通じずに(当たり前か)苦戦したものの数多くのヤマメ、イワナと遊んだ...
Dは最後に入った渓流で今年も「最終釣行」の結果を見たし...
いつもの川のいつもの場所でイワナにも会えたし...今回もまた楽しい「漫遊釣行」であったずもな..めでたしめでたし。どんと晴れ!
2017年9月27日水曜日
Flyfish (3)
普通の人なら歩かないであろう右岸、それも毛鉤を木に取られるリスクの高い「ヘチ」もしくは「ツボ」狙い(笑)狙いは見事に当たり...
今季、釣り人は大雨に祟られはしたものの悪いことばかりではなく、増水が助けたのかサクラマスが数多く遡上産卵した様だ。途中の堰堤を指折り数えて、よくこんなところまで上がったものだと思う場所でも確認できた。ボロボロになりながらも命のサイクルと言う大きな役割を果たし、自然の栄養となる。産卵後に訪れる終焉...
2017年9月26日火曜日
Flyfish (2)
やろうと思って出来るもんじゃないね(笑)10匹のうち毛鉤が口にかかったのが2匹位の割合。あとは腹、尻尾...魚は沢山釣れるけど、本人の表現では「煮干」「丸干」サイズ(苦笑)水量が多くキレイ過ぎる流れはツライ「過ぎたるは猶及ばざるが如し」か...Dが一投目に釣り上げた綺麗なヤマメ。おっ、これからパラダイスか?と思いきや...
いかんな~このサイズばかり。どうする?沈めてみる?...「残された時間がない」ワケでしてウロウロと彷徨う(苦笑)
2017年9月25日月曜日
2017年9月24日日曜日
Autumn
「秋の日のヴィオロンのため息の身にしみて、ひたぶるにうら悲し..」ポール・ヴェルレーヌ 詩。上田敏 訳。渓流釣りの季節も残すところ7日「ひたぶる(ひたすら)うら(心のうち)悲し」い時期でもある。この時期、釣りに行って薄暗くなる午後5時頃にその思いが頂点に達し、身にしみて深まるのである。ロッド製作も同じようなもので、作っているときは夢中で心も弾み楽しくとも、出来上がってしまうと一抹の寂しさが訪れる...秋の日の竿屋のため息...さてと、今日は釣りに行こう!
2017年9月23日土曜日
Acorn
電気の引き込み線と小屋の屋根に直径20cmほどのコナラの木から伸びた枝が引っかかっていた。ずっと気になっていたのだが「えいっ!」とチェーンソウを持ち出し元から伐採した。枝には10cm径に育った藤蔓も絡まり始末が悪く一汗かいた。伐採した枝先には「どんぐり」がいっぱい付いていて、なんだか申し訳ない気持ちになった。どんぐりを和英辞書でひいてみたら「Acorn」とある。HLLやPAYNE、そしてNCAスクリューシートのポケット・エンドも「ACORN」どんぐりと言う(笑)
2017年9月22日金曜日
day after
day after 翌日...「nca / La Loue Rod作れますか?」とお問い合わせがあった。ブランクスは「売るほど」有っても金具3点(ワインディングチェック、スライドバンド、エンドポケット)が無くなったので無理ですとお答えした。翌日の釣りの最中に待てよサンプルをひとつ取ってあった筈だと思い出し、帰宅後に探したらビニール袋の中に入れた「2セット」が出てきた(苦笑)あと一本このカタチで作れます。豆知識。仏国旗三色の由来、俗説では「青は自由、白は平等、赤は友愛」とか。
2017年9月21日木曜日
Angler's mail
「5年生になりオトウサンとあまり遊んでくれなくなった娘に代わり、今年1年生になった下の小僧が安曇野の管理釣り場でフライデビューしました。ロッドはnca / La Loue8645。いくつか釣れて楽しかったようです。英才教育の始まり~笑」信州・信濃屋からのメール。やったね!
小学1年と言うと7歳かな?この年齢から始めて続ければ、将来楽しみですな。「祝」若い(若すぎだけど)フライフィッシャーの誕生!
2017年9月20日水曜日
Drive
台風18号で大雨の降った沿岸部の川を「ダメ元」で見にゆこうと出かけた。途中の国道も山から水が出て冠水している。場所によっては土砂崩れもみられた。何本かの支流を集める本流は恐ろしい泥濁りと大水量の「奔流」となり牙を剥く...あわよくば釣りが出来るところを探す気持ちも完全に潰えた。いつもの「観測点」もご覧の有様...
そうだ!ここまで来たら「かもめ食堂」のラーメンを食べに行こう!大船渡~陸前高田~気仙沼まで走った。震災復興途中の陸前高田では大雨で幹線道路が冠水して通行止め。小一時間ぐるぐると迂回させられた末、やっと気仙川と矢作川を渡り気仙沼へと続く国道45号線に辿り着く。普通なら諦めるところ、すでに頭の中に「かもめ」が飛んでいたので苦にはならない(笑)100km走って食べた価値ある一杯...醤油ラーメン(魚介系出汁)ダブル玉子。美味しゅうございました(笑)
2017年9月19日火曜日
Flyfish (3)
「この前の雨でここの護岸を越えるまであと30センチという大水が出たんだぞ...」と近所オヤジが言っていた(驚)休日ということもあり、フライフィッシングに興味津津の何人もの近所オヤジがギャラリーとなった。「橋の上のポニョ」ならぬMが狙う。毛鉤にドラグが掛からないから、魚がいれば出る。恒例の「ズル釣法」去年もあの川のあの高い橋からやったよね(笑)案の定、掛けて走って橋を降り、取り込んだ。
大水の時、どこに避難しているのか?気になるね~
2017年9月18日月曜日
Flyfish (2)
近頃の天気予報は精度が上がりよく当たる。今回は台風18号が北上しているので特に入念に「気象情報」をみていた。先週の雨で増水気味なのだが、イケそうなところを選び(昨年の台風10号の影響で手札は減少した)行動する。移動時間も惜しいので近場を行ったり来たり(苦笑)
ウロウロと彷徨して入った渓で釣れた錆びた「日陰のヤマメ」
こちら「日向のヤマメ」...ところ変わればこれほど違う秋の山女魚。
2017年9月17日日曜日
Flyfish
川底が磨かれた様にキレイ、ということはかなり水がでたんだな。連休中、それも終盤戦の釣りなので釣り人の多さは覚悟していた。あれ?駐車スペースごとに車がない。お~やったー貸切と思ったらOutbackが一台、入渓点に停まっていた。上流に向かおうと通り過ぎる時に何気なく運転席をみたら、お~懐かしやTDじゃないか(笑)15年ぶりかな~TDはここから、我々は歩いて下流より入渓することにした。
秋の気配が漂い始め、水も冷たくヤマメもイワナも魚も錆びる季節に...
2017年9月16日土曜日
Traveler
♪セブン、セブン、セブン~♪ウルトラセブンじゃなくて(笑)...1991年頃、T&T/ Heritage Series にVagabond 放浪者という名をつけられ、ブリーフケースに入りますと宣伝された 8ft.DT4/WF5 7pc.Rodがあった(仕舞い込み寸法14-1/2"、約37cm)..あれから26年、時は流れ時代は進み、技術も進化し登場したのが「 9'0"# 5 wt. Seven-piece Graphite "Traveler Rod" 」仕舞い込み寸法16-7/8" 約43cm。ブランクカラーはクリアグリーン。C&Rもよし、UPスクリューシートでもよし。お仕立てはイッピンもの製作経験豊富な「技術のNCA」(笑)...中小河川ではオールラウンダーともいえる5番ラインを巻いたリールを持って「いざ!釣り旅へ」
2017年9月15日金曜日
Typhoon
朝のラジオニュースで明日16日からの3連休にTALIMタリムという名の「台風18号」が日本列島を縦断するといっている。東北地方には17日の夜にやって来るだろうとも。3日間釣りをしようと思っていたのに「どうなんでしょ?」昨年の台風10号で川が変わってしまった事がアタマを過る。早池峰山の北側から閉伊川に流れ出る御山川上流の「アイオン沢」は昭和23年(1948年)9月15日から17日に襲来した「アイオン台風」で早池峰山北斜面の大崩落によってでき、この名が付けられたと聞く。前年22年9月の「カサリン台風」で甚大な被害を受けたばかりだった。
2017年9月14日木曜日
autograph
ダグ・スイッシャーのサインの事を考えていたら「西洋毛鉤鱒釣師譚」森林書房1979年初版に記事があったことを突然思い出した。
このautographから推測すると取材日は「1978年8月3日、ノーザン・カリフォルニアのハットクリーク」と読んで取れる。表紙写真はAshiさん撮影の「ハットクリーク」なんだか自分までその場所にいたような気分になる(笑)同行してダグ・スイッシャーのパワフル・キャストを撮影したカメラマンは望月久さん。現在は東京と岩手・安比にあるアトリエを行き来している。この当時は撮影ばかりで、近年やっとFFをやるようになったらしい。今度お会いしたら、いろいろな話を聞いておこう。
出版後しばらくして著作にautograph(サイン)と著者印影を頂いたのも覚えている。場所は東京・世田谷の旧芦澤宅。遠い昔の記憶が蘇る...
2017年9月13日水曜日
Bookshelf
芦澤大兄の所有していた雑誌に紛れて「Tying the Swisher/ Richards Flies」P.J.DYLAN & Co.1977年刊があった。翻訳本は1981年4月にティムコ社から星野亮介訳で出版されている。原本にはAshiさんが1978年8月にダグ・スィッシャー先生よりautograph自筆の署名を貰っている。表紙を見比べるとフライが違う、バイスのジョーが違う(どちらもThompson Aバイスだと思うが)日本語版用に撮り直したかな?フライを巻いたのは「Rene' Harrop」だと記されている。当時、NCAはノーハックルダンが巻きたくて後に出版された「翻訳本」を購入し、悪戦苦闘して巻いた。いい機会なのでシーズンオフにでも見返して掲載されている「毛鉤」を再び巻いてみようかな...ロッドはNCA / Graphite 8'8"#5wt.3pc.
2017年9月12日火曜日
"Golden Shadow"
1977年、東京新橋・虎ノ門の「H」社(当時のHLL輸入元)という総合商社の市場開発部で貰った「H.L.Leonard Rod」のカタログ。久しぶりに「閲覧」していて40年目にして気づいたことがある(苦笑)ライトライン・シリーズでリストの一番下に記載されている「Model 504G, 5ft. 3/4 oz. 4wt. Lightning Rod.」え、えっ~こんなのあったっけ?能書きは「Length and weight make this one-piece rod truly unique and even a ten-inch fish is real thrill on this lovely rod. A personal favorite of the late angling great Arnold Gingrich, who called it "the final word" in short rods.」...見落としていたか、ワンピースだったので初めから興味が無かったのか...76~77年は「無骨」な感じだったゴールデン・シャドウ・ロッドも翌年から皆様「お馴染み」特徴のある意匠designに変身する。
2017年9月11日月曜日
Workbench
今朝の気温は14℃。空気がひんやりとしていて、半袖Tシャツでウロウロするには寒い季節となった。昨日も引き続き「薪割り・薪積み」をした。筋肉痛は相変わらずだが、ピリピリした感じが心地よい。天気は爽やかで大した汗もかかなかった。積みあげて、薪割り機を片付け、ついでに草刈をして「今季終了」...作業を進めているバンブーロッドを仮組みして眺めていたら、裏山でヤマセミが「けけ、けけけ」と笑った...
2017年9月10日日曜日
Woods
秋晴れの一日、塗装の乾燥を待つあいだ「懸案事項」だった「薪割」「薪積み」をやった。直径30cm X 長さ35cmに玉切りされた、楢材(ミズナラ、コナラ)を油圧薪割り機で六つ割にしてゆく。単純な作業だが手を動かしながら、頭の中では「ここまで割って、こう積んで...」と計画する。ただ、機械に乗せるのが重い「労働」でキツイ。割った薪を崩れないように小屋の中に積み上げるのもスクワット状態で行うのでツライ...案の定、朝起きたら腰や脚にハリが出て筋肉痛である。釣り以外で大汗をかいた。残り20玉...明日が見える(苦笑)
2017年9月9日土曜日
Adhesive
Adhesive 接着剤...作業をするのに接着剤を使い分ける。グリップなどはエポキシ接着剤の5分硬化型でパッパと手際よく「接着」させるのだが、金属やグラス、カーボンのフェルールなどにはじっくりと行き渡らせたくて硬化時間の長いもの(slow cure)を使う。家から1.2kmはなれた国道396号のコンビニ(できて10年も経つ!と店長が言っていた)の隣にKという「ホームセンター」が震災後に出店し大変便利をしている。お~近所にNCAの資材倉庫が出来た~と喜んだものだ。それまでは接着剤だろうがカッター刃だろうが車で片道20kmは走らないと手に入らなかった。一時、通販で買っては見たものの「今すぐないと困る」ものが多く、ご近所ホームセンターに走るわけだ...暫く前から「30分硬化型」が無くなり、絞ったり、ほじったり、だましだまし使っていたが「もういけない」確かKのあの棚にあった筈と行ってみたが「ない!」さて困った。花巻市街に出かけた折に(忘れずに・苦笑)大型店パワーKを覗いたが同系列なので置いていなく、Sを見てもなかった。え~前はあんな普通にあったのにな~昨日、思いついてHまで走り、ようやく入手した。アレはここ、コレはあそこで売ってると、覚え直さなくちゃ...
2017年9月8日金曜日
coloring (2)
1976年の"Graftek Ⅰ"カラー、Blue Grayで塗装したNCA「グラスロッド」ブランクの塗り替えって出来ませんか?にお答えする「仕事」通常はこちらで定めたブランクカラーで製作しているのだが、時間と経費が掛かっても良いならば対応しようかと...巻きはシルバーグレイにブラックのティッピング。適度にフィッシュテールしたグリップにダウンロック・スクリューシート...「温故知新」故(ふるき)を温(だずね)新しきを知る。これもまた「フライフィッシング」の楽しみかた(笑)
2017年9月7日木曜日
coloring
1975年の"HLL Graftek"カラーのブランク・カラーと同色で塗装し同様の赤巻きを施した、NCA/Gull-Gray Graphite Rod 7'7"#3/4がある。HLLの特徴的なリールシート金具のストックが無くなり、今は別のカタチで製作しているが「気分はグラフテク」(笑)...1976年には"Graftek Ⅰ"が発売されブランク色は明るめのブルーグレイとなり、コスメチックも一変する。「グラフテク・シリーズ」は日本ではあまり馴染みがないと思うが、その後の"Golden Shadow"へと続く、HLLグラファイト・ロッドの先駆を務めた。この時代のカラーリングのロッドっていいですよね「粋」で「お洒落」...フライロッドは美しくありたい(笑)
2017年9月6日水曜日
Flyfish
Dがメールで「川は?」というので「偵察」に...家を出るときは曇りで気温17℃、爽やかな秋の日。昼間でもいけそうな塩梅だった。
水量よし、水色よし!久しぶりに持ち出した"Duracane"の重さに戸惑う。グラスやグラファイトのなんと軽いことか...いつの間にか雲が流れて青空に。気温は27℃まで上がった(汗)川沿いの土手には蔓のある草がはびこり、足を絡め取られ歩きにくい。
昨日巻いた「グラスホッパー」を岸寄りの草付きに投げて釣ったが、小さい(苦笑)...合わせとヤマメが飛び出し、戻るときのタイミングが合致し大きな力が生まれ、フライをブッ切られた奴はいいサイズだったな~(いつでも逃がした魚はおおきい)...川岸に栗や胡桃が落ちていて、秋を感じさせるけど9月30日の渓流最終日まで3週間とちょっと「ぼくたちには時間がない!」...次は夕暮れどきに出かけるか。
2017年9月5日火曜日
somehow
somehow なんとなく...Duracaneを弄っていたら気が付いた...1996年(平成8年)9月に帰天された芦澤一洋大兄の所有していた雑誌が廃棄され、21年を経過し巡り巡って岩手にたどり着いた。大量だが一冊一冊を確認し「保存」と「再廃棄」するものに仕分けした。そのなかの一冊1986年10月号「Flyfishing」の表紙に「デュラケーン」が写っている。あ~私のと同じシリーズだな、と思い何気なく写真のシリアル番号に目をやると「1792」だ。あれ?手元のロッドは?「1773」!同年の製造なんだね!...なんとなく「不思議」を感じ、次回の釣りに携行しよう...
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