2016年10月31日月曜日
return home
「ロッド、到着したらすぐに使えますか?...」30通に及ぶメールのやり取りをして、やっと完成にたどり着いた(笑)オーダーされたのは九州在住の方で、彼の地はまだ釣りが出来るのか!?と思い、お尋ねすると「帰省するので、管理釣り場に行こうかと...」そうですよね、関東地方には「カンツリ」沢山あるので新しいロッド振ってみたいでしょうし(笑)...しかし岩手から九州まで送ると最低2日間を要し、出発には間に合わない。留守宅に配達もなになんで、週末到着を目指すことに...Alchemy "Dharma" 754 Glass Rod
2016年10月30日日曜日
double thread
よく見ないと(画像をクリックして拡大しないと)分かりにくいが、ライトブラウン/ホワイトの糸の二本取りで巻いてある。所謂、縞々巻き(笑)神経を使う巻き方でもある。二本の糸を持ち、スタートは濃い目の色が外側に来るように配列して重ならないように均等の力で巻き進める。ライトブラウンだけで巻いた時よりもホンワリと薄めに仕上がる。この技法でフライロッドを巻く職人をワタシは過去3人しか知らない...糸の始末が悪く、面倒だからかな?(苦笑)
2016年10月29日土曜日
prevue
prevue 内覧、下見...3種の新グラスロッド。左から703-3pc.【tan】中は663-3pc.【brown】右が603-3pc.【olive】長さにより塗り分けられたブランクスから連想するとこの「カタチ」に落ち着く?(笑)後日、詳細をお知らせ予定。待てない方は ncaflyfish@Gmail.com までメールを...made in Japan
2016年10月28日金曜日
easy order
ロッドアクションと長さは「お仕着せ」だけど、お客様それぞれの「好み」でお仕立てするのがNCA流(そりゃ、コノロッドにはコノカタチ!という場合もありますがね・笑)吊るし(既製品)より、はるかに楽しい「イージーオーダー」...今回のバンブーロッドは「グリップ、シート、スレッド、瑪瑙ガイド、ネーム入れ」をお客様が選択...釣 り人の思いの丈を「カタチ」に...
2016年10月27日木曜日
adhesion
adhesion 粘着力...古い友人から「バンブーの塗装どうしてます?」と電話があった。いままで使っていた「Spa Varnish」に規制が掛かり輸入できなくなったらしい。NCAはずっと手に入れやすい国産の「第二石油系ウレタン塗料」を使っているので、問題なし(笑)...原液で使う方もいる様だが、面倒でも「希釈」して使われることをお勧めする。え?どの位の粘度?と聞かれても口で伝えるのは難しい。エポキシ塗料の粘度もよく聞かれるがこれもなんと言っていいかで伝えられない(苦笑)...気温・湿度も大きく影響し、また希釈しすぎると「塗料のちから」が失われ、上手くいかない...全ては「経験値」で判断するしかない。
2016年10月26日水曜日
Flex-Lite
9月中旬、盛岡のATが来た時、話題が「フレックスライト」に。その話の中で「何だかもったいなくて本体は捨ててないんだけど、豆電球側のキャップ無くしちゃったんですよね...部品売りありますかね~?」もう作っていないみたいだし無いんじゃない...それから2~3日して、何気なくネット検索していたらオークションサイトでヒットした。すぐにATに連絡を入れ「落札!」この部品だけでも出るんだね~余りにもタイミング良すぎて驚いた(笑)ATのフレックスライト【画像左】は中期型。パイプ尻の処理(アルミキャップ)でわかる。昨日、持参品を見たら本体も若干短かく可愛らしい感じ...単三電池2本は15年前入れたままだって(電池が腐り、アルミ生地のパイプ内が痛むので要交換・苦笑)...
これほど違うLEDライトと豆電球の光...「昔はイブニングの釣りに活躍して...もうコレを使うような釣りはしないけど、思い出が詰まってます。いや~投げないでよかった~釣道具って捨てちゃダメですよね...」(爆笑)
2016年10月25日火曜日
workbench
かなり前に発注をいただき「仕様」は決まってたバンブーロッド。文字入れがなかなか決まらずブランクス・シャフトの塗装も延び延びになっていた。やっとネームも決まり、塗装も乾燥も済み、組み立て工程へ...ロッドは7フィート#3番の2ピースだけど手の大きい方らしく、アップロックシートを使用したフィッシュテール・グリップも長めで太めをご希望。長さ165mm(よく米国製ロッドに付いているサイズの6インチ半!)太さはくびれ部分で最小径24mm、親指が乗る部分は最大径26mmで削り出した。え~見た目こんなに太いの?握ってみると「デカイ」割 に握り易い...NCAの「小さな手」には向かないけどね...(笑)
2016年10月24日月曜日
soak
soak 染み込ませる...「ハニーラップで...」とのご希望でNCAがHonney Wrapに使う糸で巻く。元色はベージュより少し濃い目かな?10年くらい前に廃番になってしまったが、まだ4,750yds.ほどNCA には在庫がある(苦笑)...スレッドに塗料を染み込ませると変色して「ハニーラップ」色に...
一回目の「染み込み」でガイドは動かなくなる。あとは日にちを掛け、息を潜め3~4 回、乾いては塗り乾いては塗りの化粧仕上げを行う。
2016年10月23日日曜日
bit
bit 錐の穂先、カンナの刃...アップロック用のポケット穴しか削らないのにルータービットが減ってきた。そりゃそうか、22年も使用すればそうなるか(苦笑)東京・銀座伊東屋で購入して、重たいDREMEL model732をバッグに入れ運んだ事を思い出した...交換用のビットも同様に減っているので「新品」を探そう。
2016年10月22日土曜日
Classic Trout
ラジオの天気予報で「昨日の朝より7度低い気温となりました。寒暖差の激しい一日となるでしょう...」(現在3℃、日中は15℃の予報)霜も降りた。先週までなかなか「紅葉」しないな~と思っていた山も里も色付き始めた。旧ダイアモンドバック社カタログの1ページ目に米国バーモントの紅葉した流れが写っている。米国東部と岩手の景色は何となく似ていて(個人的見解・笑)この写真を見る度に「稗貫川上流でもこの景色、見たよな~」と思ってしまう。
ああ、"Classic Trout"の話。仕上げをして、来週には「旅立ち」予定。ダイアモンドバックのブランク構造図があったので拡大して...「Power Braid System」が正式名称。日本にも、かなりの本数が輸入された。探せばまだある?(笑)
2016年10月21日金曜日
thrills
thrill ぞくぞくする感じ...小さなロッドに小さなリール...6フィートのロッドにDT3番ライン、#16番以下の毛鉤で「小さな流れ」を釣る。ショートロッドでフルラインを出そうとも思わないので、遠投しても45ft.(12m位)の範囲...今シーズン終盤に「34cmヤマメ」を掛けた「D」のロッドも6ft.6inchだったし~腕を伸ばせば7フィート(笑)...小ぶりのタックルでスリリングに「大物」を狙う!
2016年10月20日木曜日
workbench
「733 Bamboo。145mmのフルウエルズ・グリップで、スレッドは赤巻き...」とのご注文。その長さ、あったかな?と、ストックを探したら、なんとすでに塗装の完了しているバンブーブランクが出てきた。シャフト「塗」の手間が省けるので作業が3週間は早まる(喜)パタパタとパーツを揃え、コルクグリップ、シートを削り出して接着。巻く巻く、塗る塗る...あれよ、あれよの5日間で「完成」(爆笑)
2016年10月19日水曜日
Classic Trout
Diamondback Classic-Troutのブランクスが「希望仕様書」と共に送られてきた。「グリップはシガー。リールシートはウォールナットにニッケル・ダウンロックC&Rはガンブルー、ストリッピングはミルドラム社カーボロイ...」指示に従い、パーツを揃える(笑)仕様書にプリントされた形状等参考「写真」はHLLバンブーのModel49(3pc.)かな?こんな感じのグリップ形状とリールシートの関係はNCAの「大好物」(笑)...なんたってダイアモンドバックによく似合う...
2016年10月18日火曜日
access
このロッドの画像のせい?昨日の閲覧者地図(管理者にはどこから、どの様にアクセスしているか分かっちゃう)でフランスが日本と同様に濃い青で示されていた(笑)日本404アクセスに対し仏国418!...(驚)フライフィッシングをやるであろう思われる国の釣り人に見られているという事だね。つい先日まではロシアが一番。英語圏オーストラリアのお客様AMのメールでは「今は翻訳ソフトがあるから、日本語でダイジョウブ...」とのこと...便利な世の中ですな(笑)
2016年10月17日月曜日
thread work
巻くのはこの糸...Gdebrod Nylon Aスレッド。メインはLt.グリーン、NCPレッドを4巻き。トリコロールはA-thread 赤7巻き、白6巻き、青7巻き。白は膨張色なので他よりひと巻き少なくする。フランス国旗だね(笑)ヨーロッパ各国、三色旗は色を変えれば巻糸で「表現」出来ちゃう。例えばドイツは赤+黄+黒とか。イギリスなど複雑なのは出来ないが(苦笑)...粛々と製作。
2016年10月16日日曜日
tools
「釣り場にて」田中祐三(朔風社/1981年第1刷)...本の話ではなく、釣り場 にての話(?笑)...毛鉤を巻いて、アイ(環)に流れたヘッドセメントを掃除しておけばいいのに、いざという時に目詰まりしていることが多々ある(苦笑)そんな状況で役立つ(必要)のは「針」いろいろ試しました~安全ピンから専用ツールまで。あまり関心しないのはクリッパーに内蔵されたモノ。良いのは単針だけど、刺さるのが心配で持ち歩くのが大変。そこで登場するのが便利な「五徳ツール」全長117mm。米国コネチカット州にあった "MOODUS SPORTS PRODUCT" の"FLY FISHERMAN'S TOOL"..結果、針しか使った事がありませんが...持ち歩くのを忘れたらどうするか?別のフライフックでこじり開 ければ良いのだけど...そこはあなた、フライフィッシャーマンの「カタチ」ですから~(笑)
2016年10月15日土曜日
parts
待ちかねた「部品」が到着...これでNCA「LaLoue Rod」が作れる(喜)先ずはご注文のあった分から。部品の納品書に「ペゾンタイプ・ワインディングチェック、リングアンドポケット金具」と記載があり「コパー色」と書いてあったが「ブラウン」の間違いだと思う(苦笑)金具の素材はアルミでアルマイト加工により色が付けられている。そう、住宅建材の窓枠(アルミサッシ)と同じ色合いだ。鍍金屋さんは釣具だけの仕事をしているわけでは無く「なんでもメッキ」(笑)メッキ液が古くなりタンクが汚れると色付けにムラが出てしまうらしい。今回は問題なし(笑)こうした小回りの利く小さな「町工場」が昨今の不景気(誰かさんは景気が上向いているとか言ってはいるが...)で廃業。国内で製造して供給される釣具パーツの手当がしにくくなっている...このスタイル、3セットで終了(泣)
2016年10月14日金曜日
Classic Trout
Diamondback Graphite Rod のブランクスを長いあいだ探し、やっと手に入れた方から「製作依頼」があった。メールに添付された画像には「T's」(神戸・津田商会)のハンガータグがあるから、2002年頃に輸入されたものだ。特徴的な「クロスバインディング」製法、縦方向がカーボン繊維でリリアンの様な編み込みがファイバーグラスで施されている...蛇柄なのでこの「ダイアモンドバック」という名が付けられたと聞く。現在の新DB社にはこの製法のモノはないようだ...
2016年10月13日木曜日
style
まあ、このブログの読者には「なんでもいいよ...」という人は先ずいないと思います(笑)「自分だけのスタイルを求める」釣 り人の我儘な「お好み」でロッドのstyle(様式・形)を作り出すのがNCA。今年に入って好んで作っているのがこの「カタチ」...475 Third Street,San Francisco,California にR.L.Winston Rod Co.があった時代によく使われていたグリップ...バンブー、グラス、グラファイトと、どの素材に合わせても個性的で似合います...
2016年10月12日水曜日
workbench
ジョイント上のガイドを「破損」した「LaLoue 8645 Rod 」が修理にやって来た...残ったラッピングを慎重に取り去り、同じ箇所に同じスネークガイド#1を同じ色で巻いた。先日も「LaLoue 8034 Rod」の在庫お問い合わせがあったばかりで偶然に驚く。ブランク在庫はあるものの特徴あるリング&ポケット、三段ワインディング・チェックの在庫が終了してしまって「それらしく作る」事が出来ない(苦笑)グリップ周りを別のデザインで考えていただくしかないな~と思っていた。お付き合いのある小売店に尋ねたところ「3セットのみ金具ありました!」と探し出してくれた。これで何とか3本の製作が可能になりましたー(嬉)
2016年10月11日火曜日
countryside
「香り松茸、味しめじ」という言葉がある。でもやはり「松茸」が良い(笑)...隣からの頂き物「亀ケ森産・マツタケ」軽トラで近所の山から帰ってきたジイちゃんが「ほれっ!」とくれた。毎年採りに行く赤松林、家人にも教えない秘密のマツタケ山があるらしい。今朝 は4本採ったから、とその2本が回ってきた(喜)先日は香りのよい「天然舞茸」の大株を雫石の方から頂いたし、家の周りは「ハタケシメジ」が豊作だし...嬉しいキノコ責め(笑)
2016年10月10日月曜日
memo
ご注文の電話を受けながらメモをとる様にしている...忘れない為に要点を書いておくのだ。書いているうちに製作の助けになるアイデアが出てきたりもする。殆ど鉛筆でなぐり書きだけど、気が向けばイラストを描いたり箇条書きで清書をすることもある。お客様の言葉を「反芻」して、頭の中で「完成予想図」を構築している。これだけの「メモ」でロッド製作の手法・手順 は読みとれる...判るのは本人だけだろう~というご指摘もあるが...「それでいいのだ」(笑)
2016年10月9日日曜日
event
宮城県・鬼首(オニコウベ)高原は昨夜から生憎の雨...「荒尾アングラーズ・ミーティング2016」に行ってきた。出店したのは大阪から10時間かけてやって来た「アルケミータックル」KAさん...岩手・花巻からだと片道180km、東北道を南下して古川で降り、鳴子温泉の硫黄の香りをかぎながら約2時間半のドライブ。寒いし天候も悪いので荒尾川での釣 りはなし...
関係者面していたのか?8時45分には入室。10:00開場。ルアー関係の出店が目立つ会場、フライ関連はポツポツと...(苦笑)
「アルケミータックル」今年の放出品...R.L.Winston "Stalker Series" 5'6"#3 2pc.Fiberglass Rod ¥60,000 で販売!サンフランシスコ時代のお宝オリジナル。これ使えますね~むむむ...目に焼き付き、夢に出そう(笑)
2016年10月8日土曜日
504TC
「巻いた!塗った!!出来た!!!」そして送った..."nca/504 trout casting rod"チャンピオンフェルール・バージョン。お好みのグリップをつけて使用。渓流シーズンは終わったものの「管理釣り場」があるさ、ということらしい。巻糸はDANVILLE/サテンフィニッシュ。Fuji/RVガイドで元ガイドはベイトKRコンセプト「ベイト・フィネス」で「釣行時の糸絡みを激減」(とカタログにあり・笑)
2016年10月7日金曜日
finesse
finesse 戦法、術策とか...この頃、釣具にもよく使われるコトバ(苦笑)「ベイト・フィネス」まあ、新しいガイドの使い方だけど。キャスティング・ロッドに小口径、先端リング径4mmのガイドを使用することが流行って(推奨されて?)いる。ガイド製造会社の能書きを見ると「注意!RVガイドを逆向きで使用すると正しく機能しないため、取り付け向きを間違えないでください」と図解。(画像参照)なるほど~昔、T&Tグラファイトロッドに付けられていた3ブリッジのストリッピング・ガイドをみてブリッジが二本の方にラインが当たるのを回避するため「逆向き」(通常、収まりとしてはバット側に二本ブリッジ)に付けられているんだな、と理解した。nca Graphite rod も同じように逆向きにつけたら、お客様から「逆じゃないですかね?」と不評で説明するのに苦労した(笑)...今回のベイト・フィネスはガイドメーカーサイドの研究成果を元にした「お墨付き」ですからね(笑)
2016年10月6日木曜日
Satin Finish
ご依頼のあったロッドのご希望の糸色を考えていたら「DANVILLE」に行き着いた。そう言えば、あったよなー(笑)「ダンビル」はフライタイイング・スレッドが昔から有名で、古いフライパターン本には「糸はダンビル6/0の何いろ...」と指定してあったくらいだ。タイイング・スレッドにはワックスが掛けられているので、ロッドのラッピングには使えない。今も販売されているのか分からないが40数年前はロッドのガイド巻き用として「SATIN FINISH」サテンフィニッシュ(ツルツルに仕上がるとの意だと思う)が普通に売られていた。塗装をしてもあまり変色(濃く)しない、NCP的なもの。絵の具に例えるならばナイロンスレッドが「透明水彩」こちらサテンフィニッシュは「不透明水彩」でベタ塗りのポスターカラーの様なもの。トロリとした感じで仕上がる。糸のストックしてある所を探したら、厚手ボール紙で無骨に作られた箱が「5つ」...手つかずであった(苦笑)
2016年10月5日水曜日
memories
台風の余波か、夜半に雨が強く降った翌朝、裏山の「椚」クヌギの周りに「どんぐり」が大量に落ちていた...9月29日は芦澤一洋大兄の命日。もう20年忌。奥様に毎年電話を差し上げている。「あ~封筒に入っていて、送るだけになっていますから...」と送られてきたのは「nepenties」(ウツボカズラ)というファッション系の雑誌「特集・芦澤一洋」掲載号。記事を読んでいたらいろいろなことを思い出した...一般的に「どんぐり」と総称しているが、小学4年生の頃、同級生のKくんが住んでいた旧国鉄の官舎の周りに「椎」シイの大木があり、秋になり拾いフライパンで乾煎りし、塩を掛けて一緒に食した。「へ~食べられるんだー?」熱々で香ばしい木の実を割りながら「どんぐりは食べると耳が聞こえなくなるって言われてるけど、椎の実は大丈夫なの?」「平気だよ、毎年食べてるけど聞こえているよ...」そのKくんも6年生になる前に、父親の転勤で一家揃って山形・西置賜郡に越していってしまった。その後、中学2年までは文通していて「田舎の暮らし」を知らせてくれた...今どうしているんだろう?
2016年10月4日火曜日
1100mm
ウィキペディアで「タナゴ」を検索すると『日本固有種で、本州の関東地方以北の太平洋側だけに分布する。分布南限は神奈川県鶴見川水系、北限は青森県鷹架沼とされ、生息地はこの間に散在する。各地で個体数が激減しており、絶滅が危惧される状況となっている』とある。六角バンブーで作る「たなご」竿、巻き糸の色を変え、グリップのカタチを変えてこれで何本目だろう?長さは三尺六寸(約110cm)...東京・洗足池のクチボソ釣りで親父の和竿の穂先だけを持ち出し、何本もダメにしてしまった少年時代を思い出すね~(苦笑)
2016年10月3日月曜日
Countryside
灯油ホームタンクの液量を見に家裏に廻り、何となく上を見上げたら...じゃじゃじゃ!今まで気づかなかった南側の陽当りの良い場所に「キイロスズメバチ」の巣が!それも直径60センチくらまでデカくなっている。晴天の空を働き蜂がブンブンと出入りしていた。幸い、人の出入りのない家裏で二階の屋根下だが...どうしたもんじゃろの~(苦笑)隣のバアちゃんに相談したら「いまの時期は子育てで一番動き回る。下手なことをすると危ないから、ほっとけ~」とのこと。冬になり、活動が終わったら壊すしかないな...
2016年10月2日日曜日
Fly Dressing
『フライに大きい浮力を与えるには、フライ自体の構造を浮力が生ずるように設計することはいうまでもないが、それだけではやはり足りない。時間の経過とともに、しだいに浮力が落ちてきてしまう。それを防ぐには、やはりエイドが必要になる。ケミカルのドレッシング剤だ。これまで、どれほど多くのドレッシングを使ってきたか、私自身まったく数え切れないほどだ...』芦澤一洋(1938-1996)「フライフィッシング全書」森林書房1983年刊より抜粋...
浮きっぱなし4日間(笑)...レインジャケットやウェーダーに完璧なものは無い。それが作れたらノーベル賞ものだ、と言われる。フロータントも同様で「沈まない」ものはなく「沈みにくい」と考えよう。止水で良くとも実際の釣りではどうか?流れや魚のヌメリ、投げ方、リーダーとの関係...枚挙したらキリがない。
フロータントの業界(そんなもんあるのか?とも思うが・苦笑)も「日進月歩」研究が進んでいる。今シーズン土壇場になって思いついた「キースト」物を最終日にテストした(笑)...メーカーによる能書き・手順があってその通りにすると確かにいままで使っていた浮力剤より「浮き」が良い。流れの芯、泡の中、鏡面ならば「抜群」であった。三種の薬剤と「ドライクロス」なる超吸収布、「コーティング・パッド」を併用すると効果が高まる...
釣り人「10人10色」で好きなメーカーや入手のし易さなどで手に入れると思うが、コレはオススメ...右利きのわたしは右指で処置したのでコルクグリップが白い粉だらけになり閉口(ツルツルになりました。釣る釣る?・苦笑)ぜひ左手で処理することを推奨いたします...来シーズンはコレだな(爆)
2016年10月1日土曜日
Flyfish
「最終日」勇んで行きました。釣り人の正装であるベストを久しぶりに持ち出し、薮をコキ、崖を下りて上がって(笑)釣りを始めて2時間くらい経ったら左足にジワっと「異変」...そう、深みを渡渉すると水圧が掛かりウェーダーに浸水。なんとも気持ち悪くてウェーダー交換で戻ることに(苦笑)...家の入口に「八戸ナンバー」のキャンパーに乗ったSHさんとワンコがいてグッドタイミングで再会。「ふじかめ」(ご先祖にフジワラカメノスケという方がいたところから付いた屋号)で「暮坪セット」をご一緒する。キャンプ好きの彼と別れ、再び「川」に刺さりに...
釣果?この日はフロータントのテストですから~新しいカメラは水中撮影も出来るので面白くって...なんて負け惜しみを言っているが、下から上までくまなく川を歩きまくりの最終日(爆笑)...夢よもう一度とばかり、「D」が釣った場所にも行ったけど「グリップサイズ」を掛けたのみ...
この場所に...
先週、こんなの居たんだけどね~(苦笑)
沢山釣ったアベレージサイズ(泣)これにて今シーズン打ち止めか~川の水は一層冷たくなってきた。今日から来春3月1日まで岩手県の渓流釣りは「禁漁」
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