2015年9月30日水曜日

Scales

0.1gまで計れる「デジタル・クッキング・スケール」秤を手に入れた。取り扱い説明書を読んでいたら「高精度のはかりは、使用地域により重力の影響を受け誤差を生じる場合があります...」とあった。あれ?緯度の高い地域の方が重力が掛かるんだっけ?地域は大きく分けて5つ。「北海道」「青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島」「他の本州地域」「九州地域」そして「沖縄」だ...解説通りの手順で誤差解消の初期設定をした...0.1g単位で計れるなら試してみたいことがあった。二液性無黄変型の2:1エポキシを「体積比」で混合していたのだが「重量比」でResin樹脂とHardener硬化剤 を混ぜ合わせてみる。ウロ覚えに重量比だと異なる混合率だっと記憶していたので「The Epoxy Book」を引っ張り出し読み直した。それによると重量比の場合、混合率は100:43と硬化剤を少なめと指示されている...早速、主剤重量を計り硬化剤を「指示通り」に混ぜ合わせた。好結果は翌日にミキシングカップ内でガチガチとなって現れた(笑)

2015年9月29日火曜日

FlyFish

今朝の気温は10℃、日中は24℃くらいまで上がる予報だった。さて最終週、脳裏に浮かんだのはちょっと遠い川...先週の金曜日、ダム下に入った時は寒くてオイルド・ジャケットを着ての釣りで相変わらずヤ抜きの「マメ」と戯れていた。移動するので岸寄りのバンクに足を踏み入れた途端「ヌ~ッ」と60センチ位のサクラマスが流心に走った。うひゃ~である(苦笑)...今日は晴天で暖かく、車に積みっぱなしのジャケットも無用のシャツ一枚(嬉)なんと入渓して一投目で釣れちゃった(笑)錆びてない綺麗な「ヤマメ」う~ん、今日は「感」が当たった。
この場所なんだけど...わかるよねKMDさん(笑)ここら辺一帯は雨が降ったみたいで水量は丁度よかったよ~水は冷たかったけどね...
この前MCKさんが入った場所で...こちらもサビてないな~不思議...

2015年9月28日月曜日

Rub

Rub 磨く...釣竿屋でも金属部品(フェルール、リールシート金具など)を磨かなくちゃイケナイ事もあるから、コンパウンドもこのくらいの種類は用意してある(笑)以前のBlogでその中のひとつ「PiKAL」ピカールの事を書いたら「その工場、ウチの近くです」とメールを貰った。へ~そうなんだ、じゃ写真撮って送ってよと頼んでおいたら、送られてきたのがコレ...
「昭和の雰囲気」いっぱいの書体で記された「日本磨料工業株式会社大森工場」白タイルに墨書きの表札に味わいがある...JR京浜東北線、大森と蒲田の間 に「メリーチョコレート」が車窓左に見えるのだが、その真裏とのこと...
社屋も平屋でレトロだね...撮影をしたKMD東京特派員の談では「あのあたり歩くとピカールの匂いが漂ってますよー」(笑)特派員は中に潜入出来なかったので...同社HPから画像を拝借して工場内を見ると、こんな感じで...
興味津々...覗きついでに会社沿革などもみてみると「大正5年(1916年)11月、東京府荏原郡大井町にて創業...」お~研磨一筋100年ですなー。ピカールの研磨粒子は約3ミクロンともあった。誰でも知っていて、直ぐに判っちゃうネーミングも素晴らしい...磨けばピカッと光~る(爆笑)

2015年9月27日日曜日

Fly Box

左は"The Richardson Chest Fly Box/the Joe Humphreys Series" 右の小さいのは「 the Nichardson Fly Pit」似チャードソン...KWKさんの手作り(爆笑)横95mm X縦 60mm X厚 30mmで本家リチャードソンの様な「木目模様シール」が貼られている。ご丁寧に片パンタグラフ式の開 閉具、板ばねによる蓋のストッパーが二つ付けられている...アハハ、出来すぎです...
中には波型ウレタンフォームがつけられ、フライピットとしても十分の機能がある。裏面には安全ピンが取り付けられており、フライベストなどの胸部に留め使用する。これまた本家同様にストラップ環がアルミ・リベットで配備されているので、この幅にあう平紐を探して首から下げてみようかな(笑)

2015年9月26日土曜日

FlyFish

おっと!今年の渓流シーズンも終わってしまうじゃないか~という訳で、慌てて川に向かう。(秋の交通安全週間なので法定速度+くらいで・笑)10:40に着いて、途中「餌師」と話を...「釣れました?どこからどこまでやりました?」「あーあの橋から次の橋まで4つ...今の時期だから小さいけどね~笑」「じゃ、その上入ります~」頭に描いていた場所に。相変わらず「ハードボイルド」な大藪...その上、始末が悪い事に蔦類が絡まっている(苦笑)藪をかき分け流れに立つ...ポンポン、ポンと釣れるのは良いけど、ヤ抜きの「マメ」の襲来で毛鉤を乾かすのが大変(笑)誰かさんが言っていた渓流終盤のフレーズ「時節柄、型は・・」だけど「逆転ホームラン」があるかもしれないと上流を目指す...
この平瀬でも4匹...何とかヤマメらしい姿を見られた。秋色に染まるのも個体差があるようでそれぞれ個性的な色調でドレスアップを...

2015年9月25日金曜日

Angler's Mail

『シルバーウィークの最中、Kameglass 3pの竿卸しをしてきました。木曽のジンクリアでの釣り、時節柄型は今一つでしたがアマゴやイワナがボツボツ。3ピースのしなやかなベンドを愉しんできました...』と信州・信濃屋さんからお便り。町内会世話役でオイソガシの彼。寅年・申年に行われる諏訪大社「御柱祭」...申年の来年は四月、五月、六月とおいそがしいんじゃないでしょうか?その町内会行事に追われる頃、信州の渓流もいいシーズンですけどね~(苦笑)

2015年9月24日木曜日

Walnut

Walnut胡桃(クルミ)...ペイン風味+T&T初期型の巻きのご注文で製作した「504 TC」...杢の入ったウッドフィラーより、サラッとした「ウォルナット」材を加工して 取り付けると「気分はPAYNE」(笑)...そう言えば昨日、隣のバアちゃんに竿袋を頼みに行ったとき山栗と山胡桃が洗われて天日に干してあった。

2015年9月23日水曜日

Ms.R

R女史の「Re-Born Rod」が完成した。結局、ついていたパーツを全て外しブランク状態に戻して作り直したので手間取ってしまった(苦笑)...R女史ご夫妻との出会いは27~8年前になるだろうか?当時開催された「フィッシングショー」の抽選でNZ釣行へご招待(へ~当たるんだと思った)洗礼された。以来「フライフィッシング魔界」の住人となったと記憶する。今ではご主人の方がかなり「重症」だね...ご夫妻で毎年、国内外の川を彷徨、転地療養を繰り返している(笑)

2015年9月22日火曜日

MKG

フックキーパーに使っている「MKG」が少なくなったので在庫を探したらまだ二箱あった。一箱に1,000 pcs.入っているから2,000個!フライロッド一本にひとつ使用し、これだけロッドを作ったら凄いね(笑)...本来の使用はやたらと穂先にガイドが付いているチヌ竿だから「ひと箱千入り」も納得。ライトライン用フライロッドのフックキーパーに流用するにはもってこいのサイズである。

2015年9月21日月曜日

Rod Tube

トリガーを付けたキャスティング・ロッドはシート部の平面幅が66mmくらいになり、隣のバアちゃんに渡す布袋製作図面(簡単な絵だけど・笑)の寸法割りもグリップ部分で70ミリ幅、あとは40ミリ、30ミリ、30ミリと変則的なことに...当然、ロッドチューブも70mm径の太さを持つものになる。このタイプはまだブラス(真鍮)ヘッド&ボトムの在庫で対応できるが「型絞り屋」の廃業により新しく作ることが出来なくて、あとはない...フライロッドでもマルチピースを2本、3本と運ぶ方に「重宝」されている。(長さは1200mmまで)

2015年9月20日日曜日

in the mood

ガイドはまだ来ないけど、進められるところは進めた...資料はPAYNEの復刻カタログと昔のオークション・カタログ。現物は一度だけ見たことがある(持っている人がいるんだなー)また、この手に詳しい群馬カーティス・クリーク店主によると「ウヒヒ・・ガイドはフレームがブルードされた瑪瑙リングなんですよ~それでですね...」あはは、触れてはイケナイ世界、「悪魔の囁き」だった(苦笑)仮に現在、入手できる瑪瑙ガイドを使ってもそれだけで凄い金額になってしまう。トップガイドはどうする?。せめて、グリップ・シート廻りだけでも「ペインな気分」を味わっていただこう...バンブーで作ったらもっと「ゴキゲン」かも知れない(笑)

2015年9月19日土曜日

immediately

immediately 直ぐに...504TCをご発注いただき、一時間でグリップ、シートの製作(笑)ご注文主は随分と研究しているらしく「ペイン風味のグリップ廻りで巻糸は初期のT&T風」...こんな愉しいオーダーは「すぐに」手をつけたくなるのがnca。チタンフレームSICガイドを揃えて「速攻で巻く」と思ったらT-LNSG #8とT-LNSG #10サイズが欠品 していて巻けませんでしたー(苦笑)発注しておいたので連休中には巻けるか?あー早く「カタチ」にしたいんだけどな~(笑)

2015年9月18日金曜日

Super Hatches

昨夜は猿ヶ石川に架かる「安野橋」あたりで大量ハッチがあったみたいだ。昼間、花巻市市街に出たついでに回り道をしてみると、橋の歩道はシロイロカゲロウ科アミメカゲロウの死骸でベージュ色となっていた。またしてもカメラを持っていなかったのでレジ袋にかき集めた。散歩中のオジさんに不審がられ「それ何ですか?」と尋ねられたので「これこれしかじか・・」と説明(ほとんどWSさんの解説受け売り話だが・苦笑)...オジさんに上流部の「中野橋」にカラスが集まっている話を聞いたので向かうと、これまた恐ろしい数のカラスがカゲロウ死骸の捕食中...黄色く見えるのはどうやら「卵」かも知れない。億単位の個体が北上川や猿ヶ石川の水位の低下によりハッチしたと思われる。
うちの山犬、キンちゃんも珍しがってライズ...あっ、食べちゃったよ~(苦笑)時が経ち乾燥はしているけれど、とても生臭い匂いが立ち込めている...

2015年9月17日木曜日

trigger

trigger引き金...ロッドに取り付ける場合は「指掛かり」...ベイトリールを使用するCasting Rodには便利な引っかかり。PAYNEの Casting Rodには付いていないけどね。丸みを帯びたグリップと先端がフレアしたグリップは印象がころっと変わるが、nca/504TC(trout Casting Rod)に使うトリガーは同じ(笑)
アルミ製トリガーは生地のままなので「青砥」バフ掛けした後、日本磨料工業株式会社の「ピカール」(昔からこれだね・笑)で仕上げる。トリガーのシートウッドへの接面はRがついていて、接着剤と木ネジによって取り付ける。nca専用トリガーは東京・大森のKMD製作所にお願いして作って貰ったモノ。

2015年9月16日水曜日

Country Side

承前...「カゲロウ玉」の話。福島WSさんから回答が...『アミメカゲロウです。福島県でも名物 になっています。モンカゲロウと同族らしい!』と言うので、早速Webで調べたらダウンウイングのクサカゲロウ科アミメカゲロウに行き着いた。見たのは確かにアップライト・ウイングの「カゲロウ」だったと伝えると...お返事が『それはアミメカゲロウ目のせんぶりとかヘビトンボ。シロイロカゲロウ科のアミメカゲロウです。体長2センチぐらい、白色で姿はモンカゲとにています。阿武隈川、特に福島市近辺で大量に発生します。羽化前は泥の中に穴を掘って住んでいて、羽化時期 はハヤや鯉まで夢中になって捕食します。スーパーハッチは道路に20センチぐらい積もります。気持ち悪いですよ~!』...うん、そうそう!モンカゲかと思ったけど羽化の季節じゃないし「なんじゃろ?」と思っていたのがスッキリした...画像のBrown Drake はあくまでイメージです(笑)

2015年9月15日火曜日

Country Side

昨夜7時すぎ、次男を東北線・花巻駅まで迎えに行った。家から花巻市街まで約25Km、山越えの道で約30分だ。途中、新幹線・新花巻駅近くで岩手県警「ネズミ捕り」実施中(苦笑)いつもなら「ふっ飛ばして」いる道を虫の知らせか「制限速度」で走っていたのでセーフ(笑)...北上川を渡る「花巻大橋」手前から白っぽいカゲロウが街灯に群がり、道路にウヨウヨと増えてきた。大量ハッチ・タイム?橋の上には「白いものが」滑らないように慎重に運転した。息子をピックアップして同じ道を戻る。「うわ!なんじゃ道路が白い!」道路脇に設置された水銀燈には蚊柱ならぬ「カゲロウ玉」が~10分前に通った時よりも増えている~~橋に向かうT字路右折で一時停車したときに見たら、15mm位の結構大きいカゲロウだ。ヒラタカゲロウかしら?カメラ持って来ればよかったなァー。

2015年9月14日月曜日

Workbench

眠い目をこすりながらガイドを削り、バリ取りにナイロンサンダーをかけ、並べる...製作の順番待ちで遅延していたロッドを今日「絶対に」巻かなくては(苦笑)...Graphite 7'6"#3wt.4pc.2tip "Special Dry Fly"...グリップ周り、リールシート部はとっくに出来ていてガイドの13箇所(2ティップなもんで多い)とフェルール部3箇所...ブラックをメインにホワイトNCPで3巻きの飾り巻きを施す。

2015年9月13日日曜日

Last

CORTLAND社時代のDiamondback Glass...僅か一年半で終了(輸入元の弁)ダイアモンドバック部門 は売却されたようで(既報)...今頃、このロッドに興味を持ちブランクを探し廻った(苦笑)拙ブログで以前お知らせした4本は完売...しか~し「蛇の道は蛇」「求めよさらば与えられん」有るところには有るもので6'0"#2wt.-2pc./ 7'0"#3wt.-3pc./ 8'0"#4wt.-3pc./ 8'6"#4wt.-3pc.を確保(嬉)勿論、ブランクだからお好みの「カタチ」にて製作...ブランクは各一本なので、お早めに ncaflyfish@Gmail.com までご連絡を。

2015年9月12日土曜日

Re-Born

先週、岩手に釣りに来ていたR女史から受け取ったロッドは30数年前、佐藤盛男さんに依頼されわたしが作ったものだ。確かに「手並み」はnca(笑)一昨年くらいから「作り直しなよー」と言っていたと思う。昔作ったモノは懐かしさと、妙な気恥ずかしさが同居している...ガイドの巻幅やグリップの削りかた、ネームの文字など「取り替えたい」と思ってしまう。まだまだ、このロッドに活躍してもらおう。このグリーンのブランク、どこのだか忘れたが7'0"#4 番4本継ぎ...「再生」

2015年9月11日金曜日

504

屋根を叩く強い雨で目が覚めた。岩手も今日は「大雨」の予報だ...メールでいただいたオーダー詳細を読み返し、製作計画を考える。お一人で「504TC」を2本、グリップ違いシート違い、糸色違いなので混乱しないように(苦笑)取り揃え、下ごしらえ。ブランクは「nca 504」 5フィート4ピースのルアーロッド。バイクで釣りに行くとのこと。糸色は「オマカセ」なので楽しくもあるが、責任もある...

2015年9月10日木曜日

alignment

alignment整列、一直線になる(する)こと...アラインメント・ドットは仕上げ塗りの前に、ロッドを継いでガイドの方向を合わせ、確認してから行う。水性インクなどでGペンもしくは爪楊枝先端を使いポチッと書き(置く?)乾燥させその後、塗装を施す...釣り場に到着し、ゆっくりと準備をするときでも早く釣りをしたくて気が焦っている時でも、ロッドのガイド通りを間違いなく継なぐことができる。丸軸のグラファイト、グラス素材のnca Rod にはつけている(バンブーロッドにはあえてつけない。六角や四角だから面で見ることが出来るからね・笑)

2015年9月9日水曜日

Fish Tail

Fish Tail魚の尻尾...何に使おうと思ったのか覚えてはいないが、虹鱒の切り出しの裏に製作年月日が記入されている。1980年10月、35年前だ!当時はイワナや山女魚、虹鱒を9mm厚シナベニヤから電動糸鋸(ミシンと言っていた)で切り出し、着彩するのに凝っていた(笑)そもそも米国モンタナ州リビングストンの老舗釣具店 Dan Bailey'sの店内に飾られていた、板から実寸大に鱒の形に切ったトロフィーフィッシュ・デコレーションを見たところから始まっている「あ~イワナやヤマメも良いかもね」と...話がそれました~(苦笑)...「グリップスタイルは両方とも同じフィッシュテールで...」とコダワリのご注文は仙台からご来訪いただいた「若手?」のHRさん。Graphite 7'6"#3wt. 4pc.の「Special Dry Fly」と「Diamondback Glass」6'6"#3wt.2pc.のブランクで作るncaロッド。

2015年9月8日火曜日

Diamondback

Diamondback Glass 7'0"#3wt.3pc....今月末に最終釣行を予定しているMIさんのロッドが巻き終わった。こりゃ間 に合いますね(シーズンオフまで、あと2回くらいいけるかも・笑)...ティッピングはGudebrod NCP #290 tanなのでネームもtanを調色して書いた。Diamondback Glass と筆記体での手書きはデカールを貼るよりもカタチになるし「個性的」でもある(笑)...

2015年9月7日月曜日

Manchester, VT (2)

承前...これがC.F.ORVISシートがつけられたロッドのお姿。ベークライト樹脂で作られたロッドチューブに絞り加工された軽金属のキャップとボトムが付き、ロッドネームや番手などが印刷されたラベルがつく。惜しむらくは透明テープが乱雑に巻かれていて、肝心なところは判読不能(苦笑)...初期のベークライト樹脂含浸は経年で(半世紀は軽く越えているものと思われる)濃いブラウン色に変貌(焼けている)フェルールは年代の割にタイト...ここで裏話をひとつ・・持ち主のKKさんはわたしに「見せるため」持ってきてくれたのだと思うが、彼が削り過ぎたグリップ形状は以前から(画像を拝見)nca的 には気に入らんかった!何とかグリップ交換を促すべく話を誘導し実施に至る(至極迷惑な話、ゴメンなさい)...彼らが釣りに行っている2時間あまりで削り・接着・調整、ラッピングから一回塗りまで済ませる。う~ん、これで納得...昼食の待ち合わせ場所へと持参し本人に渡した。「あ~やっぱり、ここまでやりましたね。みんなで話してましたよー」...むむっ、魔天将軍の戦略は見事に読まれていた~(苦笑)

2015年9月6日日曜日

Manchester,VT

古いOrvis Bamboo...岩手に釣りに来たKKさんが持ってきた。彼が全部巻き直し、古いパーツも付け直したらしい。調べてみるとベークライト樹脂のインプレグネーション(樹脂含浸)初期型でナチュラルケーンとの端境期に製造されたものと思われる。想像の域を出ないが「新しいインプリロッドのリールシートどうする?」「ナチュラルケーンに使ってたのまだ余ってるぞ~」「いいんじゃね、それ付けちゃえば」こんな感じでこのシートが存在するのでは無いだろうか(笑)...綺麗に刻印された「CHARLES F.ORVIS Co.」は中興の祖、Duckie Corkran 時代以前の古い社名である...それにしてもこのシート、カッコイイな~

2015年9月5日土曜日

Scott

サンフランシスコ時代の古い「Scott 7.5'#3 line」この頃は赤で手書きの文字記入されている。特徴的なグリップ先端の集積コルクも角が丸い。お客様のご要望でncaでも作ったが、試行錯誤し見つけたのはホームセンターで売っていたコルクコースター(笑)質感が同じでバーニッシュを施すと「そっくりさん」に...
今回は「先端の集積コルクいらず。スレッドはダークグリーン」なのでちょいとデフォルメした感じに....ネームは手書きで「Scotta」か?(爆)

2015年9月4日金曜日

ParaGlass

「初めてncaを知ったのがParaGlassで、その佇まいがまだルアーマンでしたがカッコイイ竿だな〜と思ったものです。なので、仕様も基本仕様でテーパーのついていない先丸のストレートシガー、ウッドフィラーにダウンロッックスクリュー、初めの印象が強いのでA-CornCapは無しでお願いします。スレッドカラーなんですが、HoneyBrownが最近の主流だと思うのですが、数日前のブログに載せていた昔のカタログのスレッドは暗Orange?昔見たのはこの色でしょうか?無くなる前に買えて良かったです。一番気になっていた竿なのにこんなに後回しになるとは…」とTTさんからご注文のParaGlassはあと少しで完成・・小林旭の歌「昔の名前で出ています」ふうに♪岩手にいくときゃグラスと言われたの~あなたが釣ってくれるの待つわ、昔のカタチで出ています~♪てか(爆笑)

2015年9月3日木曜日

Voyageur

Voyager航海者...Fenwickのマルチピース・グラスは「ボイジャー」だと思い込んでいた。シルクスクリーン印刷されたロッドスペックとロッドネームをエポキシ塗料で保護するため塗っている時に気づいた...あれ?「Voyageur」だ「u」がある。英和辞典で調べると「カナダ辺地を徒歩(カヌー)旅行した仏系カナダ人《特に毛皮や人を運送する船頭》」と有る。発音も異なり「ヴァワージャーアール」?全然違うじゃん(フランス語読みか?苦笑)...このロッド1975年頃のFenwick製品で SF74-4の製品番号通り「スピン&フライ」グリップ方向差し替えで対応する。持ち込んだのはWSさん(ホントに変なもん持ってますな・笑)「ワイヤーガイドがやわでダメ、どうせフライしかやらないので・・」でガイドを付け替える。WS氏は「カーボロイ意外ストリッピングガイドとして認めない」主義なのでMildrun SRMCを付け、スネークガイドに。トップはオリジナルのMildrum SRMTのままに。トライアングルのプラスチックケースも懐かしい...いまや「稀少」ロッド。

2015年9月2日水曜日

recipe

recipe処方...一目瞭然(笑)Diamondback Glass 663-2pc.をncaが作るとこうなる。CFO123リールは売り物ではなく「見世物」...サドル・グリップの握り易さを改めて実感。昔、よく作っていたカタチがここに復活。飾り巻きはNCPタンを品良く3巻き、ミッドナイトブルーのブランクカラーにとても似合う...と思う。重篤な「フライフィッシング熱中症患者」の皆様に当院 にて謹んで処方中...(爆)

2015年9月1日火曜日

MFG

MFG...Monomaniac Flyman's Gather 「フライフィッシング熱中者が集める」とでも訳すのかな?「好き者」が作ったフライボックス(笑)きっと作っているうちにどんどんと「昇華」して、この形この薄さになっていったものと思われる。木製フライボックス数あれどコマ仕切り(Compartment)になっているのは珍しい。仕切り板も経木様の厚みで全体の重量軽減に寄与している。画像の丸窓は「こんなの如何?」とむちゃぶりしたカタチ(笑)四角窓、窓なしもありスリットフォーム仕様やフラットフォーム仕立てもあるそうな...製品にご興味のある向きはMFG Craftのホームページ http://www13.plala.or.jp/MFGCraft/ へ...