2024年10月16日水曜日

model 38

HLLのモデルナンバーで7ft.2pc.はmodel 38と呼称される。6'0"は(36)、6'6"は(37)、7-1/2"が(39)、8ft.で(40)といった塩梅である。今回作ったnca/ParaGlassは素直に703とか表示しているけど...(笑)
Struble Agateを太陽光に透かしてみると、こんな感じ。ストリッピングに使ったアゲート・リングは自然石から削り出されるから、どれひとつとして同じ柄や色のモノは無い...
1974年のHLLカタログにある「Ausable」のページで記念撮影。ね「カタチ」でしょ、model 38 7ft.のGlass Rod...

2024年10月15日火曜日

Yellow Ocher

イエローオーカー(黄土色)に塗装したnca/ParaGlass「この色のロッド欲しかったんです!」とTN(笑)仕様は?と聞けば「HLL風味」でと言われた。「夜目遠目、遠出山越、笠のうち」遠目で見ればHLLバンブーロッドを振っている様にも見える...
メインスレッドはAW#805 / tan。シグネチャーラップは緑と赤。二段傘のワインディングチェックも作って装着すれば「気分」でしょ...

2024年10月14日月曜日

Woodcutter (2)

プロが使う機械はインパクトモーターで広げていく「クサビ」や、材木を引き揚げるエンジン「巻き揚げ機」もある...
滑車を二つ使い、力を分散させて倒伐された木を引き上げる...
チェーンソーで「玉切り」した「赤松」は家の薪ストーブで焚くには不向きなので、勿体無いけど山に放置...
この道35年、プロフェッショナルな木樵woodcutterの仕事なので、手を出さずに倒伐作業を眺めていたワタシであった...(笑)

2024年10月13日日曜日

Woodcutter

ncaの顧客には色々な職種の方がいて、先月、完成したロッドを取りに来たOKは「木樵」woodcutterであった。家の周囲を見渡して「だいぶ、松食い虫にやられてますね〜」と言うことで、枯れて倒れる前に伐採をお願いした...
山仕事用の車は機材や燃料・オイルなどが満載されていた。いずれも使い込まれ、安全靴のワークブーツは油びかりしている...
倒す方向と木の傾きを見定め、引っかからない様に倒れる場所を刈り払い整地して臨む...
スチールSTIHL/M5 261Cのチェーンソーが軽快なエンジン音を響かせ、1本目の伐採作業が始まる。受け口の切り込みを入れたあと、追い口にクサビを打ち込んで...
はい伐倒された1本目の年輪を数えたら、約60年生であった...松食い虫にやられた「赤松」は全部で6本あり、プロの作業は続く...

2024年10月12日土曜日

Rod Conponents

今はどうだか知れないが、昔は部品、ブランク、チューブにバッグなど、なんでもカタログ通販で手に入れることが出来た。カタログを眺めていると、今欲しい物もあるな〜(笑)
ヘンリーズフォークHenrys Fork・ロッドのグリップ交換完了。スーパーファイン・グリップSuperfine Grip U/Lも似合いますね。ガイド部や巻き上げに使った巻き糸はGudebrod #541/Med.BrownでOrvis Brownと言われているモノ...

2024年10月11日金曜日

Henry's Fork

Orvis "Henry's Fork" 8'6"#5がカタログに登場したのは1984年である。今回、グリップ交換をするのは、黒アルミ金具のデザインから1993年以降のモノと判断できる。オリジナルのグリップは7インチ(178mm)もあり長〜い(笑)'93年カタログには「アイダホ州ヘンリーズ・フォークのトラウト攻略を目的として開発されたロッドで、スムースで安定したキャストを約束します。スピードのある狭いラインループからスピードを殺したラインループまで、投げ分けが簡単に出来ます」の能書きがある...
グリップスタイルは【B】のリバースド・ハーフウェルズから【D】のウエスタンに変更。ガイド3個、フックキーパーを外し、新しいコルクを使い150mmのウェスタン・スーパーファインの巻き上げに...

2024年10月10日木曜日

with Golden Yellow

 古いハーディ・バンブーの画像が送られてきて「巻きはこれで」と(笑)ダークグリーンにゴールデン・イエローの飾り巻きが施されている。このカラーの組み合わせはアメリカ向けの仕様なのかな?
ストローカラーの竹肌にピシッと決まる。ストリッピングガイドに使ったStruble Agateも仲々「オシャレ」でしょ...

2024年10月9日水曜日

Wild Trout

『I went fishing yesterday. With the Oikawa Super Slow. Very cool!!! It took a while to get used to the Super Slow...have to treat it like a whip...like Indiana Jones...once you have in your mind you are whipping the fly out from your grip...it's easy. And when you catch the fish...it's like you caught a horse!!! It is Super Fun!』昨日釣りに行きました。オイカワ スーパースローを使って。すごくクール!!! スーパースローに慣れるのに少し時間がかかりました... 鞭のように扱わなければなりません... インディ ジョーンズのように... フライを握りから振り払うことを頭に入れたら... 簡単です。 そして魚を捕まえると... まるで馬を捕まえたようです!!! すごく楽しいです!とメールをもらった。
米国に「オイカワ」はいないけど、カリフォルニアの山岳渓流で野生のブルック・トラウトBrook Troutを釣るそうだ。アメリカには「禁漁期」って無いの?と訊ねたら『here it depends on the state you live in. There are a lot of limits. Some places you can't fish in the winter. The creek that I have been fishing, for example, you can fish all year. It is considered a wild heritage creek. It is catch and release only, barbless hook, no live bait. They don't stock the fish there so all the fish are native wild...in this case brook trout.So yeah we can fish for trout in the winter bit I have found them to be quite elusive when there is snow around.』こちらでは、住んでいる州によります。制限はたくさんあります。場所によっては、冬は釣りができません。たとえば、私が釣りをしている小川は、一年中釣りができます。野生遺産の小川とされています。キャッチアンドリリースのみ、バーブレスフック、生きた餌は禁止です。魚は放流されていないので、魚はすべて野生の天然魚です...この場合、カワマスです。そうです、冬でもマス釣りはできますが、雪が降るとなかなか釣れないことがわかりました。との答えが...ATH "MACH"0 リールに#1wt.のラインで「暴れ馬」を操る...(笑)

2024年10月8日火曜日

Reed Grass

Tricoloreが入った「フランス風」仕立てのロッド画像を見たTSから「私も一本!」で同じスタイルで製作することになったT-Grass 713-4MS(笑)既にロッドに記入するネームも決まっていて「le mimosa du printemps」春の黄色いミモザの花。確かにこの黄色はそう見えるかも。ブランクの手配で群馬・トラッタに連絡すると「余談となりますが、T-GrassのGrassにつきましては一番最初に製作したロッドのコンセプトがとてもしなやかなReed grass/葦(ヨシ)をイメ-ジしたRodなので、Grassの名称となりました...」と言われた。なる程〜これからブランク塗装をするので二週間後には入手出来るだろう...

2024年10月7日月曜日

FF Trip

 岩手の渓流釣り最終日の9月30日までいた二人は、青森・八戸からフェリーで北海道・苫小牧に渡った。午後には、早くも「釣り」パンクしていたウェーダーも岩手で「修繕」し「完璧!水漏れ無し」ということであった。この修理には笑い話が...左足が滲みていて、場所を特定するのにひっくり返して水を入れ圧を掛けながら探したが、何処にも欠陥が無い。おかしいな〜あれだけビチャビチャになったのに...あ、なんだこれ右足だ!左足を裏返し、水を張ると「ピュ〜」と出るほどの穴を発見。他にも怪しい箇所があったので修繕「これでダメだったらウェーダーを買いに、釧路まで二時間くらい走らなくちゃ」と言っていた...
使用したロッドは McFarland "Spruce Creek" PARABOLIC だそうで、いい弧を描いてますね...
この旅で、彼はこれだけのフライロッドを持ち歩いている...(笑)

2024年10月6日日曜日

Tricolore

製作途中「シーズン終盤戦」になり、遊んでいたので遅くなりましたが、Trutta 713-4pc.MS/イエロー・ロッド「完成」...使用するリールはIWANA/Small Troutということでサイズを合わせた。Triが3でColoreは色。「三色旗」で調べてみると、ユーロー諸国に多い国旗の色である。縦のカラーなら糸で巻くのは可能だけど、横位置の国旗配色はどうなんでしょ?...(笑)

2024年10月5日土曜日

Flyfish (extra)

渓流釣りの最終日、9月30日(月曜日)に膝元T川に休暇を取って釣行したMからメールが...う〜ん「灯台元暗し」であったか〜(笑)
『ヤマメは諦めて岩魚を釣ることにして上流へ。最初「一番高い堰堤」下プールで大物がいきなりガツンと来て竿を持って行かれバラし...他の岩魚も半沈のアント・パラシュートパターンにはスレてしまっていて何度も出たが掛からず、何とか1匹(フライがお腹に掛かってました)上流に移動し同じ#10位のフライで前回、川鵜がいた堰堤下他で5匹を追加。その後に最初の堰堤ポイントに戻り、フライをハイフロートのカディスパターンにしたら反応が変わり3匹釣れました。そのあと下流の3つ堰堤がある場所の「真ん中の堰堤」下でも同じカディスで釣れて、何だかんだで18匹になってしまいました(笑)今年は尺が出ませんでしたが最後に数が出ました。やはり釣りは平日ですね...」

2024年10月4日金曜日

Flyfish (3)

今回使われた「フライロッド」(一人は日曜に帰京した)4本...NCA製でマーキス、フェザーウェイトなど古いハーディ・リールの使用が目立つ...(笑)
撮影の裏側。車に貼られたステッカーを入れたかったので手を借りました...
見上げれば「秋の空」...
川の周りは「収穫の秋」はせ掛けされた稲穂も順調に乾燥中...
来年の釣りの安全と豊漁を川辺の「水神さん」(大正15年/1926年10月吉日、建立)にお願いして、今季の終了となった.

2024年10月3日木曜日

Flyfish (2)

水の多さに圧倒されながらも、緩いところに投げる。なんだか仕掛けに手間取っているな〜と思ったら。なんと!ベストの中に忍び込ませた、蛍光オレンジのインジケーターとビーズヘッド・ニンフ!水の多い時は「沈める」のが定石か...ウキ下は60cmと「ニンフのK先生」からレクチャーを受ける...(笑)
ドライフライで難儀しても、沈めればこの通り...ビーズヘッド、喰ってますね...
コチラはあくまで「ドライフライ」オンリーで通すFFM...(笑)

2024年10月2日水曜日

Flyfish

 2024年渓流シーズンは終了した。振り返って見れば天候に恵まれ無いシーズンであった。春先の渇水で「蛙大明神」に雨乞いをし過ぎたせいか、その後は大雨が続き増水、釣りにゆくタイミングを謀りきれずオロオロしていた。私にしては珍しく3日間も連続して、友人達5人で最終盤の「釣り」に...
あ〜この流れも前回と同様に「増水」が続きキビシイ状況だ...
そんな中、上流部に入った若手(本人はアラフォーですと言っているが・笑)AMは結果を出していた。ncaでレストアしたOrvis Graphite "Flea"664とCFO123リールでヤマメらしいヤマメを釣り上げた...

2024年10月1日火曜日

replacement (2)

粛々と作業して「完了」Review Tour RX8045-5pc.昔のロッドは15mm短くしたグリップでバランスも良くなり、この秋から再び、管理河川の「大物」を狙うのに持ち出されるのだろうか...(笑)