2024年5月31日金曜日

Coffee break

Coffee break。Steffen Brothersロゴ入りキャンプ・マグCamp Mug(琺瑯・ホーロー)カップでコーヒーを飲みながら、さて、このブランクスはどの様な「カタチ」のロッドになって旅立つのだろうか、と考えを巡らす。渓流のハイシーズンに向けて、MUGとBlanks。完成しているRodも有ります...ncaflyfish@Gmail.com までお問い合わせ下さい...

2024年5月30日木曜日

Steffen Brothers

  北海道釣行に向けSteffen Brothers Rodの8'6"#5/6-3pc.をオーダーされたのが2月下旬。5月初旬の完成は楽勝..かと思われたが納期が遅れに遅れ、その後にオーダーした他のブランクと一緒に入荷。出発には間に合わなかったが、北海道に6月中旬まで「長逗留」するそうなので、優先的に製作して「現地送り」とした。新調したグラスロッドで「50cmオーバー」を釣るぞと、意気込んでいる...Steffen Rod「活躍の日は近い!」(笑)

2024年5月29日水曜日

Flyfish

境界標識は「花巻市」今日は地元の稗貫川漁協管内で釣り。久しぶりに来たけど、ボサに覆われていて川通しで釣り遡る...「ふじかめ」で蕎麦を食べるために出て来て、午後からの入渓。KMは右のSteffen Brothers Rodに#3番ラインを収納したIWANA REEL/Small Trout で...
生い茂った桂の大木を越え、ここまで数匹、ヤマメとイワナを釣り、歩調も軽く前進あるのみ...
緑のトンネルのような流れ。覆い被さった枝を避けながら、慎重にサイドキャストを繰り返す...
苦労の割に実りは少なし、か〜(苦笑)ライズを2つ取ったのはいいけど、この区間で唯一の脱渓地点である川に降りる古い坂道は、集落に人が住まなくなってから手入れされておらず「いばらの道」に変貌していた。あ〜剪定バサミを持ってくれば良かったな〜車に戻ると西南から暗雲とともに、ポッポッと雨が降ってきた...

2024年5月28日火曜日

angler's mail

米国カリフォルニアのTS からメールと画像が送られて来た...そう、派手な色のロッドをオーダーされたFFM。大自然の中ではオレンジ色も馴染んでいると思う...「今日も釣りに行きました。魚は釣れなかったけど、天気はよかったです。まだ雪が残っています。雪解け水が水位を高くしています...写真の時間です」だって(笑)
5'9"#1-2line /4pc.「con Colores Triunfales」(勝利の色で)

2024年5月27日月曜日

Equipment

画像右のMcFarland PARABOLIC RodにIWANA REEL Wide/Small Troutを装備Equipmentした、埼玉KMとの釣り。この方、30年前に岩手で遭遇以来、渓流シーズンになると「出没」...熊か(笑)
昔からフィッシングベストは「道具」でパンパンのヒト。何が入っているのか?重そうである。ブラブラとフロータントや使用済み毛鉤入れなど、小物が揺れる...NCAバンダナが首に捲かれている(笑)
左腰には熊除けスプレーに熊鈴は三連でウルサイ。ベストには大量のフライボックスの他、大音量が出るベアホーン、大音量の笛などなど..オマケに車内にはヘルメットまで置かれている...重装備で臨む(笑)
右腰にフォールディングスタッフ。そんなモノ使うとこ、渡渉する?「いやいや、コレ丈夫だから熊と闘う槍がわり」とか。まぁ、そこら辺のとこはお任せします。はい!熊対策は完璧ですね(爆笑)
川畔の胡桃の木も緑が増した。流れは晴天が続き減水してしまい、魚はナーバスに。ひと雨、いや、3日の雨が欲しい...

2024年5月26日日曜日

clean up

稗貫川に設置された「鮎簗場」の清掃に朝5:00から漁協理事会で勤労奉仕。昨年まで手作業だったが、とても大変なので建設機械を導入...
りんご農家から運ばれたパワーシャベルが大活躍で、少しずつ鉄骨の枠組みが見えてくる。細かいところは手作業に頼るしかないが、効率は大幅に向上した(笑)
漂着して堆積しているのは、丸太、枝、木の根、板材、砕かれた枯れ葦、岩石。増水した後に流れて来て、どんどん積み上がる。
ここまでキレイになりました。でもいつまでこの状態かは、年間降雨による増水次第。毎年やらなくてはいけない「ヤナ場」所(苦笑)

2024年5月25日土曜日

Parabolic

McFarland "Spruce Creek" PARABOLIC 7'2"#4の「お好み仕様」が完成した。引出しから古いNCAステッカーを23枚見つけ、その一枚をロッドチューブに貼付。よく見るとNorth Country Angler「Est.1994」と記載されていて、あ〜岩手に転居して30年過ぎたのか〜と改めて月日の早さを感じる。このロッドのオーナーTNは長い間、岩手を離れて就職、昨年Uターンされたと聞く。FF歴も長く、今では故郷の川を満喫されている。「何処か、いいとこないですか?」と尋ねたら、nca地元の川を紹介された。おやおや「灯台下暗し」行かなくっちゃ...(笑)

2024年5月24日金曜日

Studio Build

一般的に販売されているEpic スタジオ・ビルドstudio buildモノ「改装」完了。別物でしょ?(笑)NCAの手が掛かるとこうなる。オリジナルで使用されているスレッドはGudebrod A/#720 meduim grayと飾り巻きに#326 Scarlet。ストックがあるので使った。グリップは15mmほど短くなった。外したシート金具は黒アルミのスクリューとポケット&リング。新しいシートはBellinger ULTB N/Sになり、アルミからN/Sワインディングチェックに...
グリップやシートのスタイルの「好み」は十人十握。変えたいな〜と思ったら、NCAに相談...(笑)

2024年5月23日木曜日

Transform

Ijuin-YOMOGIブランクで作るロッドのリクエストがあり、鹿児島・伊集院一智さんからブランクを入手して製作した「California Poppy Rod」ヨモギがポピーに変身transformした(笑)糸だけ並べて見ると派手かなと思ったが巻いてみれば悪くは無い、カリフォルニア・ポピーになった。ストリッピングのオレンジ色アゲートガイドもご希望に沿った。TSさんの裏庭back yardに咲く花の脇に並べたら、どんなもんでしょう?国際便で出荷したので10〜14日間でお手元に。画像を送ったら「あ〜本当に待てない」とTS.brownbagさんから返信あり...(笑)

2024年5月22日水曜日

modification

Epic NANO-TTECH G2のStudio build(完成品)グラファイトロッドのシートとグリップの改造modificationのご依頼...
まだ新しそうで勿体無いけど、グリップ、シートを壊してブランクに戻す。オリジナル・グリップは長すぎ、それをコルクリング12個分(155mm)のアップロックに対応したシガーにする。壊してわかるコルクの下。白いモノは紙テープ、太らせて内径を合わせているのが分かる(苦笑)黒アルミのワインディングチェックは径が合わず使えないのでN/Sチェックに交換。シートはBellinger ULTBを使用する...
NCAの作業で「別誂品」に...(笑)

2024年5月21日火曜日

McFarland

 McFarland "Spruce Creek"PARABOLIC 4pc.のオリジナル・ブランクカラーはレモンイエローとナチュラルカラーの乳白色。その乳白色のブランクをコチラでブラウンに塗装してPAYNE風味で巻く。グリップとリールシート、ワインディングチェックなどは「HLLの1975年」スタイルとお客様の「お好み」を指定されている。いいとこ取りですね...さて、あなたなら どうする?(笑)

2024年5月20日月曜日

predator

夜明けとともに捕食者predator、キセキレイ(英名:Grey Wagtail)が数羽、チチチッチチチッと鳴きながら、我が家の森にやって来る。日長一日過ごしながら「晩餐」のその時を待つ...
家の脇を大林沢が流れていて、毎夕、カゲロウが上がり下がりの乱舞を見ることが出来る。カゲロウの種類は何だかわからないが(多分、オオマダラカゲロウ)大量の雌雄が交尾している。時刻は17:30過ぎから饗宴が始まり、暗くなっても続く。キセキレイがせわしなく飛びまわり「捕食」していく。

2024年5月19日日曜日

Poppy

花の名はカリフォルニア・ポピーcalifornia poppy、米国カリフォルニアのTS.brownbagさん宅の裏庭back yardでいま咲き乱れている。それを鑑賞しながら彼が「新ロッド」を思いついた...(笑)
ブランクはIjuin-Rod "YOMOGI" 7'11"#5wt.4pc.で茎を表し、2色のオレンジ・スレッドとイエローでポピーの花弁をイメージする。リールシートにはREC/NGMD、グリップスタイルは「百目蝋燭」(和風ローソク)で構成するロッド。さて仕上がりは如何に...

2024年5月18日土曜日

Flyfish (2)

道路工事の赤信号で止められた時に、右手にあった今が盛りの「藤の花」をパチリ...
上流に入ったAMが「いいとこありました!ポンポンと出ましたよ...」と案内してくれた場所へ。この森「熊っぽい」んですけど(笑)
え〜崖じゃないか〜と思ったけど、サカナを求めて流れに降り立つ。最初はイワナで、ここまでで上がろうと思った所にライズあり...
こんな上流までヤマメいるんだ...
夕方、寄った「食堂」の窓ガラスにモンカゲロウがとまっていた。

2024年5月17日金曜日

Flyfish

「この車」の人達と釣り。水のある川、ない川。季節が良いから、平日でも釣り人が多いな〜特にFFM...(笑)
藪をかき分け森の中。木漏れ日の差す、いつもの場所へ...
ヤブから棒じゃなくて、イワナ。腹パンパンでスポットライトを浴びる...
少し長めの流れから出たイワナ。今日は「IWANA Day」か?

2024年5月16日木曜日

metal fittings

『いつもncaflyfish、楽しく拝見しています。実は、当方の手元に10年以上前から「レナード40L」らしきbamboo blankがあります。自分でビルディングを考えたりもしたのですが、長い間手つかず、そのままになっています。毎日のように貴ブログの新旧を行ったり来たり拝読して、もうこれは、オールドタックル(レナード)に知見がある、 技術と経験のNCAさんに製作をお願いするしかないなという思いに至りました...』と製作依頼のメールが。お〜好物です(笑)40Lの名前、フェルール金具の様子からして1976年〜77年頃のHLL/Letort series model 40L 8ft.#5に間違いなさそうである。スクリューシート金具(スペーサーは無い)はHLL/Golden Shadowのジャンク品からパーツ取りで外したモノとのこと。良いモノを大切に保管されていましたね...

2024年5月15日水曜日

cause

夜更かしの原因causeはこの本にある(苦笑)何度読み返しても素晴らしい。その場にいる気になる。生業として岩魚釣りした人たちの物語だ。「遠山品右衛門」(甲山五一著・1983年アテネ書房)は小説ではあるが、明治から大正にわたり黒部峡谷で職漁者として生きた本名:遠山里吉の足跡を辿る。「イワナII黒部最後の職漁者」(1989年白日社)は敗戦後の混乱期に生きる為にイワナを釣った曽根原文平・述、編者・志村俊司の聞き書きである。「イワナ・源流の職漁者」(1987年・白日社)は奥只見の話も掲載。「イワナIII・続、源流の職漁者」(1990年・白日社)と共に、川に生きた人達の「物語」である...

2024年5月14日火曜日

Riverside

 『ブログの太ったヤマメとイワナ見ました。本流筋も虫が出て、盛岡市内R396沿いのコンビニに北上川からヒゲナガとモンカゲが飛んで来ていました。稗貫川でも日中にモンカゲロウのハッチがありました...』と画像と情報が送られて来た。サクラマス狙いで稗貫川本流筋を徘徊している釣り師がみた魚はサクラマス2匹と大きな鯉。まだ遡上は少ないらしい。これから雨降りごとに、増えると思われる。ウイングに濃褐色に斑紋があるのが「モンカゲロウ」で4月下旬〜6月上旬に羽化と短い。前翅に斑紋のない「フタスジモンカゲロウ」は6月上旬〜10月下旬まで長く、ダラダラと羽化する...
全長27mm(体長20mm)と大きい、ヒゲナガカワトビケラは3月〜6月、8月中旬から10月下旬まで見ることが出来る...

2024年5月13日月曜日

sunrise/ sunset

釣りから戻り、裏山の藪の刈り払いをして疲れ、早く寝ればいいものを本に夢中になって夜更かし。ボ〜ッとして仕事場に来たら、カーテンが開いていて既に外は明るくなっていた。日照時間が長くなり、13日の盛岡の日の出は04:22:19 AM 日没は06:41:08 PM とあった。丸一日、14時間イブニング・ライズ狙いまで出来ないな〜(笑)今日は雨模様だから、川もリセットされるだろう...

2024年5月12日日曜日

Flyfish

午後、気温が29度になると予報されている土曜日、家から近い流れで9時から2時間ほど釣る...途中、釣り人の車が一台駐車していた。
田んぼの水張面積が増えていき、取水されて川は減水。でも、考えようでは釣り易いかも。天気も上々、川の脇にあるワサビの花も咲いた。先日改装したW.E.Carpenter Glass 7'3"#4を使ってみる...
大きな胡桃の木があった場所、伐採され暫く釣れなかった、通称「三つ葉」に入ってみる。ヤマメ居ました。餌を沢山喰らって、太ってきましたね...
岩の陰からでたイワナも飽食中...nca/Landing Netのネットは苔の色と同じだ(笑)...高気温が続くせいか、川の周りの草木の成長も早く、藪は日増しに...

2024年5月11日土曜日

workbench

ご注文を頂き、ロッドチューブ用の蓋と底に使う「パッキン」をOLFA円切りカッターを使って作る。4mm厚の大判スポンジゴムからヘッドの直径に合わせボトム用も同様に廻し切る。接着はゴム系のG-17を両面に塗り、ある程度乾燥したら圧着する。厚手のスポンジゴムなので、穂先などを弾力で保護してくれる。これをロッド長さに切ったアルミチューブにエポキシ接着する。ロッドネームや長さ、番手を記入したラベルを貼付すれば完了...

2024年5月10日金曜日

fiberglass (after that)

Old E.F.Payne Rod Co.は1898年から1968年まで続いたと言われる。その後、カンパニーネームはGlADDING、REC、Hal Baconと引き継がれ、最終的には東海岸からオレゴン州シスターに移った。1999年のことである。頻繁にNews Letterを送ってくれたが、現在ではHPも消えて活動していない様だ。そのNew E.F.Payneからはペインネームのリーダーやフライラインを輸入していたことがある(笑)さて、次はと思った頃には無くなっていた。カタログにフライラインの表示が掲載されていてAFTMA/DT3FはシルクラインのHGH、DT4FはHFHなどと、対比されているのは有り難い。ウォルト・カーペンターはオールド・ペインにいたから「ペイン風味」の巻き方が一番似合うね。改装したファイバーグラス・ロッドW.E.Carpenter 7'3"#4/3pc.はncaの手で、こんなカタチになりました...(笑)