2021年9月30日木曜日
Blued
金属の表面酸化を化学的に促しN/S金具を「黒染め」Blued 処理する。ガンブルーと言った方が通りがいいかな。新しいBirchwood Casey社の黒染め液の「能書き」を読んで気がついた。昔ミネソタ州にあった頃はBirchwood Laaboratories Inc.といっていたが、現在は「バーチウッド・ケーシーLLC」になりテキサス州で製造されている。黒染めすることで、ニッケル合金のそれ以上の酸化(錆)を防ぐことが出来る。クラシックでいて何よりロッドが引き締まった感じがする...年を追って変化していくニッケルシルバー金具も好きですけどね(笑)
2021年9月29日水曜日
"P" typeface
この「P」という文字が書きたくてE-glass素材のParaGlass 7'0"#3-2pc.ブランクで「パラダイム」Paradigm風を製作。パラダイムとは、特定の時代や分野において支配的な「規範」となる「物の見方や捉え方」のこと。紙に書き起こした書体はT&T、トム・マクスウェルThomas Maxwellの手になるものを真似る。当然、グリップもそれ風の寸法とカタチで、スレッドワークも似せる(笑)Bellinger DLSB/Walnut金具を「黒染め」にするか否やで悩んだが、やはりBluedする。1970年代のT&T「パラダイム」テイスト、NCA/2pc.グラスロッド...一竿のみ製作【SOLD】
2021年9月28日火曜日
detail
McFarland "Classic"7'0"#3wt/3pc.完成。ブランクスに巻いた糸はシルクで色はライト・オリーブ、要所にDk.オリーブの飾りを入れた。リールシートは、お好みのBellinger社DLSB/Black Ash。ストリッピングガイドには選ばれたPerfect社アゲートを。アルミヘッドのチューブとクロスバッグ。McFarlandから贈られたステッカーは車に貼っても、チューブに貼ってもよし。全てアナタの「お好み次第」...禁漁期に河川を利用した「冬季釣り場」が二ヶ所ある地方へ旅立った(笑)
2021年9月27日月曜日
angler's mail
「ご無沙汰しております。盛岡のSYです。コロナ禍で遠征はできず、県内でじっくり一本の河川に絞って通い詰めた結果、今シーズンもNCAで製作したロッドはいい仕事してくれました!
もちろんマクファーランド、NCA/5pc.とも活躍しました!綺麗な魚にNCAロッド、絵的にも素晴らしく非常に満足しております。改めてお礼申し上げます!」ありがとうございます。ロッドはCTS763-4pc./teaにボブ・コルセッティのPeerless No.1リールと渋い組み合わせ...コチラは諦めが悪く、最終日まで川を徘徊します。あ〜釣りたい!(笑)
2021年9月26日日曜日
in Stock
McFarland Glass Blanksのクラシック・シリーズはティップオーバーでジョイントされスプルース・クリーク・シリーズはスピゴットフェルールで継ながれる。どちらが良いか、と色々な意見が交わされるけど結構不毛な議論で、結局は個人の「好み」でしかない。マイク・マクファーランドの考えのもとに設計され作られたブランクに敬意respectを払おう(笑)NCAのブランクストッカーには「Classic」シリーズの7'0"#1/2-4pc.と7'9"#4-3pc.「Spruce Creek」シリーズの6'9"#3-3pc.が在庫。NCAで作る「McFarland Glass」さて、アナタの好みは?
2021年9月25日土曜日
red pepper
あと2〜3日でロッドが完成するので「隣のバァちゃん」に竿袋を頼みに行った。いるか?と言われたので、お〜貰う〜で山盛りの唐辛子「鷹の爪」red pepperとピーマン(green pepperもしくはpimento)を頂いた。製作途中のMcFarland "Classic"703-3pc./Oliveを置いて記念撮影。ロッドは赤くなりませんので、ご安心を...ジイちゃんが採ってきた松茸を使った「お蒸し」(おこわ)もついてきて、お昼にいただきました。大変美味しゅうございました...(笑)
2021年9月24日金曜日
hardware
♪いつのことだか 思い出してごらん♪(思い出のアルバム。作詞:増子とし、作曲:本多鉄磨)のメロディーにのって「いつのことだか 思い出してごらん あんな竿 こんな竿 あったでしょ」(笑)岩手釣行の帰りに「改修」するため置いていかれた「Review Tour Rod 7'6"#3/4-5pc.」おや、懐かしや。初期モデルは国内で製造された。リールシート金具に目をやると、あらNCAデザイン(この当時はM&Mだったけど)旋盤を使いプロトタイプを作って工場に提示。主にARTISTロッド用としてデザインしたものだが、後にレビューにも使われたのね(笑)ロッドは綺麗に使用されている現役で、唯一のご不満は175mmもあるコルクグリップ(苦笑)「じょんじょろ長い」それをオリジナルの雰囲気を残しつつ、140mmに改造...
2021年9月23日木曜日
tippet through
個性的な国産フライリールを創出す「T-MADE」が製作したティペット通し。長さ40mmX8mm角で重量9gのアルミ棒にスリットが刻まれ、4mmφのネオジウム磁石とアイ通しが埋め込まれている。前に紹介した米国のtippet threaderより小振り。秀逸なのはフライフックアイに合わせラウンドした溝が彫られていて、しっかりとフックをキャッチ出来る。@¥2,860(税込)送料は一つだと〠¥84で送れます。NCAでも取り扱いをしています。これは持ち歩きたい小物のひとつ「ストレスフリーのティペット・スルー」(笑)「おっ、いいじゃん!」と思ったアナタ、 ncaflyfish@Gmail.com までご連絡ください...
2021年9月22日水曜日
McFarland
マイク・マクファーランドに頼んだのが8月25日、その日のうちに出荷してくれて順調に9月上旬には、と思っていたらイリノイ州シカゴで長逗留(苦笑)LAを経由して成田に到着、川崎外郵で通関、岩手に配達されたのは9月20日となった。室内でブランクカラー見ると濃いめだが、外光に晒すと透過するオリーブ色。発注した方は薄オリーブのスレッドをご希望なので、シルクスレッドを試しにグリップ下に巻いた。塗装され濃くなる色合いを見るためシンナーを染み込ませてみる...
この3色から選んでいただき、作業を進める。オリーブ色を残すならばカラープリザーバー処理+1で仕上げるのも良いかな。グリップとベリンジャーDLSB/Black Ashを仮組みして、眺めながらイメージを膨らます...(笑)
2021年9月21日火曜日
Olive
世の中、連休でいつもは閑散としている国道396号(盛岡ー遠野)すら渋滞、ホームセンターの駐車場も満杯で遠い他県ナンバー車も多い。釣りの帰り寄った人の話では、川も釣り人で溢れていたそうだ(苦笑)こんな時は「出掛けない」...CTS 763-4pc./Shineにオリーブ色の糸で、ということなので豊富な色調のシルクスレッド4色を試し巻きして選ぶ。下地が乳白色なので、どれも良く色が反映されるのだが「渋め」にまとめる。グリップ・スタイルと巻き糸の色で随分と印象が変わる...ポール・モーリア(Paul Mauriat,1925-2006)の「オリーブの首飾り」原題El Bimbo(スペイン語でセクシーなだけじゃない。だと・笑)ほら、手品のBGMによく使われている音楽が聞こえて来た...
2021年9月20日月曜日
DH
DH...「指名打者(英: designated hitter)とは、米国メジャーリーグの公式ルールや日本の公認野球規則(5.11)などにもとづき、野球の試合において攻撃時に投手に代わって打席に立つ、攻撃専門の選手のことをいう」(Wikipediaより)...こちらのDHはダブルハンドDouble HandedでCTS DH116-6/4pc./Persimmon。シーズン中はサクラマスを掛けて活躍した。オフシーズン、ちょっとした修繕にワークベンチ入り。晩秋に使う予定があるらしい。NCA/Graphiteグラファイト「Grilse」グリルス11'6"#7/4pc.とお里で記念写真を撮る大雨の翌日、霧の朝...
2021年9月19日日曜日
Torpedo
台風14号(名称:Chanthuチャンスー)の影響で押し出された雨雲で週末の岩手は大雨。暫くは川に行けないので仕事をしよう。シートはベリンジャー旧型DLSB/Maple Burlを使いTorpedo(魚雷)型グリップ。巻糸はシースルーにする為「西陣絹糸」に黒のピンライン。どこかで見た巻き方(笑)使うブランクはCTS702-3pc./Pure。雨の音を聴きながら、仕事が進む...週末に岩手釣行を予定していてNCAロッドを手にした方、残念でした。水が替わって、来週こそ「大物の予感が」...
2021年9月18日土曜日
Choice
プログレッシブ・ミディアム・スローのマスタード・カラー(メーカー表示)7'0"#4/3pc.Eグラスロッド完成。スレッドはGudebrod #221 Orange。ジョイント部を同色にすると「うるさい」のでクリアラップにオレンジのトリム。グリップ上に3本のシグネチャーラップ。ストレート先丸グリップにスクリューダウンロック。派手な様でいて渋い「選択」choice...選ぶといえばフライライン。ローヤルウルフ・プロダクツのバンブースペシャルBBF4Fが合いそうなグラスロッド(笑)
2021年9月17日金曜日
Convenience
近視、乱視に老眼まで伴うと、太陽光の弱まるイブニングタイムに毛鉤の環(eye)に細いティペットを通すのが辛い(苦笑)そこで登場するのが米国オクラホマのTight Line Enterprisesティペット・スレッダーだ。38mmX19mmX25.3mmの大きさで指で摘むところに、直径5mmで深さ19mmの穴が開けられている。穴の深部にはネオジウム・マグネットが埋められ、プラットフォームでフライをキャッチする。表面に彫られた溝にティペットを擦り入れると、磁石で止まったアイに通るという簡単な仕組みである。本体重量10.6g。実際、使ってみると、ほぼ100%の成功率(考えついた人は偉い・笑)似たような考えのもと国産品も出て来た...いずれにしても便利なconvenience小物である。
2021年9月16日木曜日
angler's mail
『土曜日に25センチ、日曜日には27センチのヤマメが釣れました。ドライの深淵にハマりました。土曜日に、神社の近くを流れる川で、運良くパワフルな太いヤマメを釣って、さて今日は逆の方向に行こうと思って川を見たら大減水。目指す場所はこの上流域なので、変更して昨日の川で外したヤマメを狙うことにした。先ずは神社に参詣して、この土地の神様へ挨拶を。二つの川が合わさる場所にあって、とても気分が良い場所である。川の水は前日と同様に充分にあり、他の川がウソみたいだ。昨日、良型が鉤先に軽く触った場所を目指して釣り上がる。目的の場所の手前に、前日は音沙汰無しだった絶好のポイントがある。陽が燦々と照らす瀬の一等地に#12の怪しいフライを投入すると、一発でマダラ模様が現れフライをさらい、相棒のNCAグラス#3を暫時大きく曲げ続けた。婚姻予定かどうかは分からないが良い色と顔付の27センチ。釣りをする前の挨拶が効いたかな?神社入口のノートに住所と名前を記帳したからね!ようやく辿り着いた目的の場所のヤマメはお留守だったけど...』だって...むむむ、ですな〜(笑)
2021年9月15日水曜日
Guide Spacing
「家から一時間で行けるNCAで作って貰うから...」と言って購入したという、7'0"#4/3pc.のEグラス・ブランクが持ち込まれた(笑)一緒にこのロッドのガイド位置を記した印刷物も来たので、それに従いテープで位置をマークしていくと、あとガイド4個残すところから、ありゃ?何だ?この違和感のある間隔は..170mm、240mmと来て145mm?一つ前のスペーシングより極端に狭いじゃないか!(苦笑)ストリッピングガイドの位置を先に出してから、ロッドをつなぎベンドさせて割付を探る。メーカーによっては各セクションでガイド間隔Guide Spacingを指定していることがあったりして、それぞれの考えで割り付けているが、今回のこれは明らかに間違いで「イケナイ」と思いますよ...
2021年9月14日火曜日
Landing Net
全長375mm、最大幅140mm、開口部250mm、鍋底網の深さ260mm。高知県のギター製作者、川田一高さんの手になる「Kawada Net」ギーターのネックに使われるタイガーメープルとローズウッドのラミネートで作られたランディング・ネット。手に入れたのは30数年前。今ではギター製作専門になり手に入らないと思う。購入時はもっと明色だったが、紫外線の飛び交う野外で使うこともあり塗料が焼けて、虎縞もくっきり現れている。当時、小・中・大の3サイズがあったと記憶している。これはヤマメ・イワナ釣り用の「小」だけど「尺上」まで掬えた...作者の技量と姿勢が窺える「逸品」久しぶりに持ち出したけど、使う時には未だ緊張する「芸術的」なクラシック・ネット(笑)
2021年9月13日月曜日
way to FFM (2)
チビしか釣れず、この川のヤマメは何処に?車に戻る際、橋から水通しの良い深い淵を覗いたら40cm近い魚が4匹と20cmUPがわちゃわちゃ群れていた。大きな魚は底でキラリキラリとヒラを打ち、産卵行動のホリに入っているようだ。諦めきれないビギナーMが橋の上からフライを落とすと、見にはくるがお忙しであまり関心のない模様(苦笑)今日はフライを初めてやるMの「竹馬の友」Kが参戦。流れの広い所でキャスティング講習をしたら、初回にしては「感」が良いのかある程度投げることが出来るように...
初めての一匹。喜ぶビギナーK。帰りがけ「次来る時、フライロッドのこと相談させて下さい」と言われた。アナタも「FFの深淵」覗いちゃいましたね...(笑)
2021年9月12日日曜日
way to FFM
対岸の急傾斜のあるコンクリート護岸を歩くように難なく直降してしまう。若いんだな〜(笑)ビギナーMはFF研修中。始めたのが7月で、もうすっかりハマってしまった様子。一緒に流れを歩きながら見ていると、そこじゃないんだけどな〜と思ったりするが経験を積み、自分で考えることを大切にしたいので何も言わない。岩手に住んでいるんだから「実践場所」はそこら中にあるからね。自分が彼の年代の頃を思い出す。先生もおらず「本」から知識を得る。一人で道具の選び方、キャスティング、糸の結び方、フライタイイングなど覚えることが沢山あって、もう夢中(笑)今じゃ、You Tubeかららしい(苦笑)「あ〜デカイの釣りて〜」「マジすか」が彼の口癖。「今日も釣りに行って来ました。いいサイズのイワナ釣りました!」と画像を送ってきた。お〜これは嬉しいよね。でもね、魚釣るだけではなく、FFの基本をしっかりと学び正しい「FFMへの道」を歩みましょう...(笑)
2021年9月11日土曜日
Angler's mail
九州のFFMからメールと画像が...各地で渓流禁漁までのラストスパート釣行。南のヤマメは顔つきが違うな〜
『先日、unknown No.3 Rodを持って九州山地を流れる谷へ。#10のドライフライを5Xのティペットに結び、岩の間からキャストしては登るの繰り返し。途中、程よいサイズに遊んでもらいつつ、魚止めの滝で竿が弓なりに…良く肥えた精悍な雄ヤマメが最後を飾ってくれました。初秋を感じる谷と魚に栗色を纏ったunknown No.3は、とても調和がとれていたように思います。まだまだ暑い九州ですが、山里では既に彼岸花も…禁漁までにもう一回は釣りへ行きたいところです』
2021年9月10日金曜日
Commemorative
うわ、こんなの見つけちゃったよ〜 HARDY 150yr. Anniversary Reels。1972年型の復刻版で二つのネジで止められたラインガードが付き、創業の1872年から2022年まで150年間を記念commemorativeして、誇らしげに「1872-2022」と刻印されている。復刻版ライトウェイト・シリーズは最少2-1/2"のフライウェイトから始まり2-7/8"フェザーウェイト、3-3/16"LRHライトウェイト、3-1/2"プリンセス、3-3/4"st.エイダン、最大の4-1/8"st.アンドリューの6機種が勢揃い...目の毒だな〜いや、眼福か。コレクターでは無いので使うことを前提に選ぶと、やっぱり「アレ」ですかね...(笑)
2021年9月9日木曜日
Flyfish
ワクチン接種で時間がかかり出遅れたビギナーMと、午後から「ゆるり」の釣り。頭の中は前回DYが良いのをかけたあの流れ「柳の下の泥鰌」ならぬ流れの芯のヤマメ狙い。時間的にも同時刻だ。水量も落ち着いた流れで、午前中に巻いた#12のYellow Sallyを使う「サリーちゃん出番ですよ〜」(笑)川の中でしゃがんでいるのはビギナーM。スマホで記念撮影中。しつこく、しつこく毛鉤を流して釣ったんだね〜
DYと同じ場所だと思われる流れで、出ることは出たがフッキングしない。結果、別のところの瀬尻で#12を喰ったヤマメ。狙いはあなたではないけど、ま、いいか〜♪明日があるさ明日がある♪(笑)
2021年9月8日水曜日
Forecast
Forecast 予想...オーダーのあったブランクと新しくラインナップされた3pc.の6'6"と7'0"をNZ/CTSに発注した。CTS受注担当のMeganは「ニュージーランドは今、3週間のロックダウン中。ニュージーランドのほとんどはレベル2(学校が開いているなど)に戻っていますが、工場のあるオークランドではレベル4のままです-最高レベルです。 私たち(NZ)は、すべての人に十分なワクチンを接種するのに非常に時間がかかりました。現在進行中であり、すべての人にワクチンを接種するために迅速に動いているようです。オークランドがレベル3に移行できるかどうかを確認するために、来週初めにレベル移行に関する最新情報を入手します。移行するとすぐに、少なくとも1週間で工場を再開します。延長されるかも知れない...」と言っている。添付された確認書に記された出荷予定には27/Oct.2021とあったが、どうなるんでしょ。ここにもCovid 19の影響が...打ち合わせで決まった「仕様」を忘れないうちにイラストにして、ブランクスの到着を待つ。未だ「絵に描いた釣竿」(笑)
2021年9月7日火曜日
Marquis
アルミ・インゴットを1310℉(710℃)で溶解して型に流し込み造られた旧Hardy Broters. Fly Reel。当時、上級モデルだったライトウェイトLightweightシリーズと廉価なバイカウントViscount「子爵」の中間を埋めるリールとして1969年に登場したマーキス・シリーズ(Marquis「侯爵」)は最小の#2/3から#10、最大のサーモンで3種、サイレントチェック、マルチプライアーと豊富なラインナップを揃えたリールはラインの出具合をドラグとスプールのリムを押さえることでコントロールでき、堅牢な作りとデザインで人気を博した。先日の釣りで#4が3台お揃いで登場して「マーキス好きだね〜」と笑われたが、何と言われようが「好きです!」(笑)かつて日本のグッドデザイン賞も受賞している「名機」...「#4探してるんですけど」という人も。
2021年9月6日月曜日
Composite Tube Systems (CTS)
「釣り旅」の途中で来訪されたお二人、何度か電話を頂いていたがこちらも釣りに出掛けていたりして、すれ違い(苦笑)ようやく時間が合いました。話を聞くと「ある店舗でncaが作ったCTSグラスロッドを見て気に入り、検討後、他日買いに行ったら売り切れ...どうせ釣りで岩手に行くからncaへ寄るか」と言うことで...ありがとうございます。正しい選択です(笑)雨降る中でncaのCTS376を試投。ラインの伸び、しなやかさなど確認してからリールシート、グリップスタイル、スレッドカラーなどカスタマイズの詳細を決定...ブランクスをNZ/CTSに発注しようとHPを開けてビックリ!新たに266-3pc./366-3pc./370-3pc.がラインナップされているではないか!え〜前回には無かったよな〜で、これも発注しておくことに...
2021年9月5日日曜日
Special Dry Fly
1980年代のT&T Graphite Rodに「Special Dry Fly」という名の8ft.ロッドがあった。スペシャル・ドライフライ、音の響きがドライフライ信奉者には心地良い(笑)敬意を持ってグラファイト7'6"#3-4pc.にその名を記入する。何がスペシャルかって?エクストラ・ティップが付いているんですよ、このロッド。だからSpecial(笑)エクストラ・ティップextra tip付きのグラファイトロッドを初めて見たのはメリーランド州のTed GodFreyテッド・ゴドフリーの1994年カタログ。へ〜グラファイトにもあるんだ〜と思った...この完成品二本、販売いたします。お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ。
上はT&Tオリジナル。下はnca/Special Dry Fly7'6"#3/4pc.+ex.tip
2021年9月4日土曜日
Ben's of Holland
東向きの窓から朝日が差し込み、Ben's of Hollandのトランスルーセント・イエローが美しく映る。ベンズは言うまでもなくオランダ南ホラント州ライデンを拠点に製作するカスタムロッドビルダーで、ベンズ・オブ・ホランドはBenno BronとBen Klop二人のカンパニーネームである。ラインナップは1wt.〜4wt.のライトラインで、日本の渓流にも向いている長さと番手のS-glassブランクスを製作している。日本では今のところNCAだけが輸入・販売している(と思う)ブランク・ストックしているのは2/3wt.6'5"-3pc./3wt.7'0"-3pc./3wt.7'0"-5pc./4wt.7'5"-4pc.で、あなたのカスタムロッドになるのを待っています...(笑)
2021年9月3日金曜日
Butterscotch
Ben's S-glass 6'5"-3pc.は#2/3番ラインが使える。ストックしている「ライト・アンバー」Lt.amberのブランクスに#805 butterscotchのスレッドで巻く。バタースコッチというキャンディー(溶かしたバターとブラウンシュガーで作られた飴)がこの色味に似ている。Honney蜂蜜色と言ってもいい。今ではもう手に入らないがJohn Britt時代のワークショップから、2000年に発売された「新色」(21年前の・笑)抽斗に仕舞い込み、存在を忘れていた950yds.スプールが箱入りとバラで計8個。使わなくっちゃね...Ben'sの Yellowブランクスにも良く似合うカラーだ。ストリッピングはオレンジ・ドロップみたいなアゲートで(笑)
2021年9月2日木曜日
angler's mail
あら、9月も残すところ29日間。泣いても笑っても渓流釣りの「禁漁期」が近づく...行ける時に、行かなくては!などと考えていたら、メール投稿がまた「刺激」...(笑)
『雨の後数日が経過した...市街地から 高原へと延びる川は増水気味である。全般に魚は薄いが、餌釣りにはヤマメの良型が釣れるらしい。魚は岩盤のエグレなどの数少ない深場の底に付いていて、フライにはチャンスは少ない。牧場への橋が架かるポイントを覗くも既に足跡があり、パスして観音堂跡(史跡)がある辺りへ移動する。未だにヤマメの釣果は無いが、なぜか毎年来たくなる場所。枝沢の合流点から入渓し釣り上がるが、やや濁りもあり全く気配が無い。日が差して来たタイミングで、底がエグレた細長い瀬に差し掛かる。上流に向かって左側が巻き返しになっているその先、瀬頭のYゾーンへ#10のパラシュートを着水させる。グレーの水面が一瞬ピンク色に変わるとフライが消えヒット。幅広で厚い魚体が踊り、NCA 7ft #3のグラスを引き絞った。「観音様のご加護」があったかも!26センチの太いヤマメ。最近はこのロッドに合わせて釣り場を選んでいる...』
2021年9月1日水曜日
Flyfish (3)
今日のタックルはBen'sファイバーグラスが二本にnca/Bamboo。ご愛用のBen's 2wt,6'5"に3番ライン(Wolff Bamboo Line)をのせても、調子が良いそうだ。午前中はイワナ釣りだったが、移動して「産直」で昼食と野菜購入を済ます(笑)産直真下の流れをやろうと支度して川に向かうと、ええ〜!「濁り」始めた。下流部に堰堤があり大きな淵を作っているので、ここで薄められて濁りが下流部に到達するには時間があるだろうと判断し2km程下流に向かうことに...
案の定、川は澄んでいる。開けた渓の真昼間(14:00)流心で体高のあるヤマメ27cmをヒットしたのは「3番ライン」のヒト。6'5"3pc. ロッドが弓なり。フライは大型のヒゲナガ。またしても「ええ〜っ!」である(笑)昼間から散発的に羽化しているのが見たが、まさかね〜
こちらは森に囲まれた暗い流れでの26cm。体色を比べると「明暗」がはっきりしている...一時間半もしたら、濁りが到達した(苦笑)
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