2020年10月31日土曜日

Candle

「9/20のブログで紹介されていたロッド、素敵です!」と送られて来たブランクスはIjuin YOMOGI。使うシルク糸も同じ三色、グリップは「和蝋燭」Japanese Candleスタイルでとのこと。基本形はリッツ・タイプと呼ばれる。長さは短めでコルクコマ10個分(130mm)それだけではつまらないのでIjuin Rodオリジナルに倣い、先端部を斜めにシェープ。件のブログに魅せられたお客様はBellinger旧型シートを熱望だったけど、あれは個人所有物を持ち込まれたモノ。ん〜沢山お持ちのようだから聞いてみようかと連絡を入れた。何と最後の一つでNCAで製作されるロッドに使おうと思われていたのに「快諾」され譲っていただいた...(T・F兄弟、ご協力ありがとうございました!)

2020年10月30日金曜日

Brick

NCAのグラスロッド「Kameglass」の色は煉瓦色brick color。この色はPhillipson社が好んで使っていて、NCAもそれに影響されている(笑)昔のT&T/Kaneglassはフィリプソンから供給を受けて作られ「この色」で初期のフェルールはバンブーロッドと同様の金属製。巻き糸は濃い目のガーネット、当時のグリップはブラント・シガーBlunt Cigerと呼ばれ、ロッドラインナップは6ft.#6から9ft.#8、8'3"#9のBass & Salmon用まであった...画像のNCAマルチピース・ロッドはアクションや特性を考慮してGlas-Pak/8'0"#4/4pc.のフェルールにはグラスパイプを使い、2021年のシーズンに向け製作を始めたKameglass7'0"#3/4,5pc.Rodはグラス無垢(いわゆる白ペグ)を採用...

2020年10月29日木曜日

stylish

9月に作ったTMRロッドで尺ヤマメを釣って、画像を送ろうと思ったんですけど「泣尺」で...え〜ナキジャクゥ!上等じゃないですか〜(笑)前から気になっていたロッドがあるんですよね〜と手にしたのはNCA ParaGraph/Golden Shadow風味4pc.早速、ラインを通して外でキャスト。以前は服飾関係にお勤めだけあって「粋な」stylish道具が大好物。フライフィッシングは「カタチ」だ。お気に入りの道具立てで渓に出掛ける...もう既に春が待ち遠しい、今日この頃(笑)

2020年10月28日水曜日

before/after

Pflueger MEDALISTのドレスアップ・パーツ入荷。ご予約を頂いている方たちには、本日郵送させていただきます。パーツが揃わず遅くなりました事、お詫び申し上げます。郵便事情も未だ乱れているようで「税関」に長期滞在(苦笑)なんだかな〜Wide footが欠品中、おまけにLatch Cover(Sold)、Narrow foot(Sold)が余るミス発注。ご希望があればお取り寄せできます。ncaflyfish@Gmail.comまでお問い合わせを。

2020年10月27日火曜日

Lub

Lub こする...シートウッドの下地を作り、先ずは木部に染み込ませるように平筆で二液性ウレタンで下塗り。乾燥してから#400番までの紙やすりを使い「中研ぎ」をして再び塗装と乾燥。これを日を開けて数日間繰り返す。研いで塗っては回数を数えるわけではなく「ダメなものはダメ」とこちらの主観・満足度で決める。最後はスチールウールで「仕上げ研ぎ」筆は使わず「人差し指」を塗料に浸けて薄めに塗り込む「Hand Lub」この方法だとハケむらが出ない仕上がりになる。指先が「カペカペ」になるのは、いた仕方ない(笑)

2020年10月26日月曜日

peg

NCAのスピゴット・フェルールspigot ferruleで使われるペグpegはファイバーグラス。全長は80mmにカットして使い50%の40mmを露出させ残りの50%は硬化時間の長いエポキシ接着剤でブランク内に密着する。ペグの材質はグラス無垢(画像)グラスパイプ、カーボン無垢、カーボンパイプとロッドの性質により使い分けられる。ブランク内径に合わせながら慎重に削り合わせるのだが、最終的に継ないだ時に5mm以上のギャップ(間隔)が出るように一本一本調整。ペグが全て隠れてしまう様なロッドは直ぐにガタつきが出るのでご注意あれ。

2020年10月25日日曜日

multi-piece

1990年代初頭、T&Tにバガボンドvagabond(漂泊者)という名のマルチピース・ロッドがあった。グラファイトの8'0"7pc.#4/5でブリーフケースに入れ「何時でも、何処でも釣りを」が謳い文句(笑)T&T にはトラベラーという4pc.Rodもあったが、辞書にTravelerとvagabondは同意義とあった。5本継ファイバーグラスでこんな感じのロッドを作るか〜vagabonding気まぐれでvagabond風を作る(笑)7'0"5pc.#3/4wt.がそれで、ロッド名は「Glas-Pak 5」グラスパック5。本体仕舞い込み寸法460mm(アルミケース長さ500mm)...作っているときに「バカボン」のパパが「それでいいのだ」と言ってくれた気がした(爆笑)

2020年10月24日土曜日

workbench

4800yds(4,368m)巻きの黒スレッドも心なしか細くなった?(気のせいかも知れないが・笑)ライトブラウンのグラスブランクスに黒をメインに、白3巻の飾りを入れてジョイント部はブランクと同系色のブラウンを使おうと考えた。数種の「茶糸」を試して選んだのは廃番になって久しいAW#5690。オービスの古いバンブーロッドに使われていた色を選ぶ...冷たい雨が降り止まず、日中でも16℃しかない。こんな日が続き「冬将軍」が一歩一歩近づいて来る...

2020年10月23日金曜日

stink

仕事場の中をカメムシstink bugがブィ〜んと飛んでいる。蛍光灯のガラス部に突入してカンカンと音を出す。しばらくはおとなしくしていたが、再び飛び出した。部屋の中に侵入しただけで「ヤツ」らがいる臭いがする。ドアの開閉、換気口から室内に侵入する季節になり、衣服についてくる奴までいる。ちょっと暖かい日は外壁に連中が蠢く...
冬場、薪ストーブを使い始めると薪の隙間で冬眠していた「ヤツ」が解凍され、暖かい部屋の中を飛び回るから始末が悪い。一度、エアコンの室外機のなかで越冬した奴らに基盤を壊された。退治しても退治しても沸いてきて、扁平な体で脚を折りたたみ、1mm程の隙間があれば何処にでも侵入するので「閉口」臭いstink!

2020年10月22日木曜日

stent

ステントの一般的な定義は「a tubular support placed temporarily inside a blood vessel, canal, or duct to aid healing or relieve an obstruction.」血管、管、または管の内部に一時的に配置された管状のサポートで、治癒を助けたり閉塞を緩和するとある様に心臓などの血管狭窄に使用される器具...ロッドビルディングの世界では内径の合わないリールシートを取り付ける時に、ブランク尻を切り落としカーボンパイプなどを挿入・接着してシート内径を合わせるのに使うモノをステントstentと呼ぶ。特に太みのあるグラスロッド、太いバットエンドはこの方法でリールシートを付けることが多い...
ステントはグリップ下に位置するので透けて見えることもなく、グリップエンドでも接着保持されるので強度の問題はない。仮組みしながら、このロッドのデザインを想像する...

2020年10月21日水曜日

see through

京都・西陣の絹糸は細くて扱い難いが、エポキシ塗料を染み込ませると「透ける」see through...CTS/Shine color(乳白色)に巻く。それだけでは芸が無いので、アクセントにガーネットGarnet色の糸で3巻のティッピング(飾り巻き)入れて締める。シースルーはスネークガイドやストリッピング、フックキーパーの「脚」をキレイに削り、かつナイロンサンダーで仕上げてから巻くので面倒。この下地作りは重要なポイントで塗装後にガッカリするよりも先に手間を掛けておく事が肝要...なんたって「スケスケ」だからね(笑)

2020年10月20日火曜日

43mmφ

NCA/Brass Head & Bottomアルミケースの内径は43mmφで、2pc.は勿論のこと3pc./4pc.などマルチピース・ロッドにも対応出来る太さを持つ...長い間、国内で製造出来る工場を探していたが全く見つからず、漸く辿り着いたのは美しいハンドメイド・フライリール製作で知られる「Koba's Factory」...現行のアルミヘッド・ケースと並行して販売していきますが「真鍮頭」ケースは数量限定品。入荷して早速、予約を頂いていた方々のロッド収納寸法に合わせアルミパイプをカットして口金・底蓋を接着。ロッドのスペックをステッカーに記入して発送...
年を重ねる毎に変化していく「真鍮」Brassの風合い、重厚さをお楽しみ下さい...お問い合わせはncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ。

2020年10月19日月曜日

Countryside

「袖小森の留の下にでっかい魚が死んでいるぞ」と回覧板を持ってきた近所の「親」ちかしさんが教えてくれた。すわとカメラを持って見に行くと、明らかにサクラマス!推定50cmちょっと。死んでからいくらも経っていない様子だ。この流れは鶴尾(つりょう)と大林沢が合流して稗貫川本流に流れ込む「沢」で本流に近い下流部は田んぼの中を直線的なカギ型で流れる。河川改修(改悪)される前はイワナ、ヤマメ、サクラマス、ウナギが捕れたと言う。へ〜あんな流れを遡上してここまで来たんだ。岩手の「自然」に改めて驚かされる...

2020年10月18日日曜日

Spacing

Screw D/Lシートにリールを装着した際に、締め上げたネジとコルクグリップの間の寸法に拘る方なので、もしやと思い「その寸法でやると花梨スペーサーの見える部分が小さくなります...」と聞いてみたら「今回はNCAにお任せで」ということなので、コルクで同型同寸のモノを作り寸法を切り詰めて金具がバランスよく留まる長さを探る。先ずは5mmカットからだな(笑)使用するフライリール、Peerless No.1とHalcyon Small Troutのフットで合わせる。こういう「こだわり」は自分の考えをロッドに現すには必要なことであり、その意に添って作りたいと思う。

2020年10月17日土曜日

Confortable

CTS Quartz 7'0"#3/3pc."Red Wrap"が完成した。ご希望の寸法のグリップをつけ昔のウィンストン風アルミP&Rの金具を取り付けた。このグリップ・スタイルは何と言うのだろう?とSan Francisco時代のWinstonカタログを調べてみたら「Confortable Half-Wells」と言われるスタイルのリールシート一体型でLeetle Fellers Bambooや当時のグラスロッドに取り付けられていた。握ると親指がくびれにのり、薬指と小指でホールドするのも「快適」confortableなグリップであることがわかる...

2020年10月16日金曜日

Pure

裏山の紅葉はあまり色付かずに終盤を迎えてしまった気がする。日中でも気温が8℃から上らない一日で、陽が陰り寒くなってきた我が家の「哲学の道」を散策(笑)...お客様のご要望でCTSロッドの「ピュア」Pureにシルク糸のシースルーにピンライン(何処ぞのメーカースタイルだ)ストレートシガー・グリップ、シートはアップ・スライドバンド金具にウッドはブライヤーで製作。エンドキャップは北上川の河床下6メーターから出てきた硬質な埋れ木Bogwoodを加工した...

2020年10月15日木曜日

Shine

CTS グラスブランクの「Shine」カラーはUni-Directional S-glass素材にクリアー塗装された「乳白色」下地が明るいから、エポキシ塗料を使うと若干、濃い色になるが概ねスレッド色で発色する。糸色を出したい場合は「カラープリザーブ処理」をする。手間は掛かるけど、ナイロンやシルクに色止め処理をすると深みのある「煌き」が出るので、オススメ。ノンカラープリザーブ・スレッドNCP糸をメインスレッドに使うと不透明でベタッな仕上がりになり、美しいフライロッドには向かないと思っている...(笑)

2020年10月14日水曜日

Red wrap

HPには掲載されていなかったのでスペシャル・オーダーで作って貰ったCTS Quartz Fly 7'0"#3/3pc.を赤い糸で巻く。乳白色のブランクス(CTSではShineと呼ぶ)に赤巻きRed Wrapは初めて「白地に赤く」は日の丸をイメージさせる、とお客様のご要望でやったが、今まで使わなかった事を悔やまれるほど「良い!」トップ下、ジョイント、グリップ上にマルーンを配色して、ちょいとオシャレなグラスロッドに(笑)

2020年10月13日火曜日

arrival

予告通り「到着」arrival...NZから遠い北米大陸経由でもこちらの方が早いか(笑)コルクリングを接着してから、だいぶ前に打ち合わせた「カタチ」のメモを読み返しガイドやシート金具も用意。さぁ!楽しい作業の始まりだ。それにしても、これは7月20日発注分、今回は時間がかかった〜「竿作り、思い立ったらすぐオーダー」が賢明かと(笑)

2020年10月12日月曜日

measurement

このMcFarland GlassRodの長さは6'3"で指定ラインは#2番。4ピースだから仕舞い込み寸法は約51cm。布袋に入れて53cmアルミケースに収納する。ブランクはE-Glassで作られ、樹脂自体がイエローである。ベリンジャー社の旧型DLSB N/S にウッドは86mmのBlack Ash。コルクグリップはバランスを考慮して130mmのご指定より若干短くした。Perfect社の8mmグリーン・アゲイトを使い、巻き糸は緑の絹糸でシンプルに纏め、ロッド本体の重量は65g...などと計測してみたりして(笑)

2020年10月11日日曜日

Route

Route 経路...マクファーランド・ブランクスはUSPS(米国郵便公社)でペンシルベニアからシカゴ・オヘア空港を経由して成田→川崎税関→岩手へやって来た。「ブランクがあれば作業はススム」であと一回、エポキシ塗装をしてグリップの調整をすれば「完成」...明日にはFedExでCTSブランクスが入荷する。もう成田にあり通関も終わっていて岩手に配達されるだけ。追跡番号tracking numberを知らされているので「今どこ?」と荷物を追ってみた。今まではNZ・オークランドから中国・広州を経由していたが、今回はNZ・タマキ→U.S.A.ロスアンジェルスCA→オークランドCA→成田という初めてのルートで日本に入った。なんだか「国際政治」絡みの経路変更のような気がした...

2020年10月10日土曜日

Countryside

朝6:00の気温が9℃で湿度65%。霧に包まれ寒い。日中は18度まで上昇するそうだ。こういう日が続くとキノコが生えるぞと隣の「キノコ・ハンター」ヤスローさんが嬉しそうに話していた。家の周りのハタケシメジは不作で一ヶ月以上遅れている。無風の日中に「アカマダラカゲロウ」オスのスピナーを眼にした。大きな目玉とガラス状のウィング、二本のテール。10月一杯はハッチがありそうで、ヒトの決めた渓流禁漁期を「そんなの関係ねー」と嘲笑っている様にも思える(笑)
朝霧で見通しの悪い「亀ヶ森」の朝...

2020年10月9日金曜日

Color scheme

McFarland S-glass(Spigot)への配色color schemeは送られてきた画像に従い、探したブルーグレーのシルク糸の他にレッド/ブラックを組み合わせ巻く。実際に巻いてみると「お洒落」なのがわかる。この色使いは初めてだ!フライロッドというとブランクカラーに近い色やベーシック・カラーを選びがちだが、乳白色ブランクスがベースだと豊富な色彩の絹糸から選んで使え、これも「アリ」だなと...(笑)

2020年10月8日木曜日

2wt.

McFarland glass Rod blanksのリストには記載されていない「2番ライン用」を頼んだせいなのか、はたまたcovid 19の悪い時期に当たったせいなのか...発注から5ヶ月かかってやっと入荷したE-glass 4pc.とS-glass spigot 3pc.のブランクス、お待たせ致しました。「仕様」は待つ間に決まっているので、これから鋭意製作に入ります。マニア好みの「マクファーランド・グラスロッド」...夜中にMikeから「大幅に遅れた事を心よりお詫び申し上げます。現在は約2週間(配送に+1週間)で製作出来ます...」とメールがあった。McFarland Rodsのお問い合わせ、ご用命はNCAまでどうぞ...「ロッドは熱いうちに作れ!」ですよ(笑)7'0"#2/E-glass 4pc.Clear blanksに余裕があります...

2020年10月7日水曜日

Swelled

Swelled 膨らんだ...バンブーロッドの「スウェルド・バット」Swelled Buttは当たり前だけどグリップ下まで太い(笑)故にリールシートを取り付ける場所は旋盤で丸軸加工を要する。スウェルのバンブーは「ドライフライアクション」に多用され、手元のパワーがミディアム・ファースト気味のティップまで伝達され作用する。昔、大手メーカーのロッド設計者からグラスやカーボン竿でもグリップ下やバット部を強化するだけで飛躍的に性能が向上すると聞いた...

2020年10月6日火曜日

mid Line

群馬県の渓流も禁漁期に入ったがヤマメ、イワナ釣り以外の「虹鱒」は周年釣って良いそうだ。例えば利根川本流、吾妻川本流(冬季専用釣り場は除く)では2020年の年券、日釣り券での遊魚が許されている。「この事を知らない釣り人が多いんですよね〜今までグレーゾーンだったので、白黒つけるために漁協に確認したらあっさりOKですって・笑」と前橋・カーティスクリーク店主が話してくれた。何処でもニジマス釣りはOKという県があるかも(確か岩手県内水面遊漁規則にもあったかも知れない)...作りかけの8'8"#5/Graphite 3pc.Rod、ミドル・ラインで「虹鱒狙い」を目論み完成させよう(笑)もう少し長い9'1"#6/3pc.もアリマス...「カタチ」はお好みで製作いたします。

2020年10月5日月曜日

Euro Nymph

「ユーロ・ニンフ満喫しています」と先日10'2"ロッドを作られた方から画像が送られて来た。東北地方は渓流釣りは「禁漁期」に入ったが、自然河川を利用した釣り場として鳴子漁協が管理する「荒尾川」がある。今年はカムループス・トラウトKamloops troutが放流され釣り人の竿を曲げているそうだ。カムループスはカナダ西海岸、ブリティッシュ・コロンビア州のスチールヘッド釣りで有名なトンプソン川Thompson Riverが流れるところ。その血筋の鱒がこの魚らしい...ユーロ・ニンフ釣りのシステムを研究しようかな〜(笑)
これがカムループス鱒(鳴子漁協HPより)

2020年10月4日日曜日

hand grasp

hand grasp 手で握る...先達・鈴木魚心先生がよくお使いだったグリップgripの古典的呼称。NCA/ ParaGraph 4 (four)につけるグリップのご注文は「短め、細めのフルウェルズ」ん〜フルウエルズはあまり短いと格好がつかないしな〜それでもお客様のご要望だからな〜と考えを巡らせたら、エンドを小さ目にシェープするウインストン・スタイルを思いついた。握りながらコルクを削り込み出来上がったのがこのカタチ。長さは140mm、短め・細めのグラースプにD/L Screw Seat...

2020年10月3日土曜日

weight

ロッド重量など別に気にしたことも無かったがIjuin Rodsのラベルに記入する必要があり秤にのせてみたら、このYomogi 703/3pc.ロッドは85g。ブランク状態では計量していないので正確なところは不明だがBellinger N/S Seatが26g、グリップやガイドで約14g、これによりブランク重量は推定45g。ついでにNCAバンブーも計ってみると703/2pc.が79g、704/3pc.で105g。フェルールやリールシート、テーパーデザインで重さは変わる。いずれにしても気にするほどの重さではなく、むしろ竿の長さに対してのリール重量を気にした方がバランスが良い。

2020年10月2日金曜日

a River runs through it

家を出たのが7:00、いつもの川べりに到着したのが8:30。秋の交通安全週間中なので制限速度を遵守。釣り人はいない。本流と支流の合流点から先ずは支流へ入渓。よくヤマメが出るのですぐそこの橋まで一時間掛かった(笑)本流を釣り上がるとウエーダーを通して水の冷たさがわかる終盤の渓。水嵩は高めで流れが速いが、釣りにはなる...
このところ継ぎっぱなしのT&T Midge 7'0"#4/3pc.にT&Tキャップで最終日は「T&Tの日」(笑)#10番くらいのハッタギ(バッタ)毛鉤も投げられる。ギ〜ゴットンと音を出している水車小屋の前で記念撮影...
この流れ脇のタルミではイワナとヤマメ...流心では流れがあまりにも強く、緩めのところからゆっくりと浮上して毛鉤を咥える...
9月中頃、DYと入った場所でダウンクロスにドライフライをトレースして一匹はかけ損ね、もう一匹には6Xティペットをぶっちぎられた!ここは来年の課題だね。サクラマスが遡上する川で今シーズンは終了。来年も変わらずこの川は流れているa River runs through itだろう...

2020年10月1日木曜日

Go to Flyfish

10月1日になってしまいましたね。ラジオのニュース「今日からGo toキャンペーンが...」と言っている。昨日の夜は「十五夜」前の月が雲に見え隠れしながらも、大きく輝いていた。禁漁前の29日、気温が下がって朝は8度くらいだったから「虫」は暖かくなってからと、昼近くなってから釣りに...いつもの自販機で水を購入して流れを見れば先週より若干減水。この場所は帰りがけにと考えながら上流へ...
あ〜だいぶ錆びて来たなあ〜終盤ヤマメを数匹釣って、先ほどの場所に戻るとフライ釣りの先行者がいた。この川もまた来シーズンだな...
塩味の野菜スープのような「湯麺」タンメンを食べながら、明日は遠出することを考えた...