2014年11月30日日曜日
Special Trouter
T&T 1979 Catalog に掲載された「The Special Trouter」・・一時、7'0" #4/5を所有していたが手放して今はない。記憶とカタログの写真から、nca 好みの「スペシャル・トラウター」を作る。ブランクは昨日のブログで紹介したモノ。思い立つと待っていられなくて(苦笑)塗装前のシャフトにコルクシートとグリップ、こんな感じかな?と糸を巻いてみた。早速ご注文いただいた方からは「まだシーズンオフ長いですから、ゆっくりと~」と釘を刺された。でもね、明日からシャフトの塗装を始めるとしても年内にはできちゃいますよ~(笑)販売価格を抑えるために基本仕様はこの「Special Trouter」・・勿論、お好みで製作いたしますが・・
2014年11月29日土曜日
Blanks
物置の隅に古色蒼然たるスポーツ新聞に包まれ、寝ていたいたモノ。その存在は覚えていたけど面倒なので放ってあった。アルミパイプを取りに行ったついでに仕事場に持ち込んだ。古新聞の日付は1993年(平成5年)5月1日(土)とある・・素材はトンキン竹、2ピース六角竿。廃業した老舗釣具会社の熟練職人さんが手をかけたブランクだ。工場のあった薩摩川内(せんだい)は古くから竹工芸の町、ここで生産。この町、市町村合併後は川内市。最近は原発騒動で名が知れた・・読み方を間違え失笑を買った大臣もいたけどね~
何故、面倒だつて?・・フェルール部に塗装工程に移る前のマスキングがしてあるのだ。それも20数年で劣化してベッタリ、ゴアゴア、バリバリのセロハンテープ?!旧職人さんはすぐにでも塗装するつもりだったんだろうね・・フェルール部分ここが手強いので避けていたが、磨き出してピッカピカ。シャフトをサンディングしてみるとさすが昔の竹、ストレートグレーンの美しい肌が現れた。丁度、塗装するバンブーがあるので一緒にと持ち出し数えたら7フィート#3/4 が5本、7-1/2 #3/4 と#4/5が合わせて16本。バンブーの値段とは思えない価格設定で販売。メールにてお問い合わせ下さい・・ncaflyfish@Gmail.com
2014年11月28日金曜日
Winding Check
「ワインディング・チェック」・・アルミの物とニッケルで内径6mmから13mmまで0.5mm刻みで在庫。2011年3月11日(金)に起きた「東日本大震災」の時に、これらが収められたストックケースの棚を必死で押さえていた。こんなものひっくり返したら・・正確な数は把握していない(どれだけあるのか?)・・リールシート金具の色、黒染か生地色かにより「Oxidizing」するかどうか決める。その前に内径の微調整や外観の変更など「二次加工」を行っておく・・
2014年11月27日木曜日
Oxidizing
Oxidizing....酸化させるとでも訳すか・・バンブーのフェルールとリールシート金具を酸化液剤でBlue Blackに染める。「The Fine Bamboo Fly Rod」Stuart Kirkfield著のチャプター18 に面白いことが書いてある「光輝くニッケルフェルールを青黒い鈍色に酸化させるのは実に不思議な工程である。これには3つの訳がある。一つ目、多くの釣り人は太陽の反射でニッケルがひかり、魚を怯えさせるから黒くすると信じ込んでいるから。二つ目は高級な散弾銃の銃身の様にロッドにも重厚さを持たすために、この作業を要求する。三つ目はロッドビルダーにこの神秘的かつ、込み入った作業をやらすため・・」・・決まりは何もないのである。私的な見解では二番目の「カタチ」がよくなると言ったところだろう。ロッドによっては「光り輝く」方が好きなこともあるけど・・それは好き好き・・
「使用前・使用後」のような画像・・ncaではブルードしたあと、簡単に擦れ剥げ無いように、また神秘性を増すため特殊な「エナメル」で処理をする(笑)
2014年11月26日水曜日
Donegal
ドニゴールと発音するそうだ・・まだ若造の頃、形と風合いとに憧れて購入した「Donegal Tweed Hat」・・なんだかんだで36年・・
絶妙なたたみ癖がつき、貫禄も増した。破れも、ほつれも、くたびれもない「現役」・・暖かいので頭の寒い時期(笑)出勤や春先の釣りに被って行った・・
内部の製作所タグは長年の頭皮の油で薄れ読みづらいが(笑)かつての金文字跡は「HAND CRAFTED EXCLUSIVELY BY David Hanna & Son Ltd.」と判読できる。下には「Donegal Town Ireland」そう、アイルランド北部ドニゴール地方で作られる伝統織物Tweed 製なんだ。右の紋章付きタグは長い年月を経ても変わらず鮮明 に「出自」と「矜持」を保っている・・11月27日から東京「丸善」本店4Fで販売会が開催されると「つるや釣具店」の山城さんが言っていた・・
2014年11月25日火曜日
Workbench
湿度48%、乾燥した部屋の空気で喉が張り付く様な感じになり4時44分に目覚めた・・コーヒーを淹れながら外を見てもまだ暗い。PCでブログのチェックをしていたらイギリスからの閲覧数が伸びている?メールを開けたらRod Order from UKのタイトルで問い合わせが来ていたのでボ~っとした頭で早速返信(笑)日本との時差9時間、英国は前日の夜だな・・昨夕、塗ったエポキシの硬化を確認 して今日の作業手順を考える・・
2014年11月24日月曜日
Glass Rod
ブランク持ち込みの製作依頼があったので資料を探す・・昭和53年(1978)「別冊フィッシング」産報出版刊 に当時の輸入元「ヒノウエ」の広告を見つけた。何故にダン・ベイリーのサイン入りベストが・・同じモンタナ州だから?(笑)他にもR.L.Winston 1977 CatalogのFiberglass Rodの項を開いてみた。
今を去ること36年前、皆さん若いね~グラスロッドもトラウト用で5-1/6'から9'、その他スチールヘッド、サーモン、ソルトウォータ、トラベルと展開していて、その数30モデル!6フィートのショートロッドなんか面白かっただろうな~と思いを馳せながら、今回お仕立てするのは・・
2014年11月23日日曜日
Bellinger
Bellinger社からリールシートが届いた・・「いまストックしているスペーサー・ウッドは気に入らないから、二週間待ってくれ・・」と現在の経営者Mr.Chet Crocoに言われた。結果、待つこと4週間・・美しいオレゴン・ウオールナットのスペーサーにニッケル・シルバーの金具をまとった「Payne type DLSB」を手にした・・
Bellinger社との付き合いも古く、1996年に岩手移住以来2010年頃まで使用していた。「Bellinger」と背に書かれた古いファイルにはインボイスやオーダーシート、送金の記録が残されている。その中にMr.Al Bellingerから送られてきた封書があった。手紙と共に数葉の写真が入っていて「Bellinger/Saracione」リール販売のお知らせがされていた。右の写真が1996年、左には1999年の郵便消印がある。久しぶりに見たな・・「新しいBellinger Reelを計画しているから・・」とMr.Chet Crocoが話してくれた。
2014年11月22日土曜日
Flies
頂いた「New Zealand / Trout Flies」・・ニュージーランド南島のフィッシングガイドTonyが巻いたとある。毎日眺めていて閃いた!来シーズンは近くのダム湖インレットに久しぶりに行ってみよう!!ロッドはアンダーハンドやスペイにはもってこいのnca Hand Crafted "Grilse" 11'6" #7 4pc.が良いだろう。フライはNZ流の「Mrs.Simpson」「White Smelt」「Hamill's Killer」が良いかもしれない・・あ、あそこ熊が泳いで渡ったって聞いたな~
2014年11月21日金曜日
HORIZON
uncompromising high performance(妥協しない高い性能)とカタログに・・・T&Tのホライズン・シリーズ HS-802 ブランクからのお仕立て。リールシートはREC社CRNSS、今は作られていないと思う一番小さいサイズ。二番のフライラインを使い、極細のティペットに#18番以下の極めて小さい毛鉤を結び、静かな水面に投射するスリリングな道具立て・・東北地方だとターゲットは春先の「ヒカリ」と呼ばれる銀毛ヤマメかしらん?2月には長良川の「シラメ」ですかね・・・
2014年11月20日木曜日
Chasing Salmon
Adam Erdossyから画像が送られてきた。10月にこの4人でランドロック・サーモンを追いかけたらしい。一番左が日本でも「Blueman」公演をしたアダム。オヤジのAlanは右から二番目の白ひげ・・場所はバーモント州北部、カナダ国境に近い湖「MEMPHREMEGOG」周辺。なんて読むのだろう?メンフレメゴグ??
氷河に削られ、人の横顔に見える岸壁・・ニューハンプシャー州のフランコニア・ノッチみたいだ・・米国ニューイングランド東北地方の秋の釣りを画像でお楽しみ下さい・・
精悍に尖った顔つきの陸封鮭(Land Locked Salmon)、大西洋鮭(Atlantic Salmon)の末裔だが、陸封されダム湖とダムの間を行き来している。
八ッチェリーかな?魚の計測をしている様だ・・
絵に描いたような流れ・・
2014年11月19日水曜日
Solid Glass
ソリッド・グラスのシャフトを使った「Spin Rod」・・ジョイントは金属フェルールを使うしかない。グラスロッドやグラファイトロッドが出始めた時代にも、バンブーロッドに習い金属フェルールによる「継なぎ」だった。その後、スピゴットフェルールやフェラライトフェルールが開発され、軽量化が図られた。近年、バンブーロッド界ではグラスやグラファイト、竹のフェルールが「はやり」の様に使われているが、わたしはやっぱり「金属フェルール」が好きだ。「軽くなるから・・」と言うならばグラスやカーボンを使えば良いと思う。まあ、作る人それぞれの思いがあるから、良いのだけどね・・先日、訪れた「元中、ST」とそんな話になった。
ガイドなどのラッピングは「シマシマ巻き」と言ってもそんなスレッドは無いので、二本の糸を並行させ「巻く」・・この場合はゴールドとダークブラウンだが、エポキシ塗料を塗るとこんな感じに変色・・さてと今日は仕上げ塗りだな。
2014年11月18日火曜日
Remington Rand (2)
レミントンランド1950年製のDeLuxe model 5だと判明したタイプライター。何に使っているかと言えば、ロッドケース用のステッカーにスペックを打ち込む訳。親父が書類や手紙作成にパチャパチャ(そんな音がする)使っていたのを思い出すな・・ウエブサイトで検索閲覧しているとマニア間でいろいろなTypewriterが高額で取引されている。本当に、どの世界にもいますね~「好事家」は(笑)
フライフィッシング好きにはこちらの「新しいラベル」にモデル名、長さ、ライン番手、シリアルナンバー等を「1950 Remington Rand DELUXE model 5」でタイプし、アルミケースに貼付するつもりである・・
2014年11月17日月曜日
Remington Rand (1)
1984年に帰天した親父の遺品、レミントンランド・タイプライター・・戦後、米軍施政下の沖縄で入手したという話を聞いた。黒い箱に大事そうに収められたタイプライターは子供の目には珍しく、機械としての「カタチ」に憧れていた。キャリング・ケースを兼ねた箱は「抜き差し丁番」仕立てになっていて箱蓋部分と台蓋部分が分離できる。台蓋部分にはまた別の留め金具仕掛けがあり、キャリングケースからタイプライター本体だけを取り外すことが出来る。
「Remintong Rand」の時代を感じさせる商標は裏側にある。今の時代、ネットで検索すれば、このタイプライターに関することが簡単に調べられる。かなりの情報件数があり、へ~と思ったのはコレクターの存在。アンティーク・フライロッド&リールと変わらない世界がそこに展開されている(笑)じっくりと調べてみればこのタイプの素性が判明するかもしれない・・(この項、続く)
2014年11月16日日曜日
Southern
Australiaのお客様からの画像・・日本とは約半年、季節の異なる彼の地は夏に向かって気温が上昇し、川は減水気味。釣りは朝夕の涼しい時間帯で・・とメールをもらった。北日本ではもう雪の舞う季節。イブニングの釣りか~懐かしいね(笑)Fish River Kinghorn Falls...という場所らしい。大地の滋養を溶かし込み流れる川のようだ。水の色もティーブラウン。日本の石だらけ、フリーストーンの川とは違う雰囲気。Falls(滝)という概念も外国と本邦を比べると異なっていて、かつてT&TがあったマサチューセッツのTURNERS FALLSやアイダホ・フォールズも、え?これ滝?わたしには岩盤の落差としか思えなかった。ナイアガラやイグアスの滝は見事な「滝」ですが(笑)所変われば品変わる、か~
2014年11月15日土曜日
Workbench
今日は「巻き上げの日」(笑)・・先ずはリールシートのコルクを削リだしてリングを2個入れ、輪ゴムで留めておく。何を考えていたのか、このリングを入れ忘れてグリップを接着してしまい「アチャ~」の目にあったことがある。この作業の度に思い出す大昔の恥ずかしい思い出(苦笑)・・グリップ接着の時点では先端部はある程度の「厚み」を持たせておく。ここが薄いと広ってしまい、接着剤が回りきらず、結果、接着不良の憂き目に。nca rodsを壊して見ると接着度合いが判るのだけど、ベッタリとコルク内径に密着させる「コツ」でもある。この後、先端とブランクの段差がなくなるよう削り込む。さて、巻き始めるか・・
2014年11月14日金曜日
Country Side
外気温2℃、雨が雪に変わる気温らしい・・ラジオからはシューベルトの「鱒」が流れている。時折「松尾八幡平から先、青森まで雪のためスベリ止めが必要です・・」と交通情報が。北海道ではかなり積もっている場所もあるようだ・・
スタッドレス、冬用タイヤには先週のうちに履き替えてある。スタッドレスや四駆に全幅の信頼を置いてはいない。滑る時は滑る、20年間で何度肝を冷やしたことか。しかし夏タイヤやオールシーズン・タイヤよりは安心感があるね・・ローカルのテレビではスタッドレス・タイヤのCMが9月末から流れていた。いつも不思議に思うんだけど「今年のタイヤは制動力20%向上・・!」「氷にガリッと効く」云々。20%向上?5年で100%かぁ?ガリッと?道路に良くないじゃん!(苦笑)
2014年11月13日木曜日
"shor-T-glass"
オーストラリアからご注文のロッドが出来上がり、昨日「亀ケ森郵便局」より発送した・・田舎なものでUPSやDHLを使うより、地元の郵便局が便利なのだ。何度か海外発送するちに、この方法が一番確実・安価であることがわかった。米国本土だと約1週間で配達され、トラッキングもPCで確認できるので信頼がおける。日本の郵便は凄いね・・シドニー市内在住の顧客とはメールのやり取りをしてお買い上げいただいた訳だが、ncaブログの熱心な閲覧者でもあり「あの画像の・・」と話が早かった。一日で6通のメールをもらった日もあるくらい「熱きフライフィッシャー」だ・・「来週末の釣りで、ショーティ使いたいんだけど・・」一週間でシドニー、オーストラリアに到着すると良いのだが・・
2014年11月12日水曜日
Firewood
ひと冬分の「薪」を小屋に積み上げる作業を一昨日から始めた・・一輪車で運び、崩れないように積み上げる。脚はスクワット状態・・まだまだあるのに腰も脚も、すでにイタタタ・・薪は雑木に分類される「楢材」が最も火持ちがよく適している。以前は4トン車ロングボディ・トラック一杯の丸太を買い込み、チェーンソウで玉切りをして油圧薪割り機で「薪」にしたものだ。助っ人に東京から「さんちゃん」に泊りがけで来てもらったりして大仕事だったな。ここ何年かは「花巻市森林組合・大迫支部」から割って乾燥されたものを購入し、すっかり「楽」をしている。ひと冬で約1トン近い薪を消費するけど、森林の再生・保全と共に地元還元されるので一度やるとやめられない(笑)・・田舎暮らしの贅沢
2014年11月11日火曜日
BOX
頂き物のフライボックス、90mmX110mmX40mm・・木製ヒンジや紫檀の留め具など細かい細工が良くできている。秀逸はフライを刺す部分。三角に削がれた木材とコルクで作られてフックポイントが上手く刺さる。製作者は釣りをやるな・・名刺が同封されていてLANCE WOOD Australiaとあったのでオーストラリア製かと思いきや、調べてみたら「Craig Brown Woodwork」は英国だった。ランスウッドの和名はアメリカスズカケノキ。灰田勝彦の♪鈴懸の径♪メロディーが浮かんだ。神宮外苑のスズカケノキは落葉したかしら?ランチャーズの♪真冬の帰り道♪あなたの肩先にひらひらこぼれてるプラタナスの枯葉・・の「プラタナス」と言えばわかるかな?あれがランスウッド、鈴懸の木。このフライボックを毛鉤で一杯にするのは大変だけど・・
2014年11月10日月曜日
BOX ELDER
Bellinger社のULSB( Up Lock Slid Band)ボックスエルダー・シート・・言いなれていて「木」の和名を知らなかったので調べてみた。「トネリコバカエデ」そう、メープルなどと同属で北米原産の木材と判明。Stabilized(安定)させるために樹脂含浸されていて、美しいBurl(コブ)を持つ。四国・高知のKHさんから「ブランク送るから・・」で製作に入る。ブランクはT社のGS865-4(だと思う)ロッドを壊し、ブランク状態にして自らマットブラックに塗り上げた。「仁淀川中流域が冬場に川を使い管理釣り場になるので、それ用に・・」南国土佐だな~こちらは雪に備えて「冬タイヤ」に交換ですよ(笑)
2014年11月9日日曜日
minimum
Size #32極小フライフック、約2mm。左の#24番が大きく見える(笑)当然、アイは無く8Xもしくは極細ティペットを一緒にタイイングする。入手時は「え~冗談だろ~」と思った(いまでもジョークとしか思えないけど)鱒の口の中に流し込み、あわよくば粘膜に引っ掛けるか外れるか(爆)瞬間接着剤でゴミのように巻く。いや、貼り付けるしかない。実用性、効果はギ?モ?ン?
フライフックの整理中に「ARTFUL ANGLER」West Yellowstone,Montana(もう無いよね)の古いカタログを持ち出しMUSTAD Hooksを調べる。この店では最小で#26番までしか販売していなかったね。フライ釣りを始めた頃は#20以下の「ミッジ・フライ」は最後の切り札だと思っていたが、今じゃ#18だって小さ過ぎて使わんな・・歌の文句じゃないけれど♪「15、16、17と~」♪わたしの毛鉤はそのサイズ・・油紙に包まれたマスタッドはそのまま再度の「お蔵入り」となる。
2014年11月8日土曜日
Options
T&T 1979年カタログに「カスタム・オプションズ」として通常とは異なるグリップ、リールシートを新しいロッドを作る際に「別料金」で付けられるとある。ncaにオーダーされるお客様はご自分の好きなカタチもしくは、ncaにお任せで製作させていただいている。グリップの場合はコルクスティックから削出すことには変わりないので、オプション別料金は派生しない。但し、リールシートの場合は差額が生じるので、別途料金をいただく事に・・現在お使いのロッドに付いているシートやグリップを新たに付け直す場合、その作業内容によっては全部取り替えということもあるのでその都度「見積り」をお出しした後に作業させていただく事になる。いずれにしても「ご相談」から(笑)
2014年11月7日金曜日
Favorite
「お気に入り」・・Bellinger社のthe Golden era HLL リールシート(1975年まで幅広のスライドバンドが使われていて、翌年から様変わりしている)HLLシガーグリップ、ハニーラップ、金具はご希望の黒染めで作ったnca bamboo 663-2pc. rod・・先日、発掘(笑)したブランクをお客様のご要望にて仕立てる。このタイプは大好きな「カタチ」なので予定より進みが早いな。スレッド上のバーニッシュもとろり飴色・・まだデッドストックの「特価品」あります・・
こちらも棚の奥に仕舞われていた「Gull Gray Rod」・・カタチでしょ。7'7" #3/4 2pc. Graphite Rod。いかがですか?
2014年11月6日木曜日
Aussie
Aussieと書いて「オジィ」と発音するらしい(笑)・・「オーストラリアの・・」という意がある。お客様とメールのやり取りをしているうちにいろいろと調べたくなって「検索」・・ついでに「あなたのフライフィッシング・ライフを教えて・・」と頼んだら、送られてきたのが川の画像。日本の様な渓流ではない牧草地をゆっくりと流れる小渓流。上の画像は「Fish River Creek」というらしい。遠くに釣り人の背中が見える・・そう言えば、日本の山岳渓流を「滝の連続」と評した外国人がいたっけ。彼の地は南半球だから今は初夏なのだろう。日本との時差はシドニーで+2時間・・また釣りに3日間ぐらい出かけるので「画像を送るよ」と言っていた。釣れる鱒はブラウン・トラウトにレインボー・トラウト、上流域ではブルック・トラウトも釣れると教えてくれた。荒涼たる赤土の大地を想像していたが大間違い。こんな牧歌的なところで釣りをしてみたいね・・
こちらは「Duckmaloi River」・・小渓流が大好きなのは一緒ですな。
2014年11月5日水曜日
Overseas Flyfisher
米国を除く海外からのオーダーは初めてだ、それも南半球、オーストラリアから・・ncaブログが海外の方にも多く閲覧されていることは知っている。米国、カナダ、英国、ロシア、フランス、ドイツ、アジア諸国、中東、アフリカなど数え上げたら世界地図が作れる(笑)・・オーストラリアで思い浮かべるのはタスマニア島のブラウントラウトやシドニーのオペラハウス、エアーズロック、ワラビー、コアラ、タスマニアンデビル...映画は「Rabbit Proof Fence」(邦題:裸足の1,500マイル)「Crocodile Dundee」(笑)ウルヴァリン、レ・ミゼラブルの役者ヒュー・ジャックマン(Hugh Michel Jackman)・・日本の国土面積の22倍!に2,400万人が暮らす国のイメージで、フライフィッシングも海や大川での釣りだと思っていた。そんな国から"shor-T-glass"633-3pc.Rodを注文してきたのだ・・一瞬、えっ?と思ったが昨年5月からメールのやり取りをしていたから、な~るほど、何となく納得。ハイランドの小さな川だって存在するぞと画像が添付されて来た・・
こんな川で、それもショートロッドで釣ったら愉しいだろうね・・「Tom Maxwell時代のThomas & Thomas Classic Bamboo Blanks 664、 2本持っているんだけど巻いてくれる?」おー任せなさい!得意分野じゃない(笑)・・同好の士が南半球にもいたわけだ。世界は広く、世間 は狭いな~(爆)
2014年11月4日火曜日
Tube
暫く切らしていた外径70mm(1mm厚、内径68mm、表面アルマイト処理)パイプが入荷。長さは1,200mm。7フィート2ピースロッドまでなら数本、スピニングやトリガー付きのキャスティングロッドも余裕で収納・・左のチューブは外径45mm(内径43mm、長さ1,500mm)で2ピース、3ピース、4ピースのフライロッドに使用。お好みの長さにカットし、ブラスヘッド/ボトムを接着して販売。
2014年11月3日月曜日
Workbench
アップロック・シートは久しぶり。個人的には「ダウンロック」が好み(笑)・・8'9"-#5とか9'0"-#6などミドルライン・ロッドは矢張りグラファイトに「分」がある様だ。
銀座・伊東屋で購入したドレメルのリューターも20年選手。コルクしか削っていないのにビットが摺減り、刃先が甘くなってきている。これも替え時か?
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