2012年9月30日日曜日
K-Glass
ご注文いただいていたSpecial K-Glass 763-4pc.が完成・・糸はバーガンディ単巻き、ガイドを含む金具類はすべて「黒」でとお申し出で・・「渋い!」白いグラスペグが引き立つロッドに。グリップはパンプキンでシートフィラーはブライヤーということなのでシート周りにひと工夫。ウッド部にリングが掛かるよりコルク部でリールフットが遊動リングに収まる方が抵抗が大きく、リールの止まりははるかに向上する。E.Garrisonさんのアイデア・・
2012年9月29日土曜日
Drawing
メモ用紙に鉛筆でラフスケッチをして頭の中にイメージをつくる。耐水性ドローイングインクを丸ペンの先に浸け・・ここから「息を止め」一気に描き進む・・Lamiglas 8'0"3pc.をご注文された「the Kingfisher」からのリクエスト。わたしのロッドを#4ラインで振ってみてお気に入りに・・探し探してラストワンのブランクを入手し製作中。またこのロッドで「尺」や「尺越え」釣るんだろうなぁ~
2012年9月28日金曜日
Intoroduction
「楽しめるロッドをお探しならば、当社が設計・製造したファイバーグラスロッドの感触をお試しください。多くのロッドメーカーはグラファイトロッドだけを製造していますが、1996年以来ステファン兄弟は1200万モジュールのグラス・プリプレグを使用して新世代のロッドを提供しています。ゆっくりと繰り出されるトルクのあるラインキャスト。軽量でいて丈夫、かつティペットを保護する柔軟性を持ったロッドを作るのにSグラスは最適です」Steffen Brothers Rod Co. ..................................................................................
奇しくもncaは16年前に構想を固め、国産グラスロッド「ParaGlass」をスタートさせた。2pc./3pc.と高いご評価をいただき「グラスで釣る楽しさ」をお買い上げ頂いたみなさんと共にフィールドで実釣そして実感。その後、Lamiglas、T&T、後発のK-Glassとロッドに仕立てて来ました。今回はSteffen Brothers Fiberglass Blankから来シーズンに向けてロッドを作ることに・・ブランク完成まで約3ヶ月、ロッドに仕上げてお客様に納品となるのは2013年1月。米国Steffen Brothers Rod Co.は小さなロッドメーカーなので生産量も上がらず入荷量も限られている・・そこで熱い「グラスロッド・ファン」にお知らせを・・以下のブランクがncaに入荷予定なので「先行予約」をお願いする次第・・・・・・・
Steffen Broters Fiberglass Blanks
6'6" #2-3 / 7'0" #2-3 / 7'6" #2-3 / 8'0" #3-4 / 8'0" #4-5...いずれも3ピース。ブランクカラーはブラウン。nca基本デザインは考えているけど、当然お客様のお好みで製作。お問い合わせ、ご予約はncaflyfish@Gmail.comまでどうぞ・・・
2012年9月27日木曜日
Kameglass
Kameglass 763-2pc.が完成したのでご紹介・・ブランクはK-Glassバーガンディ色、リールシートはニッケル金具に楠の木スペーサーを。ストリッピングガイドはベルマータイプ#8、巻き糸はGudebrod Classic Twist BLK/Scaret、ブラスヘッド・アルミケース、布袋つきで販売いたします。お問い合わせ、お申込みは ncaflyfish@Gmail.comまで
2012年9月26日水曜日
FlyFish 3
30数年来の釣友、3ch.とDY...釣り支度をして歩きはじめると稲をはせ掛けしていた地元おじさんから重大情報「この辺、熊あるいてたぞ~猟友会が追ってるから、会いたくなかったら釣りやめとけ・・」げげのげーだけど、着替えたことだしちょこっと視界の開けてる道路沿いだけ・・やりますかぁ~
3ch.はグラスロッドで・・
DYもグラスロッドで・・・
当然、わたしもグラスロッド・・・うっすらと錆びる山女魚はシーズン終盤、秋の渓・・グラスロッドはncaにご用命を・・(宣伝)
2012年9月25日火曜日
FlyFish 2
いや~楽しい2日間でした・・わたしが参加した初日は峠を越えてUSM川まで4人で釣りへ。魚もそこそこ釣れて、さぁお昼といったところ頼みの「橋野食堂」が臨時休業!なに~雨の中またあの峠を遠野まで戻らんといかんのかぁ~と峠に差し掛かると「峠の茶屋」でお昼を食べている「一団」が目に留まる・・行き過ぎてから立ち戻り駐車場に車を止めるとイワナを焼く匂いが~~急に腹は減り店へはいる。おや?TVカメラで撮影取材している人や新聞社記者証を首からぶらさげているお姉ちゃんやら・・あらら、テーブルに並ぶ料理も「ご予約」の雰囲気が。え~い、交渉交渉とおばちゃんに「あのぉ~お昼いただけますかぁ?」「何人さん?」「四人でなんでもいいんですがぁ」「食べ物はあるし、厨房のテーブルでも良ければぁ・・」お~っ、親切~交渉成立!なんでも海のカッちゃんと山のカッちゃんが地元食材を使った料理を「震災復興・絆プロジェクト」として企画しその取材日に当たっていたらしい・・われら4人、思いもしない「ご馳走」をいただき、イブニングの釣りも含め「大満足」であった・・この日はジモティ―と会話を楽しむことが多かったな。登場人物はおらほの裏はいい淵あるからそこで釣れと言ってくれた「淵ジジイ」・・終戦間際、艦砲射撃のなか生き延び地獄絵図を語ってくれた、当時は准看護婦見習い「鎌研ぎババア84歳」・・川から上がったところで飲み物を差し出してくれた75歳でもまだまだ青年部の「サイダーマン」・・やたらと猫がよってくる「猫ババア」・・みなさんから楽しいお話を伺いました、ありがとう~~
赤い長靴も可憐な「鎌研ぎババア84歳」(失礼!)「昔ここは大きな渕だったんだ・・」と。来シーズンはお茶呼ばれるからね~お元気で。
2012年9月24日月曜日
2012年9月22日土曜日
Announcement
興がのりnca/K-Glass Rodで「T&T Kaneglass」風デザインのロッドを製作中・・まさかKaneglassと表記する訳にも行かず、メモ用紙にボールペンで文字を書きつつ思いついた...な~んだnとmの一文字を変えると「そっくり」だな。亀ヶ森メイドだからKameglass・・ついでに書体も「真似」しちゃいました。完成したらまたご紹介しますが、One-Off Rod として販売予定。
2012年9月21日金曜日
T&T Kaneglass
(画像はhttp://fiberglassflyrodders.com/forum/viewより転載)
今年3月27日のブログで話をしたKaneglass7-1/2 #5 rod..イラストでは見たことがあるけど実物カラー画像は初めて。43年前のグラスロッドはこんな色(Reddish Orange)だったんだな。ブランクはPhillipson製でジョイントは金属フェルール。このカラーはフィリプソン社のSwamp Fox Flyrod にもあったような気がする。巻き糸はパープルもしくはバーガンディ?・・
触発され作り始めたのがこちら、nca/K-Glass 8'0" #3・・レディッシュ・オレンジ色ではなくてココア・ブラウンだけどね・・「温故知新」いずれこの派手なT&T色に塗ってみるかな~
2012年9月20日木曜日
Fiberglass Rod
9月15日のBlogでご紹介したLamiglas FL843-3(7'0"#3-3pc.)・・北海道THさんのお好みはパンプキングリップ、赤巻。シート金具はニッケルシルバー。まるで70年代のH.L.Lのグラスロッド版・・わたしも好きなカタチなので作っていて楽しい・・一つ疑問が「3番のグラス、北海道で?ヤマベ釣り??」なにを釣るんでしょうね~でも釣り味楽しいグラスロッド、ご愛用ください。
2012年9月19日水曜日
K-Glass 4pc. Rod
Special K-Glass 793-4pc. Rod....八戸のSHさんのご注文はハーフウェルグリップで。青森・八戸から岩手県北部まで「目と鼻」の距離。釣りはほとんど「三八上北」でとのこと・・はて、「サンパチカミキタ」とはなんぞや?と思う方も多いかと。岩手の天気予報エリアの呼び方で「なになに地方」の呼称だけど三は三戸、八は八戸。大間や恐山のある下北半島って判りますよね、それに対して三沢や十和田のある地域が上北地方。都に近い方が「上」で遠い方は「下」が付く・・・あ、こんな豆知識よりSHさんのロッドのこと。電話で「八戸のSHです・・Kグラス欲しいんだけど、シーズン中にできる?一度は振りたいんだけどー」おまかせあれ!シーズン終盤、一度どころか何度でも振れるようにncaは特急製作・・完成まで4日と相成りました・・
2012年9月18日火曜日
Country Side
昨夜NHK BSで「昭和歌謡・黄金時代選」という番組を観た。ザ・ピーナッツやフランク永井、ジュンとネネ・・ほか懐かしの歌手が勢ぞろい、大体が昭和40年代にヒット活躍した歌手達だ。司会の玉置宏、浜村淳、山川静夫なども当時を語り、司会をして面白かった・・「病葉」と書いて「ワクラバ」と読むことを知ったのは1961年(昭和36年)にヒットした「川はながれる」沖縄出身の歌手「仲宗根美樹」の歌だ。まだ11歳の小学生だったけど、なぜかはっきりと歌詞を覚えているものだな。山の「ホウノキ」が秋らしく落葉をはじめる。これが「病葉」決して病気じゃないんだけど「美しい表現」だと思う・・
2012年9月17日月曜日
Country Side
朝の気温24℃、湿度54%、降水確率20%・・日中は30℃越えとの予報。え~っ、真夏日連続54日目かぁ?毎日、川を見るたびに悲しくなるね・・田圃も早いところでは稲刈りが始まった。作柄は悪くないと言っているけど、この高温がどう響くかだな・・・早池峰山を遠望できる古田峠(フッタ)の旧道を久しぶりに通る。15年前にトンネル化され、見捨てられた道は手入れも届かずに寂れる一方の草叢峠になっている。岩手に越してきた当初、この峠道を越えて新花巻まででたものだ。北斜面に位置するので冬場は凍りつき何度も滑った。滑り始めたら4輪駆動だろうがなんだろうがあっけないもので「スーッ」である・・我が家は下に見えるトンネルから続く道を3分ほど下ったところにあり、こうして見るとトンデモナイ山の中に暮らしているんだな~と思う・・
2012年9月16日日曜日
Baseball Game
本当にいい感じだったんだけどなぁ・・一点先取され次の回2点とり逆転。流れに乗るか、と思ったら5回表で連打され3点献上・・新人戦一回戦敗退・・
エースナンバーを背負った次男の「悔しさ」が伝わりトーちゃんは声を掛けることができなかった・・ま、次があるさ、君たちには。
2012年9月15日土曜日
Glass Rod
Lamiglas Fiberglas Blanksから作るRod・・まだまだ人気があるのだけど、生産中止になってから久しい。ncaの好みはコレの3pc.だけ・・かって663-703-764-805と販売したことがあった。国内の問屋や米国本社、問屋に問い合わせしたけれど「生産中止、在庫なし」と言われた。今回、ご紹介できるブランクスはなんとか探し出したFL843-3、7'0"#3,3pc.だ。本数はたったの2本....お好みの形で製作。お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ・・画像の完成品はわたしが使っている8'0"#5,3pc. HLL風。本当は3pc.全種類欲しいんだけどな~
2012年9月14日金曜日
Hookeepers
外径6.5mm X内径 6mm X厚さ 0.5mm、ニッケルシルバー製のリングキーパー。ライトライン・ロッドに装着する。私の場合ほぼ「飾り」だな・・毛鉤はリーダーと共にリールの外周から「いってこい」でロッド中央部のスネークガイドに引っ掛け、次の場所で即外してキャストできるので昔からこの方法・・「キーパーはいらない!」と言ってしまえばそれまでなんだけど。やはりグリップ周りが「まぬけ」になるので・・
リング下はスレットをすり込ませながら、こんな感じに巻くわけ・・
2012年9月13日木曜日
Flyfish
尺イワナとGull Gray 6pc.Rod・・こういう魚を難なく釣ってしまうのが、そう25ft.LeaderのKingfisherことIK....源流部では里より一足先に秋が進行。イワナも黒くなり、ペアリングも見られる。
秋の川岸に自生している猛毒「トリカブト」根だけじゃなくすべてが毒らしい・・むかしアイヌの人たちはこの根から取った毒液を狩猟用の矢じりに塗り込めた。羆も倒す「猛毒」・・ご注意あれ。
2012年9月12日水曜日
Woods
川で釣りをしていると「胡桃」の木が多いことに気付く。戦前はどこの山にも川にもクルミの大木があったもんだと営林署勤めをしていた隣のジイちゃんから聞いたことがある。クルミの大木は戦時中に皆伐され小銃などの銃床に加工されたらしい・・Struble社から取っているReel Seat spacerは米国西海岸北部もの・・Gull Gray Rod にはこのウォルナットを使用する。さあ、あなたのロッドにはどのWalnutが装着されるのか・・
2012年9月11日火曜日
Flyfish 2
いつもより少なめの水量だけど綺麗な流れのUSM川・・小振りのイワナもガッツリと#14 Ant Flyを咥えこむ。
下流部の大場所では、わたしには珍しく12ft.リーダーに6Xティペットを60cmも足してキャスト・・IKやNSさんのドリフトに触発されたかな?
2012年9月10日月曜日
Flyfish
岩手内陸の川は水がないので、ちょっと遠いけれど峠を越えてまだ水量のあるUSM川へ。午前中は24℃くらいだった気温が午後には30℃をこえた。川の岩に腰かけて毛鉤交換をしていたら道路にJAの営業車が停った。ん~と見上げると近所のユージさんが顔をのぞかせ手を振っている「え~こんな遠くまで仕事ぉ~」と言ったつもりが流れの音で聞こえる筈もない。お互いジェスチャーでなんとか判別。わたしの車が県道脇に駐車してあったので気が付いたんだな~バレバレだなあの車・・
午前午後あわせて5時間の釣り・・川は平日で貸切。イワナとヤマメは飽きないほど・・帰路にTSB川を通った時間がちょうど暮れなずむころで、水のない川でも釣りしちゃいました~
2012年9月9日日曜日
Baeitis
毛むくじゃらの手の甲に違和感が・・おや、カゲロウじゃないか。それも体長5㎜ほどのコカゲロウ(Baeitis)だ。春先4月半ばから6月半ばにハッチして、二か月ほど夏休みののち9月~10月に再びハッチする・・昨日は北上で中学野球練習試合。校庭の桜の木の下で「毛虫」に悩まされながら応援観戦中に発見。川の女神様が「早く釣りにいらっしゃい」と使いを寄越したのかも・・
2012年9月8日土曜日
Country Side
そうだ、ここまで来たから「馬越峠」(まごし)をこえて「民宿わらべ」のミツルさんの所へ行ってみよう・・4月末にアダムと行って以来だから、4ヶ月振りに遠野・上附馬牛(つきもうし)大出まで足をのばした。
猿ヶ石川上流にあたるこの場所では水量も少ないながらまずまず・・真昼間から流れの真ん中で良型ヤマメが流下するモノにライズを繰り返していた・・
作業小屋を覗くとミツルさんがイワナの腸を取り炭火で焼く準備の最中・・
旨いんだなミツルさんの「イワナの塩焼き」・・腹の方が焼けはじめ香ばしい匂いがしてくる・・この後、ひっくり返して背を焼き、熾火になったころ新聞紙でドームを作り、蒸し焼きにする。半日、手間暇かけて焼き枯らしたイワナは頭も骨も丸ごと食べられる・・
「民宿わらべ」を開いて25年、いったい何匹のヤマメやイワナを焼いたんだろうね。あのときはこうだったあーだったと話していると、ゆったりと時が過ぎてゆく・・来年は泊りがけで「ミツルのイワナ」をアテに遠野地酒「国華の薫」をのみながら昔語りでもお聞きしたい・・
2012年9月7日金曜日
Rods
涼しい朝。外気温18℃、昨日より4~5度下がった。でも日中の予想は31℃で変わらん・・・今はTシャツ一枚では肌寒い。早めに仕事して、釣り行きたいな~。しかし、サンプルロッド・ラックも少し整理しないといけない、探し物は見つからんし・・ん~~
2012年9月6日木曜日
Tapered Leader & Wallet
この間、わざわざリーダーとティペットなどを買いに来てくれたお客様、その節はごめんなさい・・欠品していたもの入荷しました。MAXIMAは自分でも使うのでないと困る・・能書きには「しなやかで巻き癖の付きにくい柔軟さが、確実なターンオーバーとソフトなプレゼンテーションを生み出すドイツ生まれのノットレスリーダー」・・このドイツ生まれという言葉を聞くと「ドイツから来たブラウン・・」鱒のことじゃなくて「電気シェーバー」を思い浮かべちゃうんだな~「ドイツ」とか「スイス」から精密(precision)なイメージを連想するのは「世代」のせいかしらん・・リーダーワレットは「北海道メイド」ですが。
2012年9月5日水曜日
Spider's Cobweb
地面から約40センチ。縁の近くに巣食い、バッタを捕まえた「上臈蜘蛛」・・何週間も観察していたけど、今日「お宝袋」が二つになっていた。このジョロウグモの巣の範囲だから「彼女」のものに違いない。
どうやってこの「巾着」を作ったかは不明・・食糧庫なのか?子育て袋なのか?なんじゃこりゃ??・・
登録:
投稿 (Atom)