2014年8月31日日曜日
Flyfish
3chとNY3℃がやって来た朝は4時半頃から、おいおい平気かよと思うほどの「驟雨」・・雨も上がったので川に移動する。峠を越えたあたりから霧雨になり、そして下れば本降り・・晴れ男のご威光も今回ばかりは効かないようだ。3chのガイドと選択で「雨の日はココ」に入渓。先週の冷え込みや雨で水温も下がり状況はよろしく無いとの情報もどこへやら(実際、芳しくないが)ここでは仲良くヤマメ、イワナを釣り上げる・・
合羽を着て釣りをするのは、今年初めてだな~と「晴れ男」はつぶやいた・・
2014年8月30日土曜日
Fly Line
何シーズンぶりだろう?フライラインを新調した。画像では分からないけど、Hardy Flyweight に巻いたフライラインは「ピーチ」そのもの(当たり前)かたや、ORVIS CFO Ⅱのは年季の入ったラインで、ピーチカラーも退色。よく見ればクラックも入っているので前後巻き直しを要する・・444 DT3F Classic
2014年8月29日金曜日
BTC
Bamboo Trout Casting ・・ご注文のキャスティング・ロッド完成。このシリーズは5'0/5'6"/6'0"の長さがあるけど、これは5'6"-2pc. 火入れの効いたトンキン竹のシャフトにニッケル・フェルールを打ち込み、調整後に塗装・乾燥を繰り返す。その間に大まかなグリップを削り出し、トリガー付きリールシートを合わせてみる。今回のガイドはFujiのチタンフレームSICリング。スレッドは「マルーン」に黒ティッピングを5巻きで、よりクラシックな風合いに・・
2014年8月28日木曜日
CDC
本当はね、こういう毛鉤の方が好きなんだけど・・遠野・附馬牛、大出の「民宿わらべ」二代目がCDC Wright's Royal でいい釣りしているらしく、これは作らんといか~ん、と昔使っていたオリジナル・レシピのウイング等を変更してみた。ワタシの毛鉤はCDCを使うことは殆ど無かったのだが、ちょうど福島のWSからもらった「上物」があったので量産(と言っても5~6本)・・ボディの赤いところはフロスを使い、ハックルはブラウン・ダイドのヘン・サドル。腹が赤ければ何でも「Royal」・・イエローやLt.グリーンも「虫の腹」ぽくて良いな・・
2014年8月27日水曜日
Get Ready
金曜日から釣友が岩手に来るそうな・・昨日の天気は「岩手は10月上旬の気候となり、気温24度・・」とラジオで言っていたけど、それホントで涼しかった。車も窓を開け放して気持ちよく走行。週末の準備で釣具をA-Bagに入れ替えた。ロッドは"little fine fiberglass 633-3pc"と"Dundun premium bamboo 6'0"#3"を用意した。その写真をテラスで撮っていたら、うちの犬(キンちゃん)がやって来て、釣道具の匂いを一通り嗅ぎ、横でカイカイを始めた。おい!キミの毛が飛ぶじゃないかー(苦笑)
週末から日曜まで、この天気が続くといいな~ま、やって来るのは「驚異の晴れ男」と、他ひとり・・夏でも水温3度?(爆)
2014年8月26日火曜日
Glas-Pak 4 (four)
nca/ Glas-Pak 4...8'0"#DT4/WF5 4pc. fiberglass Rod にBellinger"the Golden Era of Bamboo-Reproduction Reel Seats"のDickerson-style Down-Locking thread Barrel をつけるとこんな「カタチ」に・・ワタシはもっぱら#4番ラインを使い、ゆったりとしたキャスティングで愉しむ。勿論、いざという時にラインスピードを上げてもティップがついて来るオールラウンド・グラスロッド・・「グラスパック・フォー」
2014年8月25日月曜日
Flyfish (extra)
「車止めから歩くこと1時間・・出ました尺!」と信州NSからメール・・いや~厳つい顔のイワナだな~。雷・大雨・増水のスパイラルに祟られている岩手だけど、釣る人は釣ってるみたい。家から合羽着てまで出かけたくない「怠惰な釣り師」としては天候・水量・時の運をただ祈るばかり(笑)
2014年8月24日日曜日
Right !
「The Ultimate Fishing Book」という昔NYで購入した本をみていたら目にとまった"The Saturday Evening Post"の表紙。Oliver Kemp(1886-1934)が描くランディング・シーンのイラストはロッドを反対向きにして体から離し取り込む「大正解」のロッド扱いの所作だ・・それよりも注目したのは発行日「June 22,1907」オリバー君21歳...107年前、日本で言えば明治40年ですぞ!!
リールはマルチプライヤーの様な感じで(こんなフライリール有り?)ロッドはグリップに藤巻されたバンブーに見える・・ん~30数年を経て新発見をした気分・・画像のロッドは"little fine fiberglass 633-3pc." リールシートにはBellinger社 PAYNE type C&Rをつけてみた・・正しい選択・・かも(笑)
2014年8月23日土曜日
Short Glass
ショート・ロッドってどのあたりまでの「長さ」だろう?・・7ft.がショートという人もいるけどワタシの基準(笑)では6'6"以下かな。今までncaグラスロッドはK-Glassの5'9"が一番「短い」(短かった)・・新しくT-Glass で633/593の2種が登場。ショート・グラスロッドの選択肢が増えた・・ショートロッドはちゃんとキャスティングしないと釣りにならない「玄人好み」の竿かもしれない。リーダーも必要以上に長くしないで、ロッド長さの1.5倍(9ft.)くらいが最も扱いやすく、狙ったスポットに毛鉤を投射することが出来る。これもまた楽しいロッド・・
2014年8月22日金曜日
Flyfish (extra)
お盆時期に往復1500km以上走って釣りにならなかった信州NSから画像が・・リベンジ!したそうな・・朱点があるからアマゴ。NSの現在住まいするところからも近いフィールドでnca/T-Glass Rodも活躍してるなー
「楢」などで構成される照葉樹林を流れるYMR川。いいね~こういう環境の川好きだ~森が明るいものね。次回は是非「あのロッド」で・・(笑)
2014年8月21日木曜日
NEW! Glass
ほら、やっぱりこっち先にやっちゃった・・と言われそう(笑)巻き終わり、これから塗りの工程へ。作業中にロッドネームまで考えた・・「nca "little" fine」fiberglass。6'3"#3と5'9"#3の二種でどちらも3ピース。コルクグリップの長さは130mm。ストリッピング・ガイドはMildrum ME-7という小さなサイズを使う。
2014年8月20日水曜日
Reel
フライの雑誌・季刊19号(1992年3月10日発行)の表4(裏表紙)に広告がある「CLASS ONE FLY REEL」・・あれからもう22年・・仙台にあるショップ「杜の家ブルック」のHPを見ていたらナロースプールのmodel 25が「中古」として販売されていた。頻繁に使われていたらしく、細かい置き傷などがあるけど初期のM&Mモノはアルマイトをかけていない「アルミ6063H」耐水ペーパーとバフ仕上げでピカピカになる筈・・誰か欲しいと言っていなかったっけ?
2014年8月19日火曜日
Bookshelf
雨が続き釣りにならない。8月もお盆を過ぎて涼しくなったのはいいんだけどね・・1975年8月29日購入の「遥かなる山釣り」山本素石(1919~1988)産報レジャー選書刊・・39年を経て読み返し(何度か読んでいる筈だが)見方、読み方が変わったのか、とても新鮮。今ではダム湖底に沈んだ村や川が鮮明に描かれている。あ~行ってみたかったなー。左上のナイフは同時代に購入した「Buck Esquire」あまり使うことがないので「新品同様」・・先日、到来物の山梨の「桃」をコレで剥き、美味しく頂いた・・
2014年8月18日月曜日
Builder's Proof
ご注文いただいたロッドを作っているときに頭に浮かんだ別の「カタチ」がOrvis Little"Superfine・・えっと、確かMartin J.Keaneの「Classic Rods and Rodmakers」のOrvisの項に写真が・・ブランクはファイバーグラスで6フィート #3番、3pc.・・スピゴットペグを削り、圧入・接着・調整。コルクスティックからグリップ、シートを作り仮組み。ん~こっちを先に作っちゃおうかなー(笑)
「Classic Rods and Rodmakers」Martin J.Keane 1976 Classic Publishing Company/ Second printing limited to 1,000 copies,1983
2014年8月17日日曜日
Flyfish
信州NSが遠路はるばる、予約していた「nca Logo Cap」を取りに来た・・片道750km?!(爆)・・此処までくれば当然、釣りもという事で川へ。入渓時点ではどんよりと曇り、水量・水色もイイ感じ「大物の予感・・」などと話していた。釣りを始めたものの30分、空が泣き始めた。それでも毛鉤に魚が反応するので「えい!ままよ~」と続けていたが、雨足がさらに強まりこれはイケナイ・・
新しいキャップを着用した宣伝写真を撮ろうと思ったら、自分のカメラ忘れるし(画像はNSのカメラ借用。何とそれも、容量イッパイデスと表示が出ていくらも撮れなかった)・・出がけにウエーダー忘れて取りに帰るし、雨具は車の中だし、大雨で釣りにならんし・・「お盆」に釣りする「祟り」じゃぁー。キャップの後ろ、メッシュから降り込む雨までがやけに冷たい・・
2014年8月16日土曜日
Junk (3)
Thomas & Thomas 1989 Catalog に「the Enthusiast」8'6"#5/6ロッドが載っている・・壊れT&Tも壊れWinstonと同様「お掃除」してスレッド上もオーバーコートした。作業している間に、グリップ・シート部分を残し、ある程度の長さでカットして「展示保存」することを思いついた。そうなると他のジャンクロッド、SAGE GFL ⅡやHLLのGolden Shadowなどもやらなくちゃいけないな(笑)
2014年8月15日金曜日
Junk (2)
壊れWinstonのグリップ、シートの泥と埃を「ジフ」というクレンザーを使い歯ブラシで磨いた。コルクはサンドペーパー#240~#400番で軽く舐める・・アハッ、これだけ見ると新品みたい。このロッドに付けられているリールシートはアルミ・ダウンロック。バンブーとグラファイトに使用されていたモノで1977/1978 Catalogに載っている。モンタナ州ツインブリッジに移って、グラファイトに力を入れ始めた頃だ。当時最先端のIM6というハイモデュラス・カーボンを使用。
ストリッピングガイドから約10cmの箇所で折れてしまったこのロッドにはPerfection社ACG-#8が使われている・・こんな捨ててしまうようなモノの歴史を調べ直してみるのも愉しいね・・壊さずに、キレイにして取っておこうかな~
2014年8月14日木曜日
Junk
山梨の古い友人から「リールシートなどパーツ取りにどうぞ・・」と送られてきた折れた竿・・長いあいだ納屋に放り込まれていたようで、ホコリだらけなのだが「銘竿」の片鱗を残すグリップ、シート周り・・かっては活躍しただろうと思われるロッドたちも折れてしまえば、もう使い物にならない・・どっこい、nca でパーツとして蘇らせるぞ!・・画像の一番上からSage/使われているシートはStruble U-1...Diamondback/Struble D-2 N/S...H.L.Leonard Golden Shadow...Diamondback/Rodon Up-Locking Reel Seat...T&T 8'6" #5/6 Enthusiast...Winstonの昔のシート、T&Tと続く・・ストリッピングガイドもMildrum社のカーボロイがあったりして「ジャンクもお宝」(わたしにとって)
先ずは泥やホコリを落とす為に水洗いから始めるか~(嬉)
2014年8月13日水曜日
Mood
バンブーロッド用にHLL風のワインディング・チェックを削り出す・・ニッケル材は硬質で加工はし易いけど、ほんのちょっとの事で全体のイメージが大きく変わってしまう細かい作業・・気が抜けない。
1970年代にLeonard社で金属加工を担当していたTom Balley爺さんも息を詰め、一つ一つ作っていたのかしらん・・
このカタチ・・「気分」でしょ
2014年8月12日火曜日
Cap & Ring
こちらは定番の「キャップ&リング」・・H.L.Leonard バージョン。スペーサーウッドは明るめのSpanish Cedar(スペイン杉とでも訳すのかな)レナードだと「バターナッツ」を連想しがち。軽いのは良いのだ材質がバルサの様に柔らかいのでスパニッシュ・シーダー材の方がスペーサーには向いている。1970年代のHLL Rods で繊細なロッドとして知られている「Letort」シリーズ中、model 36L(6' L2Fライン指定)は1oz.(28.35g)と驚異的な軽量!そのタイプのリールシート金具のReproduction。ニッケルシルバーの輝きが美しい・・
もう一つ忘れちゃいけない「E.F.PAYNE」タイプ。ウッドは当然、Walnut(クルミ材)がよろしい....ニッケルをブルード(黒染)したらペインそのものだね(笑)さすが、高品質を誇るBellinger社の金属加工とウッドのセレクトに感じ入る「the Golden Era of Bamboo-Reproduction Reel Seats」
お問い合わせ、ご用命はnca(North Country Angler)まで・・
2014年8月11日月曜日
nca/ Angler's Logo Cap
ncaの新しいロゴキャップ完成・・釣りをしていて熱くなり(笑)蒸れるのが嫌で、今回は後ろを柔らかなポリエステル・メッシュに前面とツバをチノクロスにしました。アングラーズ・マークはシルバーグレイ糸で刺繍。カラーは二色、REDとNAVY。フリーサイズ。帽子本体はベトナム製・・@¥3,240(税込)ご用命はncaflyfish@Gmail.com までご連絡ください・・
Sliding Band & Pocket
「the Golden Era of Bamboo-Reproduction Reel Seats」の続き・・L.ディカーソンもそうだったけどE.ギャリソンもリールシート金具は自ら旋盤を使い製作していた。当時の作業写真がエバレット・ギャリソン/ホギー・カーマイケル共著「a master's guide to building/ A BAMBOO FLY ROD」(1977年初版)に掲載されている・・ギャリソン・タイプのグリップだけではなく、パンプキン・グリップ等にも使用できるオールコルクのシートと考えればよろしいかと・・
2014年8月10日日曜日
Down Locking
Dickerson Rod...日本ではあまり馴染みがないと思う。わたしも2種2本キャストしただけで、所有はしていない・・Lyle Linden Dickerson(1892-1981)ミシガン州デトロイトのバンブーロッド・メーカー。Chet Croco/Bellinger社から「Dickerson Reproduction Reel Seat」が発売されている。懐古趣味のncaは取り寄せてみた。なかなかの「質感」を持つディカーソン・タイプのスクリュー・ダウンロック・シート。フィラーにはウォルナットで決まりだな・・
現地価格は$92。日本に輸入し販売するには、送料・関税・通関料・内国消費税・地方消費税(税+税+税、三つの税じゃないか!)と増え、予価¥13,000前後に。お高いのだがこの完成度ならば致し方ないかと・・
ディカーソン好みの後ろ小さめ「フィッシュテール」グリップにシートを合わせてみる。バンブーでもグラスでもグラファイトでも似合いますね~(笑)古き良き時代、the Golden Era of Bamboo-Reproduction Reel Seats を使いncaでロッドを作り、さあ気分はなんでもディカーソン!........to be continued
2014年8月9日土曜日
Line
空の広い田舎では、低く垂れこめた雲のながれを目で追うと雨の降っているところと降っていない「境」がわかる。あ~来るな、と思ったら案の定「雨」それも豪雨・・北上川は増水・濁流。雫石や八幡平などで大雨だった様だ。稗貫川も一気に濁流に・・昨日は遠野地方に大雨・洪水警報が発令されていた。「水の引き際がいいんだよ・・」と言われても川に出かけるタイミングがなかなか取れない・・陸生昆虫の毛鉤を投げたいんだけどな~新しいDT5Fラインをリールに巻いておこう。使うロッドも決めてある・・あとは天気だけ(笑)
2014年8月8日金曜日
Yellow Jacket
知らんかった・・Fenwick Yellow Jacket fiberglass casting Rod(1970年代)...好事家の間では人気の竿らしい・・あのJimmy Greenが関わったバスロッド。なんたってフライロッドばかりに目がいっていたからね~(笑)黄色いファイバーグラスのブランクカラーから連想し、キイロスズメバチ(Wasp)のイラストまで入れてあることから、この強そうなロッドネーム「Yellow Jacket」 が付けられたのかな?蜂の一刺し!
オリジナルの巻糸はオリーブにオレンジ・ティッピング、ガイドはPerfection ACG Ceramic が配されている。そこらに転がっている安ロッドかと思っていたけど、おっとどっこい、お客様がお金をかけてクラックのリペアとガイド部巻き直しを依頼する理由が分かりました・・失礼いたしました(笑)
この剥げた文字もうまい具合にリタッチ後オーバーコートしておくかな~
2014年8月7日木曜日
Blanks
5'0"~長いところで8'6"まであるフライとスピンの「バンブー・ロッド・ブランクス」・・六角に接着されていて「竿のテーパー」にはなっているんだけど、フェルールはついていない。ブランクストッカーがゴチャゴチャしてるので「整理整頓」しなくちゃね・・見る度に思うだけ(苦笑)
2014年8月6日水曜日
Tube
ロッドケースのチューブ・・色々な太さとヘッドがあるね。nca Rods用はマルチピースが多いので45mm外径に統一することに・・スピニングなど太いところは70mm径で対応。欠品したのでパイプとブラスヘッドを発注したら納品まで二ヶ月と言われた。要らないという人も多いけれど、やはり安全を考えると多少値が張ってもアルミケースに入れて運びたいのが釣り人心理・・
2014年8月5日火曜日
Full Wells
Graphite 3pc. "CLASSIC"の塗装完了し最終的な調整段階へ・・グリップの握りは、ほぼ「小指」と「薬指」で行われ、他は「添え物」の様なもの。「握り心地」ホールド感というか、を決定づけるのはこの部分の太さによる因ることが多い・・ncaがコルクスティックから削り出す「Comfortable Full Wells」
2014年8月4日月曜日
Knife
VICTORINOX のナイフ、1974年に購入してから40年経っていたことに気づいた・・"Fisherman"というモデル。今ではスイス十字マークや魚のマークも型押しプリントのようだが、昔のは「象嵌」されている。切れ味はビクトリノクスが良いとか、いやウエンガーだとか購入当時、議論されていた記憶がある。わたしが選んだ基準?「魚マーク」に惹かれて買っちゃったもんね(笑)
便利なのは「鋏」ハサミ・・釣り場でもいつでもどこでも、大変に役立つ。
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