2025年6月22日日曜日

ORVIS(Graphite)

 近年、ORVIS Fullflexグラファイトの人気が再燃しているらしい。47年も月日が経てばコルクも油分を失いカサカサとなり心地悪さが掌に伝わる。今回の釣行で「実感」したので早速交換。キレイになったでしょ?これを持って、また行きたくなってしまった。フライロッドは折れていない限りグリップなどを交換修理すれば再生可能だから、修復作業は「経験と技術」のncaにお任せ下さい...(笑)

2025年6月21日土曜日

Rodmaker 24/7

Rodmaker 24/7のブランクスを使い、「南の島」のガーラ(ヒラアジ)を狙うロッドを製作。4ピースの9ft#5/6番である。ソルトウォーター・ユーズということもあり、ガイド部は糸を巻き返し「丈夫」に拵えた。リールシートはFeatherweight社のアルミ製#8-12、ダブルスクリューでリールを固定。グリップは160mmのフルウェルズ、スレッドはグデブロッドGudebrod #200/Sunburst。グリップ上とトップ下はカラープリザーバーで色止め処理をし「洒落て」みる。沖縄の美しい海で活躍することを願って...

2025年6月20日金曜日

Re-Born

グリップとシートフィラーを再生するRe-Born。簡単なイラストを描いてオリジナルの寸法を測り、記入。全てを以前のカタチに近づける...
先ずはシートの再生から。使うリールを取り付け、寸法を調整。グリップに受ける穴inletの径の印をつけ、ハンドリューターで掘る。
あとはブランクに接着後、フォルムを調整していく。思い立って作業を始め3時間...「魔天将軍」(待てん性分)降臨...(笑)

2025年6月19日木曜日

Time goes by.

 
 このORVIS GRA "TROUT"は1978製だから47年前、ポートランド・オレゴン州のカウフマンズ・ストリームボーンから購入した。当時はアウトフィット・コンプリートと言ってロッド、CFO IIIリール、フライラインと纏めて売っていた。その頃から3ピース好きで(日本国内では販売されていなかった)リストを見てファックスで注文。送金は郵便局で為替を作って書留で送る、そんな時代だったことを思い出す。東京・奥多摩で初ヤマメを釣ったのもこのロッドだ。北海道に持ち出して使っているうちに、手に違和感。長い「歳月」でコルクがデコデコになっている事に気づく。自分の事は後回し「紺屋の白袴」とはこのことだ。しかし、早くもコルクリングを接着して用意した。お客様を優先しなくてはいけないのだが・・でも待てないな〜さっさと「握り心地」を良くしよう!...(笑)

2025年6月18日水曜日

Bamboo

北海道滞在中にメールを頂いたけど、帰着日をお知らせしておくしか無かった。それに合わせて「来訪」され、いろいろな話をしながら打ち合わせ。nca/Bamboo 6'6"#3/swelled buttでお仕立てする。グリップは太め・長めの145mm、シートはBellinger C&R/HLLを黒染め。スレッドはベージュで要所の飾りはLt.GreenにRed。Struble Agateを黒染めで使う。現在、ブランクスのバーニッシュ中...

2025年6月17日火曜日

angler's mail

『14日(土)にやっと、稗貫川の橋の下にサクラ鱒1匹見つけました。同日、お昼頃に町裏の堰堤プールに小型の鱒3匹を見つけたのも今シーズン初めて。この時期にして目視出来た鱒がこんなに少ないのは4シーズン目にして初めてです。サクラマス用に作った竹竿だけは絶好調なんです(笑)八寸位のヤマメは3匹釣りました...』稗貫川のサクラマス釣りは6月一杯で禁漁になります...ちょっと川の水が少ないかな〜昨夜からの雨に「期待」を寄せる。

2025年6月16日月曜日

Rodmaker 24/7

「釣り旅」に行く前に揃えておいたパーツ。遊び過ぎたので記憶とメールのやり取りを辿りながら「再開」(笑)Gudebrod #200/Sunburstで巻く。ソルトウォーターで使うらしいので丈夫に作る。ファイティング・バットにラバー製マッシュルームを採用。これも手に入らず在庫限り。リールシートもFeatherweight社のラストワン...

2025年6月15日日曜日

Flyfish (trip 18)

今回の釣行で雨に降られたのは一日。観光をしていたけど、夜になって雨も上がり(濁りが入りダメな川もあったが)イブニングのライズも楽しむことができた。nca製作のロッドを手にした釣り人達。毎日が釣りの「北海道釣行」20日間でした。皆さん、ありがとう...
札幌まで出て、10年ぶりにフライショップ「THAMES」テムズに立ち寄り、旧知のAM店長の懐かしい顔に再会...
帰路は新千歳空港から55分の空の旅、いわて花巻空港に到着しました。あ〜楽しかった〜(笑)

2025年6月14日土曜日

Flyfish (trip17)

前夜の雨で泥汚れしていた車が洗車したように洗われた。お目当ての川は増水して泥濁り。ウロウロするものの、釣り人たちの考えることは同じで、候補の川も駐車車両が目立つ...(苦笑)イブニングまで暇なので「観光」を。気になっていたナイタイ山(1332m)に広がる、上士幌や十勝を一望する「ナイタイ高原」標高800mに向かう。牛の放牧地で道路も整備され一気に標高800mまで登れる。途中、流れる「ナイタイ川」はアイヌ語で“ナイ・エタィエ・ペッ”と言い「奥の深い沢」という意味。確かに深い森に囲まれた奥のふかい流れである…
20日間も滞在すると、苗で植えられた小麦もこの通りに成長して緑の大地に変貌...(笑)
D車の窓に貼られたステッカー。毎日お世話になりました...

2025年6月13日金曜日

Flyfish (trip16)

入渓して暫くは「異常なし」…何かが流下して、鱒のスイッチが入り釣れ始めた。空には昨夜の残りのモンカゲロウやヒゲナガが単体でみられるが、ライズしているのはコレではない。フライのサイズを落としライズのあった場所に投げ、ヒット…圧のある水勢に乗り、走る。岩手に移住した1996年に作った、Lamiglas 805‐3pcは弧を描き、それを止める。
川原が無いので、ネットに入れ葦際まで移動してパチリ…
途中にあった流木は、鉄製のとんがり頭を被って横たわっていた。なんでしょ、門柱?…(笑)

2025年6月12日木曜日

Flyfish (trip15)

オルビスのキャラクターの様に合わせる(笑)ORVIS Graphite TROUT 8ft 3pcとCFOⅢは購入から47年を経過し、釣行の思い出が数々こもったロッド。この下流にコンクリートの構造物があって、鱒がその下に逃げ込もうとするから、いかないように止めている最中だ…
今回の旅で、そろそろグリップのコルクを交換しようかな~と考えながら、毎日のように握っている…

2025年6月11日水曜日

Flyfish (trip14)

モンカゲロウのハッチが始まり、べた~っとした緩い流れを流下する。水面を凝視すると羽化したモンカゲの脱皮殻が水面に漂う…
突然「ガボッ!」と音がしてKYがヒットした。鱒が逃げまどいロッドがしなる。深場に持ち込まれると鱒のアドバンテージとなるので慎重なやり取りをして、ランディング。
彼が昨年釣り上げた鱒のサイズを更新したそうだ…
鱒を手にした、うれしいそうな顔がニヤついていた(笑)あとで聞いた話では、フライはコンパラダンの#10で4Xティペットだったとか。

2025年6月10日火曜日

Flyfish (trip13)

閑話休題、釣りの移動中に「観光」を。いずれ風化で崩れ去る前に、糠平湖に水没したタウシュベツ川橋梁を見ておく。
「タウシュベツ川橋梁(タウシュベツがわきょうりょう)は北海道上士幌町の糠平湖にある、1937年に建設された旧国鉄士幌線(廃線)のコンクリート製アーチ橋(全長130m、10mⅹ11R)である。1955年、糠平ダムの完成に伴い水没。名称に関しては「川」を省略しタウシュベツ橋梁と称されることもある。よく晴れた風のない日に、湖面に橋が映ると眼鏡のように見える。またアーチ橋ということもあり、「めがね橋」の別名を持つ。古代ローマの水道橋遺跡を思わせるその姿は、周辺の景色とも調和しているとされる。第1回北海道遺産に選定された「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」のひつである」Wikipediaより抜粋。
エゾシカの家族。右に写る、まだ幼い小鹿は恐れ知らずで寄ってきた…この道を下り川に出たいんだけど(笑)

2025年6月9日月曜日

Flyfish (trip12)

友人監視の中、ライズを釣る。皆から、ほら左、右と指示をされるなかで、合わせ損ねをカウントされる。なんと「7スカ!」…(笑)
投げること8回、やっとこフッキング。爆笑の中、ORVIS Trout 8ft.3pc(1987製)の本領を発揮して寄せる… 
もっとデカイと思っていたけど、ありがとう私のフライに出てくれて…

2025年6月8日日曜日

Flyfish (trip 11)

午後から入渓した川で、ライズがあるけどなかなか乗らない。何喰ってんだ?という話になり、毛鉤をとっかえひっかえ(笑)ブラウン系?グレー系、カディス?スペント?絵にかいたようなコンプレックス・ハッチ…
そこで役立ったのがKYがネットを張り替えた「インスタネット」で、流下する水生昆虫を捕らえ観察するインセクトネットにも使える…
ヒラタカゲロウのダンや茶色いスピナーやらと判明…
遅くなってヒゲナガやモンカゲロウが少量ハッチして飛び交うも、捕食されていない。「科学する釣り人」Sientific Angler…(笑)

2025年6月7日土曜日

Flyfish (trip10)

 ラワンブキ、漢字で書くと「螺湾蕗」の大きな葉に囲まれた川原。Wikipediaによれば「アキタブキ(秋田蕗、学名:Petasites japonicus subsp. giganteus)は、キク科フキ属の多年草であるフキの亜種。エゾブキ、オオブキとも呼ばれる。ラワンブキは、アキタブキの一種。足寄に螺湾という地名があり、産地である…
入渓した場所は見るからに好ポイントで、カディスのハッチもありすぐに釣れると思いきや、苦戦。二時間くらい遡行しただろうか…ncaが小さめの鱒をかけてすぐに、KYが右岸の大岩下で掛ける。
「いるじゃない」とこちらのスイッチは入ったものの、あちらはオフで「沈黙の川」ここは阿寒(あかん)川…(笑)

2025年6月6日金曜日

Flyfish (trip9)

40年以上前に札幌から乗って、降り立ったことがある根室本線「新得」の駅。駅わきには入浴施設がまだあった。送り迎えで駅まで来たけど、昔と大して変わらない町並み。雲が有るけど、十勝の青空が美しい。
鹿追、瓜幕など漢字で表記されているが、もとはアイヌ語地名なので意味をしらべてみた。「ウリマク」は「その丘の奥」の意があり、士幌まで20kmの直線道路が続く。町名になっている「シホロ」はアイヌ語の「シュウウォロー」が転訛して名付けられたものだと言われ「広大な土地」を意味する「シュウウォロー」の発音を訛って変化させたとか…
大きな鱒にメジャーを当て測る、HK。北海道の鱒はでっかいどう(笑)

2025年6月5日木曜日

Flyfish (trip8)

前夜ハッチしたヒゲナガの脱皮殻。きれいに抜けるもんだ…
AMは初めての北海道での釣りに合わせ、この時期に出るモンカゲロウのフライを巻いてきたらしい。彼はライズがあれば必ず釣る。まぁ、なくとも釣るけど…(笑)
ロッドはNCAでフルレストアしたE.F.PAYNE bamboo 8656‐3pc.アダルトが散発的に羽化する緩い流れのモショモショしたところに、モンカゲのフローティングニンフを流して掛けた。う~ん、やるもんですな…

2025年6月4日水曜日

Flyfish (trip7)

河原でのお昼用にセコマ・ホットシェフのおにぎり、塩サバがうまいと教えられ購入。おやつにはチュロス3個入を一袋…
今日もよく釣る…カディスのハッチと流下の時間に、また掛けました~(笑)
ロッドはSteffen Bros.8656、グラス、Masu Netからはみ出してますね~

2025年6月3日火曜日

Flyfish (trip6)

あいにくの空模様、寒いし…カディスのハッチと流下が始まると鱒にスイッチが入り、釣れはじめる…
対岸でDがヒット…このあと、20分くらい続いたカディスの流下はパタリと止まり、釣れなくなった。なにかの流下があり散発的なライズはある。
このくらいのサイズなら釣れるんですけどね~話に出てくる鱒はなかなか難しい。運気・根気に勘どころといったところか…(笑)