2025年12月9日火曜日

Ultra Light (2)

昨日は完成した5'3"1/2/3ロッドをアップしたけど、Swell butt/ULブランクスを持っていたよな〜と探したら5ft.9inch/3pc.が有りました。カラーリングはクリア・グリーン、ライン指定は#1/#2/#3番。細身のフィッシュテール・グリップにstruble/U27sシートでアップロック・スライドバンド、スレッドはシルクのオリーブ#81に同じくシルク#004のチャイニーズ・レッドで飾り巻き。仮組みして暫く眺める...

2025年12月8日月曜日

Ultra Light

 整いました..お題は「OSP/5ft.3inch-3pc.」それもカーボン・スウェルバットで...いつもなら「製作仕様書」が送られて来るけれど、今回は「オ・マ・カ・セ」である。そこで、このスエルswell(膨らみ)を生かし強調する、125mmで二種類のシガーグリップにした。支給されたシートはメープルとゼブラウッド、金具はN/SのC&Rである。糸の色も少しばかり変えてみる。ラインは#1/#2/#3番が使えるとの事。どこで、何を、どの様な毛鉤で狙うかは、使うFFMのみぞ知る...(笑)

2025年12月7日日曜日

Peerless

 Peerless ピアレスを和訳すると「比類なき」とか「天下一品」「天下無双」などの賛辞句である。昔のPhillipsonバンブーロッドにもついていた「ピアレス」名。ボブ・コルセッティBob Corsettiのリールもその名を冠していた。画像のTrout Smiths 703-5pc.にもその名を供したい(笑)7フィートで5ピースだけど#3番ラインがジャストフィット。投げても掛けても気持ちが良い。こんなロッドは、そんじょそこらには無い、まさに「比類なき」peerlessグラスロッド...

2025年12月6日土曜日

inside

Hardy Bros.時代のマルチプライアーmultiplierリール、LRHライトウェイト LightweightとMarquisの中を覗く。見た目はシンプルだけど「部品点数」が多いのに驚く。古いハーディ社のカタログに、マーキス(発音はマーキィと聞こえるが、日本ではマーキスが一般的か・笑)の製造工程が解説・掲載されており、興味深い。ドラグ構造は通常のシリーズと変わりは無いけど、ハンドル部のユニットに秘策あり。開けたついでに要所へ新しいグリスを施しておく...

2025年12月5日金曜日

Quality

spalted 【木材内に菌類の腐敗により生じた黒っぽい不規則な線が入ったもの。装飾的な表面を作るために使用されることもある。】旧ベリンジャーBellinger/DLSBリールシートのSpalted Mapleフィラー。どれひとつとして同じ柄は無い、自然が創り出した造形。使われる金具はニッケル・シルバーNickel Silverから削り出されたクオリティの高いモノ。リールシートはグリップ・スタイルと共に、そのフライロッドの「印象」を左右する重要な「部品」である...
このDLSBシート、在庫のある限りは「使用可能」です...

2025年12月4日木曜日

Parabolic

「4番ラインのススメ」...GLASTECHデニース・フランケ先生によれば「4番ロッドでは10〜60ft.(3m〜18m)の範囲で、使用するフライサイズは#8〜20番がよろしい」と説く。風のある流れで大きめの毛鉤を投げたい。そこで持ち出すのはMcFarland "Parabolic" 7'2' #4wt.4pc.。完成したロッドとブランクス、それにピッタリの、ローヤル・ウルフ・プロダクツRoyal Wolff Line/LBWF4Fあります...

2025年12月3日水曜日

Stream

「ストリーム」streamはTAKADA Glassに付けられた名である。かってはロッドだった形跡の残る「ブランク」に記されていたシリアルNo.から22年前のものと分かる。新装したtopedoグリップの長さは210mm、ストリッピングはカーボロイ。オリジナル・ネームも消し、ncaの手で書直してストリーム7ft.#3/5pc.はこの様に「別物」に変貌した。タカダロッドは既に活動していなく、貴重な一竿となる。タカダ・グラスの7334-3pc.の手付かずのE-glassブランク、一本あります。ご希望の方はメールで ncaflyfish@Gmail.comまでお問い合わせください...

2025年12月2日火曜日

Repair

頼んでおいた「林檎」を受け取りに行ったら、開口一番で「ご相談が・・」と言われた。D社のヤマメ竿Master Zeroとかいう8本継の竿の穂持ち2番が中間位でポッキリ破断。コレを治したいとのこと。え〜ガイドのついていない振り出し竿か〜調子変わりますけど(苦笑)帰路の車中で「方法」を模索しているワタシがいた。帰宅後マイクロメーターを持ち出して計測したら、ソリッドの穂先は0.596mm、細すぎて持つのも怖い。そのセクションの竿尻は2.822mmである...
し〜かし尻径が通過できる内径のカーボン・パイプを挿入・接着し、絹糸で補強巻きを施してから薄目に塗装すれば良いとの結論を得た。「竿はサオ屋」やれば出来るぞ、NCA...(笑)

2025年12月1日月曜日

E-glass

 そう言えば、この方はE-glass Rodを探していたな〜(笑)マクファーランドMcFarland E-glass 5'5"#2wt.5pc.ロッド。仕舞い込み寸法は360mm(14inch)しか無い。120mmコンフォートcomfort・グリップに旧型のBellingerシート、水色のPerfect Agate。改装したら「印象」が変わった。GLASTECHの1995年カタログに「#2番ライン・ロッドは8〜45ft.(2.4mから13.5m)の範囲で使用し、適合するフライは#14〜28番」とあった。いかにもデニース・フランケ先生Dennis Frankeが好みそうなロッドである...